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2007年12月の40件の記事

2007.12.31

ゆく年くる年

 「紅白歌合戦」を見なくなって久しいが、「ゆく年くる年」だけは見てしまう。これを見ないと年を越したという気分になれない。静寂な厳かな雰囲気がいい。あたしにとって唯一のハレの存在である。

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2007.12.30

ALBERO ブックカバー

 ALBERO(アルベロ)のブックカバーを今年最後の買い物にする。ALBEROというと以前にメガネケースを購入したのだが、これがすこぶるよくって、このブランドはちょっとしたお気に入りになっている。メガネケースは予備を買ったくらいだが、残念ながらこの予備の出番はない。カビが生えないように注意して北向きの窓の側の棚の上に放置してある。

 使われている革はメガネケースと同じタイプのもの。ヌメ革のエイジングを楽しめそうな素材である。価格が4,515円(税込)と一般的なヌメ革を用いたブックカバーとしては相場より1,000円以上安いのだが、それは多分一枚革を用いて作られていないからだと思われる。表紙、背表紙、裏表紙と寸断されたパーツによって作られている。一枚革で作ろうとすると上手くサイズが取れず、コストがかかるのだが、特にこういうパーツに分けられるのは気にもならず、それによって価格が落ちるのはあたしとしては好ましい。

 これが2年近く毎日使ってきたメガネケース。すっかり飴色になってしまって貫禄が出てきている。ブックカバーもメガネケースと同じ1mm厚なのでかなり乱暴に扱っても問題はなさそう。しおりの革紐がやや長めに感じなくもないが書籍の厚みが出てくるとこれ位の余裕はあった方がいいだろう。

 何れにせよ、お買得感のある製品である。

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2007.12.29

EXEMODE 2.4インチ液晶ワンセグテレビ

 通販で1万円を切る価格でワンセグテレビが出ていたので買ってみる。VTRは今の賃貸に引っ越して以来、面倒ということもあって6年間接続していないし、外出している間、目当ての番組を見ると云う手段がなくなっていた。録画については映画に関してはDVDがほとんど発売されるので、録画の必要はほとんどない。衛星等で放送される前にすでにDVDがある、という状態だ。必ずしもDVDになるとは限らないドキュメンタリに関してはこれは致し方ないと思ってもう諦めている。

 実は日曜日の1時半から3時まで放送されているたかじんの番組が面白く、週末の午後をこのために家に足止めされているのが非常に悔しかったのだ。銀行の営業で毎月やってくる女の子も「日曜はサンジャポ、たかじんと見ているんですが、どうされてます?」なんて云っていた。

EXEMODE 2.4インチ液晶ワンセグテレビ i24-BK ブラック
EXEMODE 2.4インチ液晶ワンセグテレビ i24-BK ブラック

KFE JAPAN
液晶タイプ : 2.4インチ カラーTFT液晶
電源 : DC IN 5V AC電源アダプター 内蔵リチウムイオン充電池
持続時間 : 最大 約3時間
外形寸法 (本体のみ) : 約(W)96X(H)60X(D)14.5mm 質量 : 約85g

 ワンセグを初めて手にする。テレビ自体は非常に小さく、胸ポケットの半分程度の大きさ。完全に携帯向けである。画面は2.4インチと小さく、さすがに小さな字幕は完全に読み取れない程度で、視聴には特に問題はない。それにしても写りがよい。昔のこのサイズのポータブルアナログテレビは電波の受信も悪くまともに見られたものではなかったものだ。全くと云っていいほど実用的ではなかったものが、今やFMラジオもノイズばかりの鉄筋の賃貸で、本体のロッドアンテナを伸ばすだけで当地6局すべてが綺麗に受信できるのは驚きである。

 内蔵スピーカーはひとつしかなくモノラル出力だが、ヘッドホンをつけるともちろんステレオである。車ではFMトランスミッターを使うと申し分ない。

 電源は内蔵電池とAC電源アダプタによる外部電源。外部電源についてジャックがミニUSB端子仕様になっているので、試しにPCとUSB接続してみると問題なく外部電源として認識され、しかも充電も行われた。取り扱い説明書等には記載されていないが、こういった使い方が出来ると利用範囲が非常に広まる。充電池だけでも新しい状態なら4時間は使用可能なのだが、USBを持ったFMトランスミッターを使うのなら、車では時間を気にすることなく使用できる。

 とまぁ、非常に面白いオモチャなのだが、こういうものを子供にやるのは少なくとも大学に入った以降にすべきと思っている。廉価だからと云って、すぐにやっていいもんでもない。

