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2008年3月の36件の記事

2008.03.31

LAIBACH『Let It Be』(88)

 非常に懐かしいアルバムである。

 20年前、あたしがガッコを2留して奈良の会社に会社訪問した。サークルで一緒に活動していたKという友人は一足先に卒業し、地元の奈良に戻り仕事をしていた。ついでなのでそのK宅に寄ることにしたのだが、どうせなら、ということで一泊させて貰うことになった。

 Kには兄貴がいて、その兄貴が面白いアルバムを買ったというので録音したものを呉れたのがこのアルバムだった。確かにあたしの好みを知っているKが薦めるだけのものがあって、この20年間ずーっとそのテープ、テープからmp3に落したものを聴いていた。

 輸入アルバムということで、普通には見つからなかったのだが最近ようやくそのCDとなったアルバムを見つけるに至った。

 LAIBACH ライバッハはユーゴスラビア(現スロベニア)のバンドで全体主義的な重圧感をモチーフにしたバンドである。音楽もさることながら、ボーカルも超低音でガチガチだ。実を云うとビートルズの『Let It Be』をカバーした曲らしいのだが、初期以降のビートルズはあんまり好きでなく、原曲は聴いたことがない。しかし、ライバッハの音楽は音楽として非常に洗練されたものとして好きである。近いうちに原曲も聴いておこうかと思っているのだが、おそらく似ても似つかないものだろうと思う。

 メンバーが自殺したり、(内戦の地でもあるし)空爆で死んだりという話もあるようだ。表題曲の「Let It Be」を唯一抜かした『Let It Be』のカバーアルバム。聴く人によってはいろいろ印象が異なるかも知れない。(こちらで試聴できます)

Let It Be
Let It Be

Laibach (アーティスト)
CD (1992/7/28)
オリジナル盤発売日: 1988
ディスク枚数: 1
フォーマット: Import, from US
レーベル: Mute

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エドワード・ゴーリー2冊(BlogPet)

O-Maruの「エドワード・ゴーリー2冊」のまねしてかいてみるね

新たに叱責する自転車エドワード・ゴーリー(表紙を拡大)出版社:430926588XISBN-4309265889発売日:2002/12)(2002/9/9/9/12)

*このエントリは、ブログペットの「フタキンSkywalker」が書きました。

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2008.03.30

スティーヴン・オカザキ『ヒロシマナガサキ WHITE LIGHT/BLACK RAIN: The destruction of Hiroshima and Nagasaki」』(07)

 日系日系3世アメリカ人のスティーヴン・オカザキによるドキュメンタリ映画。広島から6人、長崎から8人、そしてアメリカの関係者4人の証言により、広島と長崎で起こったことが示される。

 あたしとしてはNHKのドキュメンタリ等でこの出来事については多くを見聞きしているので、正直云って特に目新しさはない。被爆者については14人とやや多めの証言になっているので淡々とした印象は拭えない。しかし、現在の姿といくらかの当時の映像による記録とのギャップがあり、年老いてしわくちゃになり傷が目につかなくなっているものの、若いうちはどれだけ辛い思いをしたのかが偲ばれる。

 証言者には「はだしのゲン」の原作者である中沢啓治を始め、何人か有名な方の姿もあった。

 原題は『白い光 黒い雨』。原爆を象徴するふたつだ。まぁ、黒い雨に関する証言はいくつかしかなかったが。

 しかし、この作品がアメリカのケーブルTV局HBOによって製作されたものであり、全米放送されたことは高く評価されるべきである。アメリカでの原爆展は開催されてもほとんど意味をなさないものになっていたようであるし、これによってヒロシマとナガサキを知った者も多いはずである。

 ちなみにこの作品は、渋谷で「1945年8月6日って何の日か知っていますか?」と問い掛けられ、答えることのできない若者の姿から始まる。

ヒロシマナガサキ
ヒロシマナガサキ

監督: スティーヴン・オカザキ
字幕: 日本語
画面サイズ: 1.78:1
ディスク枚数: 1
販売元: マクザム
DVD発売日: 2008/03/28
時間: 86 分

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2008.03.29

エドワード・ゴーリー2冊

 新たに2冊。順調に買い揃えているエドワード・ゴーリー。しかし、なかなか消化できません。

優雅に叱責する自転車
優雅に叱責する自転車

エドワード ゴーリー (著), 柴田 元幸 (翻訳)
出版社: 河出書房新社 (2000/12)
ISBN-10: 4309264352
ISBN-13: 978-4309264356
商品の寸法: 15.6x13.2x1.4cm

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敬虔な幼子
敬虔な幼子

エドワード ゴーリー (著), 柴田 元幸 (翻訳)
出版社: 河出書房新社 (2002/9/11)
ISBN-10: 430926588X
ISBN-13: 978-4309265889
発売日: 2002/9/11
商品の寸法: 18x16.6x1.2cm

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2008.03.28

ヤコペッティ

 本日もとりあえずの購入報告のみ。すでに廃盤になっており、倍の価格で取り引きされているものが、幸いにも定価以下で入手できた。発売前に気になってチェックはしていたものの、それ以来すっかり忘れてしまっていた。

 ヤコペッティの作品はあたしが小学生の頃、TVで見て以来、30年近く再び見る機会がなかったのだが、「世界残酷物語」や「世界女族物語」、「さらばアフリカ」くらいは連続放送されたのではなかったかと思う。世界の奇習を集めた一応ドキュメンタリなのだが、とにかく嘘臭い。日本も一部出てくるのだが、そこではほぼ完全な虚構が演出されている。映画には"モンド映画"と云う怪しいドキュメンタリ映画のジャンルが存在するが、これは「世界残酷物語」の原題"MONDO CANE"(犬の世界)に由来している。

