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2007.12.12

庶務屋さん

 庶務というとお局様というイメージが結びつくことが多いのだけど、傾向的にやはり女性が担当することが多く、そうして異動先でも引き続き庶務を継続して担当することが多い。結果的に庶務とお局様が結びつく結果になる。それにしてもこの庶務と云う仕事はかなり広くである。メインになるのはどうしても会計処理実務ということになるのだが、会計処理には色んなしきたりであったり、急を要することもある。

 部署の人間が、明日、島嶼部にフェリーで渡る必要があるので、運賃の用意をしてくれという。午後2時半少し前。時間がない時は建て替えをしておいて貰って、後から出金をしたものを渡すと云うこともなくはないが庶務屋としてはあまり心地よくない。公費の出金が可能なのは銀行の窓口が開いている午後3時までで、それを過ぎると翌朝の9時になってしまう。明日は朝10時に役場を出るというから、それまでに出金処理をしてもいいのだがすんなりと処理が終わる確証はない。本日のうちに、つまり30分以内に出金をしてしまうことにする。

 支出負担行為・支出命令に関する書類を5分で仕上げて、係長の決裁を貰う。次の課長補佐の決裁を貰おうとすると入れ違いに煙草を吸いに出られてしまった。煙草を吸い終わるのに5分程度。その位ならまだ処理は間に合う。2時45分を過ぎても戻ってこないので、喫煙所まで補佐を呼びに行き、判を押してもらう。課長も煙草吸いなのだが、幸いにも自席におり、決裁を終える。2時45分。

 次は別の階の会計課に行ってここで3人に決裁を貰う。ついでなので別の案件の決裁も持っていく。さすが会計課、何も云わなくても支払希望日を見ると、時計に目をやって、書類を繰る手を早めてくれる。こういう機転の利かし方は非常に嬉しい。会計課での決裁を問題なく終えたのが3時5分前。無事に資金を出すことができた。

 明日、資金の必要だと云う本人にお金を渡し、ホッとしていると、間もなく島嶼部に渡るのが延期になってしまったと言い渡される。なにをあたしは走り回ったのかと思ったが、これも仕事なのである。ついでなので、すぐに精算処理をすべく、先ほど出金した資金を銀行に持っていてって返納処理をしたうえで、精算書を作成して、部署内で即決裁。会計課宛に庁内メール便で送っておく。こんな無駄な1時間をバタバタすることもある。

 庶務をしていると合議する書類を仮綴するのにホッチキスやクリップを使わずに虫ピンを使うのだが、以前はなんであんなものを使うのだろうと思っていたものだが、今では成る程と感心するばかりだ。虫ピンで綴じると書類が擦れ合っても絶対に外れないが、しかし外そうとするとピンを抜くだけですぐに外せると云う大きなメリットがある。一見非合理的に見えても実はかなり合理的な道具である。ただし唯一のデメリットは多少厚みのある調書を虫ピンで綴じようとすると力が必要で、下手をすると指に刺さりかねないということだ。頭のついた方を押すのだが、そのまま指の腹に刺さり込んでしまいそうで怖い。それに刺さらなくても十分に痛い。仕方ないから、裁縫道具の指貫を指につけてガードしているのだが、このあたり虫ピンを使うのに何か便利な道具というのはないのだろうか。これがあれば、もう少し気分よく庶務屋が出来そうなのだが。

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