 それにしても昨日から声が出なくなっていたのが、今日はさらに悪化。今年はロクな年末年始にならないかも知れない。

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2007.12.28

御用納めの日

 28日は御用納め。午前中に首長の御用納めの挨拶があり、午後からはいくらかの職員が帰宅する。昔はこの日は午後からは窓口対応の職員を幾らか残して、職免でみんな帰っていたものだが、今は有休をとって帰る。計画年休ということで、年末年始、各々一週間の期間で半日ずつ有休を取れなんていう訳の判らない指示が人事から来ているのだ。

 部署によりけりなのだが、比較的うちの部署は午後になってもわたわたしていた。

 この日、5時の定刻の少し前になると、職員同士の年末の挨拶が始まり、課長席には職員が集まっているものだが、うちの職員、誰一人課長に挨拶しようとしない。今の部署は5つめの部署になるが、こういうのは初めてである。余程、課長には部下からの信望がないらしい。そうして特に誰かに挨拶をすることもなく、課長は黙って帰っていった。

 こじんまりとした所帯なのに隙間風が絶え間なく吹いている。上の構成が変る来年は少しは期待ができようか。

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2007.12.27

グローブの新調

 グローブを新調する。指先が10本とも穴が開き、手首の固定部分の革も裂けてしまっていた。もう普通の人なら絶対使わないと云う状態だ。

 前回の購入は2年前の夏。その時の記事を読むとその時は5年ぶりの買い換えのようで、今回は期間が半分しかない。なんてこった、であるが、革の材質が材質なので仕方ないかも知れない。前のものは「手のひらが鹿革、甲が牛革」というものだったが、今回はすべて鹿革である。鹿革というのは柔らかく、手にフィットし易い分、柔いのでどうしても裂けやすい。牛革の野球グローブは普通でも、鹿革のものは考えられない。雨に濡れても硬くならないし、使い感触はとてもいいのだけども、その分、寿命が短くなってしまう。まぁ、何を優先するかということになる。鹿革は牛革よりも高価で、全部が鹿革の今回は先のものと比べて500円ほど高くなっていた。ちなみに同じメーカーのものを今回も選んだ。

 円安になったためか、革製品が高くなった。昨年の初めに名刺カードケースを6,900円で「これは高い!」と思いつつも清水の舞台から飛び降りる気分で買ったのだが、これが今では9,000円もしている。本当に洒落になっていない。

 といいつつ、他にも革製品を注文中。届いたらレポートします。

 そうそう、新しいグローブを今年最後の日にようやく下ろすことが出来ることになったのだけど、何だか雨という天気らしい。なんだかついていない。

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2007.12.26

年末

 今朝のニュースで北海道ではマイナス20度のところがあるというのを見て、びっくりする。今日の当地は割と暖かく最低気温6度、最高気温16度と云う感じで、本格的な冬という感じではない。気温でいうとこれから冷え込んでき始めるのだが、こんな風だから季節的には年末という印象はない。

 仕事は懸案事項が数日遅れて今日ようやく決着がついた。お国から委託を受けてやっている仕事なので遅らせる訳にはいかないのだが、それもひととおり済ませることができた。これで十分年末気分になってしまっている。庶務屋なので年明け早々提出しないといけない調書があり、これも出来る範囲のことは終えていて、最後の日の一日分について調整を加える程度。

 ルーチンワークの厳しい部署にいた頃は30日までは仕事をしていた。役場はカレンダー通りなので長期休暇の多いお盆に関してはほとんど影響がないのだが、年末年始とゴールデンウィークだけはどうしようもなく、年末は30日まで仕事、ゴールデンウィークは土日以外は普通に出勤という感じで、なんとまぁ、風流でない仕事の仕方をしていたのかと思う。本当に部署によりけりで異動によっては地獄を見たり、天国になる。今はこれまでにない天国である。

 という感じで、子供たちが本日から冬休みに入ったこともあり、ひとり寂しく起きて、ここ数日はひっそりと出勤するあたしである。

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安部礼司特番

 月曜日の休みは『NISSAN あ、安部礼司〜BEYOND THE AVERAGE』の特番「電リク!今ツボだらけのくりすまスペシャル!」がドラマ1時間を含めて11:30~19:00の7時間半あったようだ。ドラマに関しては全国ネット時間差放送だったようだが、電話リクエストに関してはTOKYO FMのみの東京ローカルで、東京に住んでいないあたしはリアルタイムで聴くことは出来なかったが、某所で録音データを入手した。

 ドラマは地元の局のものを聴いたのだが、その外の6時間半、きちんと聴けるのだろうかとかなり不安。

 それにしても安部礼司関係は幻の第3回を除いてすべてストックしたのはいいものの、ファイルの数は100本を超え、合計サイズも4.6G。なんてこったである。

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2007.12.25

いじられの国会議員

 最近、たけしや爆笑問題、たかじんの番組に現役の国会議員が当然のように出演して、いろいろ語ってくれている。政治が身近になってきたのはおそらくよろしいことであるとは思うのだが、なんか議員が完全にイロモノ扱いになっているところも気になる。