 いわゆる馬鹿映画の一つなのかも知れないが、それでも心を惹くところがある。リズ・オルトラーニによる「世界残酷物語」の主題曲「モア」もいい。

ヤコペッティ世界残酷シリーズDVD-BOX
ヤコペッティ世界残酷シリーズDVD-BOX

監督: グァルティエロ・ヤコペッティ
出演: ロッサノ・ブラッツィ
言語 イタリア語, 日本語
字幕: 日本語
ディスク枚数: 5
販売元: ジェネオン エンタテインメント
DVD発売日: 2004/01/23
時間: 536 分

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 以下、セットの内容。

ヤコペッティの世界残酷物語<ノーカット完全版>
ヤコペッティの世界残酷物語<ノーカット完全版>

出演: ロッサノ・ブラッツィ
監督: グァルティエロ・ヤコペッティ
言語 イタリア語, 日本語
字幕: 日本語
画面サイズ: 1.33:1
ディスク枚数: 1
販売元: ジェネオン エンタテインメント
DVD発売日: 2004/01/23
時間: 98 分

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続・世界残酷物語 <ノーカット完全版>
続・世界残酷物語 <ノーカット完全版>

監督: グァルティエロ・ヤコペッティ
言語 イタリア語, 日本語
字幕: 日本語
画面サイズ: 1.33:1
ディスク枚数: 1
販売元: ジェネオン エンタテインメント
DVD発売日: 2004/01/23
時間: 96 分

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さらばアフリカ
さらばアフリカ

監督: グァルティエロ・ヤコペッティ
言語 イタリア語, 日本語
字幕: 日本語
画面サイズ: 1.33:1
ディスク枚数: 1
販売元: ジェネオン エンタテインメント
DVD発売日: 2004/01/23
時間: 122 分

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ヤコペッティの残酷大陸
ヤコペッティの残酷大陸

監督: グァルティエロ・ヤコペッティ
言語 イタリア語, 日本語
字幕: 日本語
画面サイズ: 2.35:1
ディスク枚数: 1
販売元: ジェネオン エンタテインメント
DVD発売日: 2004/01/23
時間: 118 分

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ヤコペッティの世界女族物語
ヤコペッティの世界女族物語

監督: グァルティエロ・ヤコペッティ
出演: ピーター・ユスティノフ
言語 イタリア語, 日本語
字幕: 日本語
画面サイズ: 1.33:1
ディスク枚数: 1
販売元: ジェネオン エンタテインメント
DVD発売日: 2004/01/23
時間: 102 分

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2008.03.27

エドワード・ゴーリー関係4冊

 エドワード・ゴーリーの絵本を新しく4冊入手。実に簡単な絵本なのだけど、咀嚼出来ていない。とりあえずスゴい絵本の購入報告のみ。

おぞましい二人
おぞましい二人

エドワード・ゴーリー (著), 柴田元幸 (著)
出版社: 河出書房新社 (2004/12/21)
ISBN-10: 4309268005
ISBN-13: 978-4309268002
商品の寸法: 19x16.6x1.6cm

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不幸な子供
不幸な子供

エドワード ゴーリー (著), 柴田 元幸 (翻訳)
出版社: 河出書房新社 (2001/09)
ISBN-10: 4309264972
ISBN-13: 978-4309264974
商品の寸法: 23x18.6x1.2cm

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題のない本
題のない本

エドワード・ゴーリー (著), 柴田 元幸 (翻訳)
出版社: 河出書房新社 (2000/11/2)
ISBN-10: 4309267831
ISBN-13: 978-4309267838
商品の寸法: 18.6x16.6x1.2cm

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まったき動物園
まったき動物園

エドワード・ゴーリー (著), 柴田 元幸 (翻訳)
出版社: 河出書房新社 (2004/1/22)
ISBN-10: 4309267173
ISBN-13: 978-4309267173
商品の寸法: 18.4x16.6x1.2cm

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2008.03.26

青春時代

 「青春時代」。かつて流行った森田公一の歌。何だかさっきTVでやっていたが、この歌というのは流行った当時からどうも苦手な曲だ。

 森田公一の深刻ぶった歌い方がどうにもこうにもアホくさくて仕方ない。阿久悠の歌詞も妙に後ろ向きで、全く共感出来る箇所がない。

 従ってこの30年、生理的に受付けられず、この曲を聞く度に虫酸が走っている。

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2008.03.25

最近の愉しみ

 最近、好んでするようになったこと。早寝。

 3年くらい前まではとにかく起きていて、平日でも深夜3時まで起きているなんて当たり前で、早く寝ないと翌日にさしつかえるということで、3時半には無理をして寝床に入っていた。ところが今では午前12時半には寝ている。一日が2時間半減ると随分と一週間が過ぎるのが早く感じるものなのだが、寝ると云うことが心地よくなってしまった。

 それまでは寝入る前に最低でも30分は横になって本を読んでいたものだが、睡眠時間が多くなったのに連れて、10分も本を読めずに眠りについてしまう。4日もあれば読めていたはずの本が2週間もずるずると引っ張ってしまうようになってしまった。特に興味の衰えはないので読みたい本は一向に減らず、読み終えていないにもかかわらず、本が増えている。本格的な積ん読になっててよろしくない。

 そうして腹一杯になることが快感であると云うことを発見した。あたしはどちらかというといつも腹八分目と云うタイプでそんなに豪快に食べると云うことはないのだが、先日、夜半に腹が空き、花カツオ茶漬けを数杯食べると本格的に満腹になり、途端、幸せになってしまった。満腹になるとこんなに幸せになれるのかと驚いた。ストレスで肥満になるというのをよく聞くが、それがようやく理解出来たような気がする。味の善し悪しではなく、ひたすら腹を太らすことによる幸福感。この年代、本当に危険である。

