大型商業施設
車で隣町を走っていたら、国道沿いに巨大な施設が建設中である。本当に大きく、野球場でも作ってんのかと一瞬思ったのだが、昨日のニュースを思い出した。200程の店舗が入るという近隣の県のブロックでは最大の商業施設が出来るらしく、どうもその工事現場らしかった。ただでも休日の夕方には渋滞になりがちの国道なのだが、駐車場5000台という施設が完成するとさらに酷いことになるだろう。
それにしても最近大型店が多くなってしまった。日本もアメリカ式の車社会になったということだろう。田舎は特にその傾向があるんだろうな。
30年位前なら家の近所には歩いて行ける小売店というのが必ずあったものだが、今はそれが一掃されて、車が20台くらいは置けるようなそこそこの規模がないとやって行けないようになってしまった。客も多い大きい店舗の方が品の回転もよく、いつ仕入れたのか判らないようなものが陳列されないので安心なのだが、それでも車がないと買い物もし難いというのは世知辛い。代わりにコンビニが乱立するようになったが、残念ながら、あれは生活のための買い物をする所ではない。
大型複合店舗というと目的以外の店にも立ち寄るということで各店舗が相乗効果を上げるということを期待されていると思うのだが、実際どこまで売り上げを伸ばしているのだろうか。百貨店の食物屋の名店街程度ならざざっと見渡すことができるが、もう数十店となるとどうでもよくなるのではないかと思う。また、目的の買い物がある場合、移動距離があると嫌になるものでもある。平屋の大きな店舗は効率が実に悪い。
とにかくあたしは人混みが嫌いで、少しでも人間が多いと人酔いするタイプである。最近ではやや大きい通りの先頭で赤信号を待っているだけで車酔いするようになってしまった。体のどこかが悪いのかも知れない。今春にはその店舗が完成するらしいが、あたしが訪れるのは果たしていつになるのやら。
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