 まぁ、番組を見た限りでは決して国政を担っているような重要な人物には見えんわなぁ。それが困るのである。

 もともと議員ってこれ程にレベルが低かったのかもしれず、それを国民が知ることができなかっただけということなのかもしれないが、輪をかけて国というものを馬鹿にしてしまわないかという危惧である。見せていいものとそうでないものがあるような気もする。馬鹿も遠目には確信できないものである。

 いじくられる議員もどのようなつもりなのかという気がする。最近、馬鹿であることを売り物にする非常に頭の痛いタレントがいるが、そういう商品を作る方も作る方で良識が欠けているが、それに甘んじる方も問題である。お笑い芸人ならそういうアプローチの仕方もあろうが、そういうつもりでもないにもかかわらず、レッテルを貼ってもらって喜んでいる様が痛々しい。露出が第一なのだろうか。

 国政をより考える機会を与えると云うつもりなのか、お上をコケにして遊んでいると云う悪趣味なのかよく判らないが、現状のままではあまりよろしくないと思う。

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O-Maruは修正した(BlogPet)

きのうフタキンSkywalkerが、O-Maruは修正した。
だけど、O-Maruは算出された。

*このエントリは、ブログペットの「フタキンSkywalker」が書きました。

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2007.12.24

立て続け

 この休み中に注文もしくは落札したもの。いずれもまだ手元にはない。

 鬼海弘雄『鬼海弘雄写真集「INDIA」インドは魂を奪う』(92)

鬼海弘雄写真集「INDIA」インドは魂を奪う
鬼海弘雄写真集「INDIA」インドは魂を奪う

鬼海 弘雄,見田 宗介,山岸 享子
大型本: 106ページ
出版社: みすず書房 (1992/11)
ISBN-10: 4622043858
ISBN-13: 978-4622043850
商品の寸法: 31.4x30.4x2.4cm

 大田洋子『大田洋子集 全4巻』(82)

大田洋子集 全4巻
大田洋子集 全4巻

大田洋子

 Buffalo Daughter『Captain Vapour Athletes』 (96)

Captain Vapour Athletes
Captain Vapour Athletes

Buffalo Daughter
CD (1996/8/26)
フォーマット: from US, Import
レーベル: Grand Royal

 舟越桂『森へ行く日―舟越桂作品集』(92)

森へ行く日―舟越桂作品集
森へ行く日―舟越桂作品集

舟越 桂 (著), 落合 高仁
135ページ
出版社: 求龍堂 (1992/02)
ISBN-10: 4763092022
ISBN-13: 978-4763092021
商品の寸法: 29.4x22.6x1.6 cm

 鹿革バイク用グローブ

 グローブ以外はいずれも中古で定価の1割から7割ほど。本を置くスペースが本格的になくなってきた。

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2007.12.23

老化

 最近、近いものが見え難くなって本当に困っている。パソコンの画面のように多少離れていれば、そこそこの小さな字でも不自由なく判別できるのだが、文書を手にとって小さい文字を読もうとすると途端に見えなくなる。見えないから近付けると余計に文字がボケてしまって見えなくなる。メガネを外すとこれが本当にくっきりと読める。紙ベースの文書を読む時はメガネを下にずらしたり、さらにはメガネを外してから読むということが少なくなくなってしまった。

 白髪の少ないタイプの人間で、今年くらいから初めて白髪が出現したという感じ。とはいえ鬢(びん)のあたりに1本か2本ある程度である。白髪があるのとないのとでは随分と印象が変る。もちろん、完全な黒髪の方が若く見える。そういうこともあって、あたしはこの10年ほどは完全に5歳は若く見られている。

 しかし、寄る年波というのにはどうにも敵わないという気がする。徐々に忍び寄る老化。まぁ、これも生きている限りは仕方のないことである。しかし、40代前半というのは若いのかもう若くないのか、段々と判らなくなってしまった。