 歳をとって愉しみが無くなってくると思っていたが、決してそう云う訳でもなく、意外なところに転がっているようである。しかし、他の人にあまりお薦め出来ることでもないのが残念だわねぇ。

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2008.03.24

卒業式

 今日は上の子が小学校を卒業した。もう、というか、やっとというかよく判らないが、とにかく13年弱何事もなく育ってくれたということで、なにやら嬉しい気分である。

 中学校に進学することに妙に張り切りを見せているが、あたし自身はそんなに嬉しかった憶えはない。よく判らんが...という感じだったような気がする。息子の小学校はそのまま中学校の校区の一部になるようだが、あたしの母校の小学校は二つの中学校の校区に別れ、さらに3つの小学校の校区の一部があたしの通う中学校の校区となるといった別れと出合いの季節でもあった。想いを寄せていた子は別の中学校に通うことになり、それ以来、関西の大学の試験会場で姿をちらりと見かけただけで完全に音信不通となってしまった。

 卒業のお祝いに晩飯を焼肉でも食べさせようと誘ってみたが、「最近、肉は好きじゃない」とあっさり断られた。しかし、トイザラスなら行くという。遊戯王のカードで欲しいものがあるらしい。なんのこっちゃない、まだまだガキである。

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日曜喫茶室(BlogPet)

O-Maruの「日曜喫茶室」のまねしてかいてみるね

週末のだろか聴こえない♪
はかまさんは民放FMのだろかがあり、昨年の頃からは喫茶室の楽しみで録音をした番組「SuntorySaturdayWatingBarAVANTI」であったりしてしまう危険が出まわってしまう危険がいいのトーク番組「NISSANあ、安部礼司~BEYONDTHEAVERAGE」で録音を聞いていところが入手可能なの楽しみと目が冴えておらず、自分で非常に聞き入っていところが冴えてしまうので、松尾堂と云う感じだった。
録音データが大きいと目がいい。
音楽を迎える!!
淋しい告知で流すと入れ替わりにもいいのだ。

*このエントリは、ブログペットの「フタキンSkywalker」が書きました。

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2008.03.23

日曜喫茶室

 週末の楽しみと云えば、「NISSAN あ、安部礼司~BEYOND THE AVERAGE」であったり、「Suntory Saturday Wating Bar AVANTI」であったりしている。この二つに関しては某所で録音データが入手可能なので、必ずしもリアルタイムに聴くと云うことはないのだが、もう一つの楽しみである「日曜喫茶室」に関しては録音データが出まわっておらず、自分で録音をしないといけない。幸いにも賃貸の自宅では民放FMの受信は良くないのだが、NHKFMは問題なく受信できている。

 録音データがあるのでリアルに聴く必要はなく、適当な時間に聴く。一番多いのは入浴時、そうしてドライブの時。これらの時は結構真剣に聴くのだが、寝る前にただただ流すのもいいのだ。音楽をまくら元で流すと目が冴えてしまう危険があるのだが、意外と人の話し声というのは子守り歌になる。もちろん音が大きいと内容に聞き入ってしまうので、聞えるか聴こえないくらいかがいい。TVを見ながら寝ると気持ちいいものだが、あれに非常に似ている。

 それで「日曜喫茶室」なのだが、この日曜日の午後のトーク番組ははかま満緒をホストにしたものなのだが、77年4月から始まった番組であり、30周年を迎える。あたしも中学の頃からよく聴いていた番組で非常に馴染みのあるものなのだが、昨年の4月から毎月の最終日曜日は松尾貴史ホストによるトーク番組「トーキング ウィズ 松尾堂」となっていた。松尾貴史って癖があり過ぎて、ちょっとキツいところがある。ホストがおもてに出過ぎるんだな。まぁ、月末はちょっと面白くないと云う感じだった。

 今日の「日曜喫茶室」の最後の告知を聞いてびっくりする。4月からは喫茶室は最終日曜だけになるというのだ。つまり、松尾堂と入れ替わりになって、喫茶室の回数ががくっと減るらしい。はかまさんは今年で71歳。やはりお歳と云うことなのだろか。淋しい告知であった。

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2008.03.22

森永乳業「真夜中の贅沢 なめらかバニラ」を試す

 モラタメ.netで森永乳業株式会社の「真夜中の贅沢 なめらかバニラ」を試してみた。

 この製品の売りは、濃厚でなめらかにもかかわらず、低カロリーなので寝る前に食べても問題はない、ということらしい。

 そういえばアイスというのは乳製品であり、カロリーが高そうである。あたしも30半からはあきらかに中年太りになってきて、少なからず食品のカロリーが気になるようになってしまった。とは云え、アイスのカロリーまで確認したことはなかった。

 この製品に関しては140cal。シリーズで4製品ほどあるようだがいずれも139-145calのようだ。やや小振りな容器だが、一食分としては十分。上の子は一気に食べ切れずに二日に分けて食べていた。

 価格としてはやや高価な部類。小売価格が気になるところだ。

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2008.03.21

一時金

 一時金が入る。職場で行う旅行のため、月々3000円を給与から天引きして積み立てしているのだが、それの精算を行ない、旅行に参加していないので満額返還されたのだ。

 どこかの役場はこういった旅行の費用負担を公費で丸抱えして、それが5万円以上という高額なので驚いたものだが、あたしが所属していた部署はどこでもこういった月々の積み立てをして、旅費の一時の高額支出に備えていた。もちろん不足額に関してはさらに徴収が行われる。

