月曜日の朝の憂鬱
休み明けの月曜日は憂鬱である。ただでさえ憂鬱な一日なのにさらに憂鬱なひと時がある。朝のヒゲ剃りがそうである。
ヒゲ剃り自体が憂鬱なのではなく、月曜日のヒゲ剃りだから憂鬱なのである。
週末はほとんど髭を剃ることがない。平日でも2日に一回程度しか髭を剃らない不精者であるから、週末になんてわざわざ剃るわけがない。だから、月曜日の朝のヒゲ剃りは最低でも3日、もしかすると4日ぶりのヒゲ剃りになる。
電気カミソリを使っていると、4日も伸ばした髭を剃ると云うのはかなり大変である。恐ろしく時間がかかるし、綺麗に切れないので、際剃りを使って適当に刈り込んだ後に電気カミソリを使うことになる。10分くらいかかる作業だ。それが安全カミソリを使うと5分もかからずに綺麗に終わる。これは非常に気持ちよい。しかし、問題がある。
大量の髭を剃る場合、頻繁に水洗いしながら作業をしないと髭が刃の間に詰まり、髭が剃れなくなってしまう。週明けのヒゲ剃りは非常に神経を使う作業でもあるのだ。下手をすると替刃の新品を下ろしたその日に激しく目詰まりさせてしまって、早々に使えなくしてしまうこともある。
という感じですでに数年も過していたのだが、剃るべき髭が大量であっても本当は目詰まりしないらしい。週末の朝の風呂の後に髭を剃ったのだが、まったく目詰まりすることがなかった。よくよく見てみると目詰まりの原因というのは髭ではなく油が詰まってしまうことにあるらしい。油が少なく、髭だけなら、そこそこの量があっても問題はないらしいのだ。顔を洗う時もかなり執念く髭の辺りを洗わないと地膚の油は取れないようだ。綺麗にしようと云う意識のある頭と違って、アゴにはそんなに念入りに洗ってはいないようだ。
ということで、週明けの朝は、まずはアゴを念入りに洗うことから始まることになってしまった。
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