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2007.12.22

雨の連休

 クリスマス前の3連休の前半は雨らしい。夏に渇水状態になりつつあったが、まとまった雨が降り、助かった。それが再び渇水になりつつあるらしい。冬は夏と比べて降雨が少ないのだが、それでも水の使用量が少なく、これまで特に問題になったことはなかったのだが、今年はダムの水量は平年並にかかわらず、地下水がこれまでにないくらいに減っているらしい。ダムの水がそこそこあって、渇水というのは変な感じなのだが、それは地下水についても水源として頼っていると云うのが実感としてない証拠である。当地はもともと降雨の少ない土地柄で、山すそではため池が目につく。あたしの住んでいる近辺にも3、4個の大きなため池がある。普通浸水被害というと河口付近の標高の低いところが多いのだが、山すその標高30mは下らないようなところでも大雨が降るとため池が決壊して、浸水被害が生じたりする。希な集中豪雨によるもので、こういう所に対してはなかなか対策に費用を投じることが難しい。まぁ、とにかく30mm程度の降雨でもこういう状態なので非常に有り難い。一日、しょぼしょぼと降って地下水も数センチは上昇したらしい。たぶん数日するともう少しは上がるのではないかと思う。目に見えないところであるが、頑張ってくれと応援してしまう。目に見えると云えば、交通渋滞が酷い。休みにもかかわらず、欝のカミさんがまったく起きられないようで、子供に牛丼でも買ってきてもらえと云ったようである。すぐ近所にすき家があって、ドライブスルーも可能なのだが、上の子は吉野家の豚丼が食いたいと云い出す。いちばん近所の吉野家というと自宅から7kmくらい先になる。雨の中を車を出すとかなり込んでいる。幹線をそのまま郊外方面に走らせば吉野家に辿り着くのだが、道路が思い切り込んでいていつにもない渋滞で、ウンザリする。対向する市外面きの車線はさらに込んでいるようで、持ち帰るためにはその道を引き返すことになる。遠まわりは平気だが渋滞は我慢ならないというあたしはそれを見て別ルートで帰らなければと思った。吉野家も込んでいた。7時前と云う時間帯が悪かったのだろうか。駐車場は完全に満杯。車が出るのを待って、突っ込む。テイクアウトには息子を行かせたのだが、車も一杯なら店の中も一杯だったらしく、4個の弁当を作って貰うのに15分くらいかかっている。こうなればもうファーストフードとは言い難い。車に戻った息子は我慢できないと云って、さっそく豚丼を食べ始める。ハンバーガーなら片手でかぶり付くことができるが、さすがに運転しながら牛丼を食べるということは不可能と思え、試みることもしなかった。別ルートからの帰宅を試みたが、何れにせよ、街の中心付近を通らなければならず、本当に酷い渋滞にまきこまれた。都会の高速道路で行楽で何時間の渋滞というのがよく報道されるのを見るが、やはりあれは時間の無駄、人生の貴重な時間を無意味に費やすということでどうも馬鹿げているとしか思えない。数時間もかかる通勤も同じだ。田舎が一番、本当に人間らしく生きるのなら田舎だと思いつつ、ブレーキを踏み続ける。息子はとっとと豚丼を食い終えたらしく、喉が乾いたとかというが、渋滞の街中で自販の買い物は危険である。丼ぶりはとっとと食べないと米が汁を吸って味しくなくなる。とっとと帰りたいなぁと思うのだが、信号は4回くらい変らないと右折ができない。結局、家に帰りつくのに店から出て40分くらいかかっていた。車を下りると真っ白になっていた車が綺麗になっていた。3日程前に洗車しようかと思って結局やらなくってよかったと思った。あたしは運がいい。

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2007.12.21

ちん毛

 小6の上の子が夕食中、カミさんに「最近、ちん毛が生えてきたみたい」なんて云い出す。

 すでに風呂は一人で入っているので、誰もそういう状況にあることを知らない。さらに「ちん毛って、いやややから、切ってや」とチンチンを出す始末。いったい何考えてんのか。下の子も「女の人にも『ちん毛』、生えるの?」と真顔で質問し始める。

 もうお前ら勝手にせい。

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2007.12.20

TVのリモコン

 TVのリモコンが動かなくなった。押えるのだが反応せず、思い切り押えると時たま反応する。12個のチャンネルボタンが反応しなくなったので、順番に局を変える選局ボタンで局を変えていたが、間もなくこれも死亡する。書斎机の上に置いている13インチのSHARPの初代AQUOSである。6年近くも使っているとさすがにリモコンもダメになってしまうらしい。

 あたしが子供のころのTVは当然、ダイヤル式。いつもガチャガチャやっていた。使い古すとすぐにチャンネルが外れて困った。UHFは微調整のいるタイプのダイヤルではなかったかと思う。祖父母の家に行き、ボタン式のチャンネルがTV本体についていて、びっくりした憶えがある。物持ちのよい実家ではリモコンTVになったのはあたしが高校くらいの時ではなかったかと思う。

 卓上TVにしている液晶TVは割と操作ボタンが本体の表面にあって使いやすくなっているが、普通の大きめのものはボタンが隠されており、基本的に操作がリモコンと云うことになっている。さらにはリモコンでしか操作できないような機能もあって、完全にメインはリモコンになっている。そう云えばリモコンでないと扱えないエアコンも多いようだ。