 小人数の部署ながら旅行参加者は半分。10年位前は大所帯のところでもほとんどが参加していたのもだが、年々参加者は減っているように思う。あたしはそもそも協調性のない人間なので、こういった集団行動には向いていない。誰かと2人ということなら、まだ話は異なるが、3人以上になるとダメである。

 以前は3月にもボーナスがあったが、公務員の収入が多すぎると云う外圧から廃止になってしまった。いや、ボーナスが3回あってもその分、夏が少なかったりしていたのだが、回数が多いと云うだけで多額と思われていたようだ。本給の0.5くらいだったが、歓送迎会のあるこの時期に本給外に上乗せがあるのは助かったものだ。ちなみに3月の0.5が無くなった分、夏にその0.5がシワ寄せされている。

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2008.03.20

 最近、エドワード・ゴーリーの絵本(おとなの絵本)が面白くて、いろいろ集めようと考えているのだが、もし、彼のイラストが磁気データで入手できたとすると、書籍を手に入れるのを止めようと思うかどうかと云うとやはり止めないだろうと思う。

 なんかPCの画面というのはホンキであると云う気がしないのである。薄っぺらくてどうにも好きになれない。青空文庫であるとか、著作権の切れた昔の著書についてはフリーで入手できるにもかかわらず、ほとんど興味がおこらない。PCで読む文章というのはあたしにとってやはり一時的な消費物でしかないという印象がどうしても拭えないのである。

 ケイタイ小説というのが非常に人気であるらしいが、まったく関心がおこらない。あの小さな画面に描かれる文字による世界はどうしても納得いかない。

 媒介が違うだけというふうに捉えるかも知れないが、媒介は意外と描かれる世界を左右し、また、同じ世界でも媒体によって印象を左右するものでもある。

 今やさすがに大きな百科事典を紙で持とうとは思わないが、それでもやはり紙で手にできるものは紙で欲しいと思う。手の感触や文字を追う視線の動きは紙でしか得られないものである。

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2008.03.19

広川太一郎と羽佐間道夫

 広川太一郎大御所が亡くなったのは今月始めで、TVの吹き替えでは非常に馴染みのある声優さんでもあり、ショックを少なからず受けたものだが、羽佐間道夫が聞き間違えるほど雰囲気が似ているんだよね。声の低いものの、程よい軽さのようなものがあって、それがとても似ている。

 「銀河英雄伝説」のシェーンコップって広川かと思っていたら羽佐間だった。でも羽佐間は広川より6つ年上で現在74歳。せいぜい50なかばの印象しかなく、声が衰えていないのに本当に驚く。

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2008.03.18

仕事の話

 本日は退職する人の送別会。まぁ、癖のある人だったので、反発してか数人が不参加。こういうのは大人げないので、最後くらいは素知らぬ顔で出てやってもよかろうにと思うのだが、やはり時間と金の無駄らしい。

 それにしても宴会の場でも仕事の話を延々する人がいるのでうんざりする。あたしは職場を一歩出ると仕事のことは忘れてしまうタイプ。仕事なんて飯食うためにやっていて、他にあたしのメインテーマはいくらでもある。だから、そもそもほとんどがそんなに面白いとも思えない職場の連中とは付き合わない。

 宴会の席で上司から叱責されるのはつまらんだろうなぁ。横でしこたま批難されている若手職員を見てて、本当に気の毒になった。

 相変らず胸が苦しい。本当に長引くしつこい風邪だ。

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2008.03.17

95円77銭

 いやぁ、ドル円でこんな数字がこんな早くに見られるとはね。さすがにすぐにはいかないだろうけど、90円もない数字ではないと思う。塩漬け塩漬け。

 それにしても風邪が治らぬ。年度末で仕事の手を抜くこともできんし、本当につらい。

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2008.03.16

風邪強し

 先週の始めから調子悪かったのだが、今だに一向によくならない。昨日は大分まともだったが、今日はふらふらしている。せっかくの週末なのに家にとじこもっていないといけないのは、つまらない。

 サザエさん症候群というプレ-ブルーマンデーのようなことが云われて久しいようなのだが、最近ではサザエさんの放送時刻なんて本当に遅くって、下手すると土曜の寝る頃にはすでにブルーになっていたりする。

 とにかく風邪をひいていて意識朦朧と云う状態は早々に脱しないと問題である。

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2008.03.15

墓場鬼太郎

 水木しげるの「墓場の鬼太郎」が再度アニメ化されて、現在、放映されていることを知った。来週の放送で最終話11話が放送されると云うドンジリになって知ったのだが、まぁ、当地では放送が行われていないので知るはずもない。いずれにせよ、某所で放送済の10話を見つけたので、それを見ている途中である。

 鬼太郎は今度で6回目のシリーズ化のようだがあたしの馴染みのあるのはモノクロの68年版、続く71年版である。85年版以降のシリーズについては全く見たことはない。

 第一シリーズから40年目の今回の新シリーズでメインの登場人物が当時と同じ声優が演じていることにはやはり驚かされる。絵がオリジナル漫画「墓場の鬼太郎」に近く、これまでのアニメとは雰囲気が全く異なるのだが、声が馴染みというのはとても嬉しい。声優陣は皆、高齢になっているのだが、いまだに現役であり、かつ、聴くことのできない程の違和感を感じさせないと云うのはやはりプロの仕事を見させて貰っていると云う感じがする。

 しかし、オープニングとエンディングが熊倉一雄の「ゲゲゲの鬼太郎」や「カランコロンの歌」でなく、情緒が全くない現代風の曲になっていることが残念。

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フタ(BlogPet)

フタキンSkywalkerがO-Maruはオリジナルチャルメラに走り書きされた!