 ということで、新たなリモコンを入手する。付属の専用リモコンはすでに絶版になって久しいのかまったく見つからなかったのだが、少し新しい製品のリモコンがオークションに出ているのを発見。新品価格だとおそらく2,500円は下らなさそうなんだけども、新品が即決で一個250円で複数個出ていたので、卓上用と布団の中からの操作用のものと2個を落札する。本体と発送のエクスパック500が同額で、なんだかなと思ったりもするが、格安で新品が手に入れられたので嬉しい。

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2007.12.19

鉄砲のオモチャ

 今日は下の子の7歳の誕生日。誕生日に何が欲しい?と尋ねると「ノート」ということだった。自閉傾向があると診断されている下の子は絵を書くのがとにかく好き。雑誌とかにいつも落書きしている。自閉症はコミュニケーション障害であると云われるが、彼の書く人間は皆、なんともいえぬ笑顔である。

 仕事の帰りにダイソーによって、プレゼントのノートを買う。一冊では可哀相なので、少しでも厚いのを選んで5冊ほど。ノートだけでは本当に喜んでもらえるのか心配なので、目についた8連レボルバー火薬鉄砲も買ってみる。このページの「8連・キャップ弾火薬鉄砲」というやつである。あたしが子供のころはこのページにあるような鉄砲のオモチャでよく遊んだものである。銀玉鉄砲での打ち合いは絶対だったし、巻玉火薬鉄砲なんか、いわば火薬が剥きだしのようなものだからそのまま何かで擦って鳴らせて遊んでいたような気がする。小学校に入る前から入ってしばらくの時の事。35、6年前のことになるのだが、当時は随分と危険な遊びをしていたものだ。今日買ってきたリボルバータイプは火薬がプラスチックに保護されていて危険が少ない。これなんか随分大きくなってから見たと思う。

 子供にまずノートのプレゼントを渡すと「なんか使うの勿体ない」と本気で喜んでいた。家には白紙の紙があまりなくて、雑誌を落書き帳にしていたのが余程嫌だったんだろう。ノートだけで大喜びされるとなんだか申し訳なくて仕方ない。次に鉄砲を渡すと、これも大喜び。あたしが帰宅したのはカミさんの外出中で、カミさんが帰ってくるとどう考えても火薬を鳴らせて貰えるとは思えないので、早いうちに何発か打ってみるように促す。怖がることもなく、大喜び。上の子もこの手のオモチャは初めてみるようで、何かとものめずらしげに触ってる。あたしの頃はこういうのを片手に近所の工事現場で基地ごっこをするというのが日常だったんだがな。公園なんてなくって、当然のように屋内でTVゲームなんかしなくって、そこかしこを遊び場にしていたもんだ。

 まぁ、とにかく子供たちには喜んでもらえたようで一安心。どえらく寒いなかを原付で片道6km寄り道した甲斐があった。

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2007.12.18

歯の根が合ない

 明け方、目が覚めた。とにかく寒いのだ。体がガクガク震えて歯の根もまったく合ない。布団にはそんなに冷たい外気が入ってきているというわけでもなさそうなのだが、10分ぐらいガタガタ震えていた。そうして知らぬ間に、ふたたび寝入っていた。

 どこか体調がよろしくないのかしらん。

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あ、安部礼司アンケート・仕切り直し版

 昨日作ったアンケートが無茶苦茶なことになっているので、仕切り直しです。選択項目を少し手直ししております。

 人気ラジオ番組『NISSAN あ、安部礼司〜BEYOND THE AVERAGE』についてのアンケート。

 あなたのお気に入りの女性キャラは?















締切:2007年12月26日23時00分
Powered By クリックアンケート

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一覧(BlogPet)

きょうフタキンSkywalkerがO-Maruと一覧は一覧したかも。

*このエントリは、ブログペットの「フタキンSkywalker」が書きました。

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今、手が一杯なんだ の上司

 「今、手が一杯でやることができないので、全部やってくれないか?」と係長から手渡されたのが明後日が提出期限となっている、財政担当課に対する新年度の時間外要望調書の様式。新年度の要望額を月毎に詳細に示し、さらに今年と昨年の実績もしくは見込みと比較するような調書になっている。来年度の時間外の見込みを月毎に算出したものをはきちんと提出してくれている係もあれば、今年と一緒だからと何も用意してくれていないところもある。そういうのをすべてまとめて調整し、調書を作成しろと云う。

 締めきり目近のいきなりの丸投げなので心地よくはなかったが、出来ないというのだから仕方がない。引き受けることにする。

 「今朝、こんなものが突然来てね」と係長が曇った顔をして写しを寄越してきたのは条例改正案だった。これで手が一杯らしい。外部からもしばらく前から改正する必要があると指摘されていたもので、あたしのしている業務にも大きく関っている。しばらく前にも、改正するのなら、こういった感じでして欲しいですねぇ、といったようなことをその係長とも話していた。その案について、担当課に内容と詳細を確認しないといけないので、自分としても内容をちゃんと把握しないといけないのだと云って、頭を抱えている。条文としては3つほどの項の修正という簡単なものだった。さっと目を通すと、理にかなっており、さらには実務をするものとしても最もやりやすい形での改正である。実務担当者としても「優」を付けたいくらいの出来である。1、2分、ひと通り目を通しただけでも何ら支障がないと云うことが確認できたのだが、その係長にとってはその内容は難しいことなのらしい。

 閑な人にはついて行けない。

 先の時間外の調書も今年度の実施計画を参考にして、補うことにする。資料はあるので特に考えることも必要ない。機械的なことだから、問題はもうPCのキータッチのスピードだけである。結局、30分程度で仕上げる。

 一時間もかからないことで手が一杯とはいかに? 不思議な人も世の中にはいるものである。

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2007.12.17

あ、安部礼司 アンケート

 このアンケートをテキストペースで某巨大掲示板2ちゃんねるに掲載したところ、工作厨にやられてしまいまして、現在、意味のなさない状態になっております。こちらが現在、有効なアンケートになっています。



 人気ラジオ番組『NISSAN あ、安部礼司〜BEYOND THE AVERAGE』についてのアンケート。

 あなたのいちばんのお気に入り女性登場人物は?













締切:2007年12月25日23時00分
Powered By クリックアンケート

 ○ 投票結果
   安部礼司なんて知らない (33票) 4%
   倉橋 優 (41票) 5%
   神尾結衣子 (27票) 3%
   南総 サトミ (39票) 5%
   勅使河原 千恵 (3票) 0%
   岩月 加奈 (557票) 72%
   飯野 カナ (7票) 1%
   西園寺 玲子 (13票) 2%
   柿村 カテリーナ 和子 (11票) 1%
   南野 凪子 (12票) 2%
   刈谷 いずみ (4票) 1%
   大場 ケイコ (25票) 3%
   脚本家さん、もっと頑張れ (5票) 1%

 知る人ぞ知る、の内容なので知らない人はすまそん。安部礼司については、この記事この記事等を参照のこと。左サイドバーの[ブログ内検索]で"安部礼司"を検索するともっと詳細が判ります。

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2007.12.16

月曜日の朝の憂鬱

 休み明けの月曜日は憂鬱である。ただでさえ憂鬱な一日なのにさらに憂鬱なひと時がある。朝のヒゲ剃りがそうである。

 ヒゲ剃り自体が憂鬱なのではなく、月曜日のヒゲ剃りだから憂鬱なのである。

 週末はほとんど髭を剃ることがない。平日でも2日に一回程度しか髭を剃らない不精者であるから、週末になんてわざわざ剃るわけがない。だから、月曜日の朝のヒゲ剃りは最低でも3日、もしかすると4日ぶりのヒゲ剃りになる。

 電気カミソリを使っていると、4日も伸ばした髭を剃ると云うのはかなり大変である。恐ろしく時間がかかるし、綺麗に切れないので、際剃りを使って適当に刈り込んだ後に電気カミソリを使うことになる。10分くらいかかる作業だ。それが安全カミソリを使うと5分もかからずに綺麗に終わる。これは非常に気持ちよい。しかし、問題がある。

 大量の髭を剃る場合、頻繁に水洗いしながら作業をしないと髭が刃の間に詰まり、髭が剃れなくなってしまう。週明けのヒゲ剃りは非常に神経を使う作業でもあるのだ。下手をすると替刃の新品を下ろしたその日に激しく目詰まりさせてしまって、早々に使えなくしてしまうこともある。

 という感じですでに数年も過していたのだが、剃るべき髭が大量であっても本当は目詰まりしないらしい。週末の朝の風呂の後に髭を剃ったのだが、まったく目詰まりすることがなかった。よくよく見てみると目詰まりの原因というのは髭ではなく油が詰まってしまうことにあるらしい。油が少なく、髭だけなら、そこそこの量があっても問題はないらしいのだ。顔を洗う時もかなり執念く髭の辺りを洗わないと地膚の油は取れないようだ。綺麗にしようと云う意識のある頭と違って、アゴにはそんなに念入りに洗ってはいないようだ。