*このエントリは、ブログペットの「フタキンSkywalker」が書きました。

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2008.03.14

ドル安

 なにかえらくドル安のようだ。4年程前の円高には外貨預金でずいぶん痛手をくって、20万円ほどの含み損を解消するのに数ヶ月かかったが、とりあえず今回はまだ含み損は発生していない。が、一時期より30万くらい含み益が減っていると云う状態ではある。まぁ、15年くらい寝かし続けている余剰資金なので半減して元手の額にでもならない限りは特にどうという事はない。先月までは月に7、8千円の金利がついていたのだが、現在のドル金利差下と円高でどのくらいにまで減少するものか。

 それにしても前の円高の時はどうにかこうにか1ドルが100円を切ることがなかったのだが、今回はあっさりと99円を大幅に下げたので驚いた。こういった壁を一気にやぶるというのはトレンドというレベルではないようだ。トレーダーのトレンドによる売り買いの範囲なら途中、利確をするために戻しが入るのだが、今回はそういう気配があまり見られない。逃げるようにしてひたすらドルを売ろうとしている様子で際どさがある。

 以前なら1ドル102円くらいには日銀によるドル買いの為替介入があって、瞬時に数円変動する為替相場を幾度となく見ているはずなのに今回は沈黙を保っている。景気が回復しており、介入の必要がないと思っているのか、介入資金がないのか。まぁ、1円円安にするためには1兆円が必要だと云われるし、相場の流れによると本数数日しか効果がなかったりする。現状で介入するとなると相当額がなければ効果がないはずだ。

 基本的にドル安で円高と云うことではない。多くの通貨に対してドルが弱まっていて、いちばん流通量の多いドルが大きく落ち込むことにより、ユーロに対してもやや円高傾向になっている。

 円高になると輸入のガソリンも多少は安値になるはずなのだが、そういう雰囲気はない。原油価格最高値を更新したと云うことも耳にしたが、円高による良い面が全く見えてきていない。まだそんなに日が経っていないからか。円高も円安もどちらもそれなりにメリットがあるはずである。

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2008.03.13

いきなりの春

 しばらく前まで冬日があったりして、3月になっても一向に暖かくなる雰囲気がなかったものの、ここ数日、いきなり気温が上がってきた。今日など最高気温が20度である。まだ暖房が入っているのか、えらく役場の事務室が暑くなって、終いには上着を羽織るどころか、袖を折って、さらに扇子を仰がないといけない始末だった。

 今週に入ってから風邪のため気管支炎のようになっていて、2日ばかり休ませて貰ったが、この気管支炎というのは本当に質が悪い。呼吸困難ほどやりづらいものはない。ずーっと寝ていても治るような気配はなく、仕事の締め切りの関係もあるので、ふらふらしながらもバイクを転がして仕事に出た。頭がクラクラしている時の運転は本当に危ない。そのまま斜めになって壁に突っ込んでいってもいいんじゃあるまいかという訳の判らない気分になる。これというのは危険運転になるんだろうなと思う。

 まぁ、寒いより暖かの方がいい訳で、ぼーっとしながら仕事をやっつけて戻ってきたのだが、ここ数日、やたらに寝ているにもかかわらず、やはり眠い。体がかなり弱っているらしい。ついでに頭も。

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2008.03.12

屋根より高い

 賃貸アパートの裏は近所では珍しいちょっとばかりまとまった田んぼだったのだが、2年前にその中を道路が通ると一気に様変わり始めた。食物屋の余りない地味なところだったが、その沿線に店が並び始め、毎晩、警備員が駐車場整備をしている。すぐ裏はまだ田んぼだったが数ヶ月前から土盛されて整地されてしまった。

 今日は風邪をひいて体調が悪く、仕事を休んだのだが、昼間、居間にいってびっくりした。ベランダのすぐ向こうに鉄筋が組まれていて、手すりのあたりがちょうどその屋根のあたりになっている。見晴らしのよいところだったのだが、いきなり隣の建物のおかげで遙か彼方しか見えなくなってしまうらしい。4階建の最上階なのでかろうじて日当りそのものには影響を受けずに済むようなのだが、階下の住民は大きな影響を受けるだろう。一階の部屋は小さな庭があったりするのだが、日当りのいい庭だからこそ価値があって、日当りの悪い庭はどのような感じなのだろう。

 賃貸なので気に入らなければ引っ越せばいいのだが、持ち家とかだと堪らんだろうと思う。賃貸には室内をいじれないと云う制限があるものの、精神的には自由でいられるところがいい。

 それにしても現在、賃貸の3方向で建設工事が行われている。町が変わる時は怒濤のように変わるものらしい。

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200,000番目のお客様は...

 15,000番目、20,000番目、25,000番目、30,000番目、33,333番目、34,567番目、40,000番目、44,444番目、50,000番目、55,555番目、60,000番目、66,666番目、70,000番目、77,777番目、80,000番目、88,888番目、90,000番目、99,999番目、100,000番目、101,010番目、111,111番目、123,456番目、130,000番目、131,313番目、133,331番目、140,000番目、150,000番目、160,000番目、170,000番目、180,000番目、190,000番目に訪問された方にプレゼントをしようと思っていたのですが、いずれもダメだったようです。32度目のトライで、今回は200,000のキリ番です。

 読書グッズP-hookのプレゼントを希望される方はこの記事の "1万5千" を "200,000" に読み替えて、気に留めておいてください。

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2008.03.11

FROM THE EARTH TO THE MOON【DVD MOON BOX】(98)

 何を思いついたのか今どきこんなものを買ってしまう。「FROM THE EARTH TO THE MOON」は98年アメリカケーブルTVのHBOによる全12話のミニシリーズで日本でもNHK等で「人類、月に立つ」というタイトルで放送された。ジョン・F・ケネディの「我々は月へ行く」という宣言を受けて開始された、NASAの有人飛行計画・アポロ計画の全貌を描くものである。

FROM THE EARTH TO THE MOON【DVD MOON BOX】
FROM THE EARTH TO THE MOON
【DVD MOON BOX】

出演: マイケル・ケイメン, ブラッド・フィーデル, ジェイムズ・ニュートン・ハワード, マーク・アイシャム, マーク・マンシーナ
監督: デヴィッド・カーソン, サリー・フィールド, ゲイリー・フレダー, デヴィッド・フランケル, フランク・マーシャル
ディスク枚数: 5
販売元: ポニーキャニオン
DVD発売日: 2001/03/14
時間: 720 分

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 NHKで放送されていた時も放送されていたのは知っていたが、製作総指揮のトム・ハンクスがあまり好きではなく、ちらっと見た時の印象が悪かったこともあって、まともに見ようとはしなかった。

 アポロ計画自体は嫌いではなく、小学校時代は宇宙やら考古学関係の記事をスクラップしていたものだ。当時はそういう果てしないものにあこがれを持っていた。アポロ計画が終っても70年代半ばまでは火星探査機やら何かにつけて宇宙ネタは新聞に転がっていたように思う。宇宙が今より身近にあったような気がする。

 そういうことを思い出して、思い出したようにこのDVD-BOXを買ってみようかという気になったのだ。

 それにしてもHBOのミニシリーズは桁外れである。このシリーズも映画『アポロ13』と比べても遜色がない。リアリティの追求と云うことで云うと映画のレベルである。後にやはりトム・ハンクスとスピルバーグのコンビで製作される第二次世界大戦ヨーロッパ戦線における米国空挺部隊E中隊の活躍を描く『バンド・オブ・ブラザーズ』も10話ながらも桁外れに力が入っている。しかし、これも単なる戦争物というわけではなく、ヨーロッパ戦線を時系列に追うことができると云うことも興味深い。

バンド・オブ・ブラザース コンプリート・ボックス
バンド・オブ・ブラザース コンプリート・ボックス

出演: ダミアン・ルイス, デヴィッド・シュワイマー, ロン・リヴィングストン, ドニー・ウォールバーグ, スコット・グライムズ
ディスク枚数: 5
DVD発売日: 2007/03/09
時間: 625 分

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2008.03.10

マクドナルド プレミアムローストコーヒー

 最近、マクドナルドが力を入れているらしいプレミアムローストコーヒーを飲んでみる。

 ここ数年コーヒーというとブルックスの一杯18円くらいのドリップバッグばかりである。これを日に4杯くらい飲んでいる。中には濃いのもあるが大半は薄い。ゆるゆるのコーヒーの香りがあるという感じのコーヒー水をすすっているというのが、現在のあたしのコーヒーライフである。

 まぁ、おかげさまで砂糖やらミルクの入ったようなコーヒーは飲めなくなって、まず、缶コーヒーとやらは買うことがなくなってしまった。缶コーヒーでも無糖のものがあるが、缶臭くて飲めたもんではない。あれを飲むのだったら、小学生用の砂糖ミルクのたっぷり入ったジョージアオリジナルなんての方が随分マシであると思う。

 ということで、日曜日の午後、スナックタイムというのを使ってハンバーガー・ペアと云うハンバーガーとドリンクSのセット150円というのを試してみた。まぁ、コーヒーとしてはしっかりコクがあって悪くはないと思った。これが通常価格100円という事なら、無糖缶コーヒーより遥かにマシで、こちらを選ぶことになるだろうと思う。

 それにしてもスターバックスやらコーヒーを飲ませるだけの店が増えたようだが、コーヒーを飲むだけなら、良い豆を買ってきて自分でドリップした方が安上がると思うがどうなんだろう。喫茶店はコーヒーを飲むと云うよりも他の誰かと話をして過ごすために場所を借りると云うイメージがあたしにはある。

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2008.03.09

スニッカーズ®ピーナッツ シングル

 モラタメ.netで『スニッカーズ®ピーナッツ シングル』を試してみた。

 スニッカーズは以前は、週末の夜とかたまに食べていたことがあったが、コンビニに入るものが一本のものから小分けしたものになり、それからあまり手にすることはなかった。小分けされることによってコストパフォーマスが落ちたような印象を受けたのかも知れない。

 久しぶりに職場での昼飯にしてみたのだけど、カロリーが303kcalの割りには糖分が多いためか、さすがに続けて2本食べようと云う気にはならない。あたしはそもそもチョコレートが好きな人間なのだが、この商品に関しては、多食することにちょっと抵抗を感じてしまう。

 それにしても軽く腹を太らせるのには申し分ない商品だと思う。しかし甘さ故、好き嫌いが出る可能性は避けられないだろう。

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2008.03.08

エドワード・ゴーリー関係3冊

 エドワード・ゴーリー関係で入手した3冊をとりあえず紹介。まだ読み終えていないので、内容についてはそのうち。

うろんな客 ポストカード
うろんな客 ポストカード

エドワード・ゴーリー (著)
単行本: 44ページ
出版社: 河出書房新社 (2003/4/16)
ISBN-10: 4309613020
ISBN-13: 978-4309613024
商品の寸法: 14.4x10.6x1.2cm

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 絵本の『うろんな客』のポストカード。いくつかは英文で文章が載っているが、単純な単語にもかかわらず、英文を読もうと云う気が起こらない。従って、物語は不明。近々、絵本『うろんな客』は取得予定。