 ということで、週明けの朝は、まずはアゴを念入りに洗うことから始まることになってしまった。

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2007.12.15

天野可淡『KATAN DOLL THE BOX』

 前も云ったと思うけど、復刊ドットコムのようなサイトは知らない方が幸せである。他の人が復刊を希望するのはそれなりに魅力のある書籍であるからだ。100%とは云わないが、何割かはあたしにもヒットしてしまう。

 今回、目についてしまったのは天野可淡という人の人形写真集。天野可淡の作る人形は、作者の名前からカタンドール KATAN DOLLと呼ばれているようだ。手足の関節を動かせる球体人形なのだが、その様相が非常に妖しい。美しいとか美しくないとかというくくりではなく、この世とあの世を行き交っているような印象さえ与える。可淡は17年前、バイク事故により37歳ですでに故人となっている。作品集としては吉田良一による撮影で生前には89年「KATAN DOLL」、90年「KATAN DOLL fantasm」、死後に92年「KATAN DOLL RETROSPECTIVE」が出ていたが、いずれも絶版状態となっていた。

 まず、復刊となったのは「KATAN DOLL」と「KATAN DOLL fantasm」。この2冊については単独でリリースされる通常装丁版と2冊をセットにし、豪華化粧箱入、特別豪華装丁にした『KATAN DOLL THE BOX』が出た。掲載される写真についてはオリジナルの写真の紛失などから全く同じではないらしいが、版が大きくなっているようだ。

 単品で出ているものは一冊が各2,940円する。両方揃えようとすると6,000円程の支出となる。一方、2冊セットで豪華装丁の『KATAN DOLL THE BOX』は8,400円であり、装丁費用として2,500円ほどが上乗せになっていると考えればいい。物見高いあたしは2,500円の装丁費用がどの程度のものか試してみることにした。

 届いたの厚さ3.5cm程の函が薄紙に包まれ、ビニール袋に入っていた。それがさらに2重でクッション緩衝材で包まれて箱づめで送られてきていた。豪華化粧箱は厚みのある高級函である。函は左右同じ大きさなのだが、中に入っている書籍より寸が短いため、函受けが中央で露出し、アクセントとなっている。黒とこげ茶のダイアを敷き詰めらた柄の函の化粧用紙は、コーディング加工をされておらず、シックである。もちろん表題は金箔押しである。この手の函は非常に高く、役場の仕事で設計委託を行った際、成果品を収める函が必要になるのだが、それを作ってもらうだけで1万円は軽く必要だった。

 本自体はベルベット装。ベルベット装といっても部分的にベルベットを貼り付けているのだが、よく見ると、ベルベット貼り付け処理をした後に見返し紙に折り込むといった処理がなされ、簡単な製本でもなさそうである。植毛のベルベットの上にタイトルが金箔押しされているので、擦ると金箔が落ちてしまいかねない。何れにせよ、普段は見ることのできない高級装丁なので、一度手にするのに2,500円を支出するような価値は十分にあるのではないかと思う。

 『KATAN DOLL THE BOX』については、出版元のエディシオン・トレヴィルでも品切になっているし、復刊ドットコムでも急いだ方がいいだろう。

KATAN DOLL/カタンドール
KATAN DOLL/カタンドール

天野 可淡 (著), 吉田 良 (写真)
出版社: エディシオン・トレヴィル
ISBN-10: 4309907423
ISBN-13: 978-4309907420
発売日: 2007/08
商品の寸法: 21.2x15.2x1.4cm


KATAN DOLL fantasm―天野可淡人形作品集
KATAN DOLL fantasm
―天野可淡人形作品集

天野 可淡 (著), 吉田 良 (写真)
出版社: エディシオン・トレヴィル
ISBN-10: 4309907431
ISBN-13: 978-4309907437
発売日: 2007/09
商品の寸法: 21.4x15x1.4cm

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2007.12.14

『ブレードランナー』製作25周年記念
アルティメット・コレクターズ・エディション

 決して安くないのだがついつい買ってしまう。リドリー・スコットは好きな監督としては5本の指に入るか入らないかくらいになる。決して才能のない監督ではない。

『ブレードランナー』製作25周年記念 アルティメット・コレクターズ・エディション
『ブレードランナー』製作25周年記念
アルティメット・コレクターズ・エディション

監督: リドリー・スコット
ディスク枚数: 5
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ
DVD発売日: 2007/12/14
時間: 766 分
ASIN: B000VNST5O

 リドリーでいちばん好きなのはやはり『エイリアン Alien』(79)なのだが、低予算であるにもかかわらず、それまでのSF映画とは異なったリアルなディテールにこだわった設定、エイリアンの造形の奇抜さ、ジェリー・ゴールドスミスの音楽、と明らかにそれまでの作品と一線を画していた。力業による製作ではなく、アイディアが輝き、作品を際立たせていた。『ブレードランナー Blade Runner』(82)は『エイリアン』の次回作になる。