憑かれた鏡 エドワード・ゴーリーが愛する12の怪談
憑かれた鏡
エドワード・ゴーリーが愛する12の怪談

ディケンズ (著)
単行本: 304ページ
出版社: 河出書房新社 (2006/8/22)
ISBN-10: 4309204651
ISBN-13: 978-4309204659
発売日: 2006/8/22
商品の寸法: 19x11.8x1.8cm

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 ゴーリーによる怪談アンソロジー。古典的な怪談が集められている。あたしが以前から知っているのはディケンズ「信号手」、ジェイコブズ「猿の手」くらいか。ゴーリーの絵は各扉絵のみ。

   アルジャーノン・ブラックウッド「空家」
   W.F.ハーヴィ「八月の炎暑」
   チャールズ・ディケンズ「信号手」
   L.P.ハートリー「豪州からの客」
   R.H.モールデン「十三本目の木」
   R.L.スティーヴンスン「死体泥棒」
   E.ネズビット「大理石の躯」
   ブラム・ストーカー「判事の家」
   トム・フッド「亡霊の影」
   W.W.ジェイコブズ「猿の手」
   ウィルキー・コリンズ「夢の女」
   M.R.ジェイムズ「古代文字の秘法」

どんどん変に…―エドワード・ゴーリーインタビュー集成
どんどん変に…
―エドワード・ゴーリーインタビュー集成

カレン ウィルキン(編集),小山 太一(翻訳),宮本 朋子(翻訳)
単行本: 267ページ
出版社: 河出書房新社 (2003/10)
ISBN-10: 4309266843
ISBN-13: 978-4309266848
商品の寸法: 21.2x15.4x2.8cm

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 73年から25年間にわたって行われた70回のインタビューから選りすぐった15のインタビューをまとめたもの。まだ全く本文は読んでいないが、ゴーリーによるイラストが目につく。ゴーリーの人となりを知りたいのであれば欠かせない一冊なのではないか。

 ちなみにすべて中古による取得である。

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2008.03.07

怖いもの

 あたしは怖い物好きで日ごろからいろいろ怖い、恐怖を呼び起こすものを探しているが、そんなには見かけない。

 グロは苦手で、某掲示板とかでグロサイトを踏んでしまった時はぎゃ、と叫んでしまう。慣れるとどうもなくなるというが、結局あれというのは人間の姿そのものであり、それをどうのこうのというのは趣味がいいとは言い難い。もし自分がそういう状況に陥って興味半分に他人にとやかく云われることを想像するとやはりいい気持ちにはならない。自分ならまだ構わないが、身内のこととなればたまったものではないだろう。

 ということで、現代の怪談を蒐集した『新耳袋シリーズ』とかはそれなりに面白かったのだが、それもヒットするのは一冊に数話あるかないかである。段々と判ってくるのは怖いと云う感覚自体が随分と不確かであるということである。

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卒業(BlogPet)

きょうフタキンSkywalkerは終了しなかった?
でも、O-Maruの職員も卒業したかったの♪

*このエントリは、ブログペットの「フタキンSkywalker」が書きました。

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2008.03.06

エドワード・ゴーリー『ウエスト・ウイング The West Wing』(63)

 またまたエドワード・ゴーリーの絵本。先に入手した『ギャシュリークラムのちびっ子たち―または遠出のあとで』に並んで、ゴーリーらしいと人気のある作品である。

ウエスト・ウイング
ウエスト・ウイング

エドワード ゴーリー (著)
出版社: 河出書房新社 (2002/11)
ISBN-10: 4309265898
ISBN-13: 978-4309265896
商品の寸法: 18.4x16.8x1.4cm

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 30枚の絵からなる絵本。物語も何かを説明するキャプションも全くなく、ただただ絵が連なっているだけである。ウエイト・ウイング 西棟というタイトルの通り、その中の様子が断片的に積み重ねられる。ペン画なのだが非常に暗いトーンで、たぶん夕暮れ以降の屋敷の様子なのだろう。しかしどれもが、幽霊のようなものが窓から覗き込んでいたり、部屋が水没していたり、廊下に丸太が横たわったりしている等の意味不明な風景なのだ。

 絵本自体は何も語ってくれないから、こちらが何かを作らなければならない。しかし、あたしはどちらかというと想像力の欠乏している人間なので何も思いつかないのだが、想像力豊かな人は様々なことを思い浮かべるのだろうと思う。いずれにせよ、よくこういう壊れた情景を想像するに至ったなと感心してしまう。

 こちらからカバー全体が確認できるのだが、裏表紙のバーコードはシールになっている。このシールの下に表面が骸骨のようになっている月のようなものが描かれている。絵本を愛する人のためにバーコードを取り外すことが出来るようにしたのか、印刷時に入れ忘れていたのか。

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2008.03.05

発送

 先日、宇宙戦艦ヤマトのDVDのおまけをオークションにし出品して落札されたのだが、入金があったので早速発送する。相手の手元に到着して評価を貰うまでは気が安らかないが、手元から離れてひとまず片づいたと云う雰囲気はある。

 それにしても発送も近所のコンビニから出来るので楽なもんである。しかも郵便局に持ち込むよりもコンビニでの処理の方が安いときている。この数年での様変わりは本当に驚く。

 しかし、オークションはつくづくタイミングである。同じものの出品が続くと勢い落札価格が下がってくる。あたしもあまり引っ張ると落札価格が落ちるだろうと見込んで3日間の短期決戦で望んだのだが、それが正解だったようだ。数日経っただけで相場は一気に5000円くらい落ちてしまっている。早い時期でも高値で出品したものは入札もなく、そのままずーっと残っていると云う状態。適当なバランス感覚がないと、出品も入札もしない方がよさそうだ。ちなみにあたしから落札した人はいくつも同じものを入手しようとしたマニアのようだったが、高値掴みをしたことをどのように思っているだろう。

 それにしてもうちの子はヤマトにはまったく関心がないようだ。未来少年コナンやトムとジェリーについてはすべての巻を一気に観て、ディスクも自分で管理するというのだが、ヤマトはあたしに付合って3話ほど観たあとは何の反応もない。ガンダムの方が良かったと云うのだが、あたしは残念ながらガンダムには全く興味ない。当時すでにアニメは卒業してしまっていたのだ。

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2008.03.04

ワープロ打ち

 最近よくやっている仕事というのがワープロ打ち。お偉いさんの書いた手書き原稿をひたすらワードに落す。おそらく原稿用紙に30枚くらいの原稿を一気に半日で打ったりしている。

 走り書きの手書き原稿だけども比較的読み易いので助かる。まぁ、疲れないこともないけども何も考えずにやる仕事なので非常に楽。

 本人が初めから打ってくればいいのだけども、そうもいかないらしい。気分転換にこういうこともたまには有り難いのだけどね。

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2008.03.03

黄砂

 帰りがけに露天駐輪しているバイクを見るとみょうに汚れている。一時激しい雨が降ったので、多少汚れるのはあるのだが、それでも尋常でないまだらの汚れ方である。

 TVニュースを見ると今日は黄砂が酷かったらしい。なるほど、バイクのシートを真っ白にしてしまっていた正体というのは砂で、黄砂だったのらしい。

 海を超えてこれだけの砂を降らせると云う自然の力には本当に驚かされる。

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2008.03.02

宇宙戦艦ヤマト TV DVD-BOX

 世代的にはドンピシャなので、やはり手元に置いておきたかった宇宙戦艦ヤマトのTVシリーズの第一弾。これ以降のヤマトには全く興味ないのだけども、このシリーズに関してはやはり体の一部になってしまっているような気がする。

宇宙戦艦ヤマト TV DVD-BOX
宇宙戦艦ヤマト
TV DVD-BOX

ディスク枚数: 7
販売元: バンダイビジュアル
DVD発売日: 2008/02/22
時間: 624 分

 7年前に『宇宙戦艦ヤマト DVDメモリアルボックス』というDVD-BOXが出ていたのだが、これは高価で手が出なかった。5枚組みのBOXで34,400円とは無謀である。現在でも25,000円程度で取引きされている。

宇宙戦艦ヤマト DVDメモリアルボックス
宇宙戦艦ヤマト DVDメモリアルボックス

出演: 納谷悟朗, 緒方賢一, 永井一郎
ディスク枚数: 5
販売元: バンダイビジュアル
DVD発売日: 2000/07/25
時間: 750 分

 今回のものはプラモデル付きで前回のものより5000円ほど高値になっていた。ネット通販ではDVDは25%くらいの割引になるので実際の売り値は30,000円くらいになる。それでも高いのだが、限定プラモデルと云うおまけ付きなのが幸いした。あたしはプラモデルは嫌いではないのだが、ヤマトのモデルが絶対に欲しいかというとそうでもない。このモデルを売ればDVDとしての負担は減るのである。

 ヤマトに関してのモデラーというのは多いらしい。今回のDVDの特典の限定モデルもオークションに随分と出品されていたが2万円強の価格で落札されていた。それを見て、あたしもモデルはオークションに出品するという前提でDVD-BOXを購入した。

 発売からしばらく経っていたのですでに落札価格は2万円を切っていたが、あとひと入札でその額に達すると云うところまでは引き上げて貰えた。実を云うと終了の5分前まで、入札があったものの開始値のままで、多少低い価格にしていたので失敗したかと思ったものなのだが、寸前にいくらかの入札競争があり、予想より少し大きい額となった。結局、定価の1/4くらいでDVDのみを入手することが出来た。

 何年か振りのオークション出品でちょっと緊張。ちなみに落札の入金はまだで、手渡しは終っていない。

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2008.03.01

もう食べられないチャルメラ

 あたしは袋ラーメンが好きで、夜とかに小腹の空いた時には買い置きしていたものをよく食べていた。特に好きなのがチャルメラである。ホタテ味スープのオリジナルチャルメラは特にすばらしく、これをメインに35年近く愛食し続けてきた。

 近所のドラッグストアではこの袋ラーメン5袋パックが190円程度で売られていた。チャルメラも190円程度で売られている時は即買いなのだが、段々そんなに安く売られることは少なくなり、店舗を訪れる4/5は230円くらいになっていた。190円と230円の差は雲泥である。こういう時は我慢しつつも190円の異なるメーカーの5袋パックを買っていた。袋ラーメンは一気に2袋食べることも少なくなく、夜食の一食が100円近くになるのと80円程度で済むのとでは気分が異なる。

 店を訪れ、久々に袋ラーメンを買おうと思って値札を見て思わず目を剥いでしまった。高くても230円ちょっとだったチャルメラに420円という値札がつけられていたのだ。倍の価格になっており、これを見て驚かない訳にはいかない。小麦の高騰でめん類の価格が上がると云う話は知っていたのだが、倍になっているとは思ってもいなかった。卸売価格が上がったと云うだけでなく、販売店の卸ルートに変更があったのかも知れない。基本的にディスカウントでの販売なので、商品が安く売れないとなるとある日を境目にまったく商品が店頭から消えてしまうこともあるのだ。

 お手ごろ価格で気安く夜食にできていた袋ラーメンもちゃんとした食糧品として扱わないといけなくなってしまった。そういう意味では割高な商品でしかないので、今後、袋ラーメンを食べる機会と云うのは激減するに違いない。2、3ヶ月に一回くらいの贅沢になってしまいそうだ。

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