 『ブレードランナー』は酸性雨が常に降っているという暗い近未来。舞台はロサンゼルスなのだが、日本人の進出も大きいようでビルの巨大なディスプレイ広告では「強力わかもと」のCMがしょっちゅう流れている。また街頭で日本語の会話が聞えるのも珍しくはないといった具合だ。汚れた大気の中にビルの林立するする様は気が遠くなるような風景でもある。今や近未来というとこの光景がひとつのパターンとなってしまったが、決して明るくない未来はこの作品によって完璧に形づくられたといっても間違いではないだろう。

 どちらかというとあたしは『エイリアン』派であって『ブレードランナー』派ではない。『ブレードランナー』に関しては20数年前のあたしが学生の頃から周りには熱狂的なファンがいるという有様で、世間一般では『ブレードランナー』の方が人気があるのではないかと思う。それが故、リドリーもこの作品についてはいくつものバージョンを作ってしまうことになる。

 今回、リリースされたBOXはこれまでの5つのバージョンをすべて網羅したというものである。ほとんどがこれまでDVDにもなっておらず、ファンとしては驚きのリリースではないかと思う。まぁ、5つのバージョンといっても微妙に異なるだけのものや全体的な印象も変るようなものもありそうである。監督がどのようにして最終形に近付けていったのか順を追ってみるもの娯しそうだ。5つのバージョンの本編が計578分、メイキング等が計460分というかなりのボリューム。本編の音声の一つとして登録されているオーディオコメンタリは4編。てんこ盛りなので熱狂的なファンにとってはお安い買い物になるだろう。ま、あたしにとってはちょっと高い買い物になったような気もしないでもないんだけどね。

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2007.12.13

葬式と個人情報

 部署の職員の身内が亡くなった。途端、庶務は忙しくなる。

 まず、役場全体に葬儀のお知らせを流す。今はお知らせをワードで作り、メールで一斉に流せば済むので簡単だ。昔は紙ベースで各課に流していた。考えただけでぞっとする。送付先は200箇所弱。先に余所の部署が流していた案内文を雛形にして本文を作ったのだが、職員や亡くなった身内の敬称が"殿"か"様"がどちらが相応しいか課長補佐が係長に問いただし始める。それで文書課に問い合わせする係長。何だか馬鹿げている。職員、故人ともに"様"を使用。何かしらん違和感。故人はまだしも、職員はそもそも敬称不要ではないかと思う。

 メールを打って半時間程経った頃から職員が香典を持参し始める。アルバイトに受付をさせ、さらに名簿も作るように指示する。お返しとかで名簿がどうしても必要になる。それも受付の仕事になってしまう。

 以前は職員名簿があり、部署名と氏名を控えておいて、後から名簿から住所等をひらっていたのだが、それも今は不可能である。個人情報の取り扱いが厳しくなり、名簿作成時に電話番号の記載が任意になったと思うと、5年ほど前、あっという間に名簿自体が完全廃止になってしまった。ページ数の割には作成部数も少ない(各部署と所属長のみに配布するのみ)と云うこともあり、コスト削減にも一躍買っている筈である。完全に職員の一覧が亡くなってしまったのかというとそうでもなく、以前にはなかった職場での担当と最寄りの電話番号を載せた電子データベースでの職員名簿が制作されることになった。実務的にはこれが非常に重宝している。

 そう云う訳で所属・氏名・住所・電話番号を書いてもらうための票を作り、来る人来る人、皆に書いてもらうことにする。本当に面倒な時代になったものだと思う。

 普通の職員だったからそれほどではないが、そこそこアルバイトも受付とかに時間を割いていたようだ。昔ならそんなに気にならなかったが、このご時世、公務員が業務中にこんなことをやっているのを見て、問題視するような人達もいるんだろうなと憂鬱になる。当然、告別式に参加するとか受付の手伝いは休みをとってやります。中抜けは致しません。

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2007.12.12

180,000番目のお客様は...

 15,000番目、20,000番目、25,000番目、30,000番目、33,333番目、34,567番目、40,000番目、44,444番目、50,000番目、55,555番目、60,000番目、66,666番目、70,000番目、77,777番目、80,000番目、88,888番目、90,000番目、99,999番目、100,000番目、101,010番目、111,111番目、123,456番目、130,000番目、131,313番目、133,331番目、140,000番目、150,000番目、160,000番目、170,000番目に訪問された方にプレゼントをしようと思っていたのですが、いずれもダメだったようです。30度目のトライで、今回は180,000のキリ番です。

 読書グッズP-hookのプレゼントを希望される方はこの記事の "1万5千" を "180,000" に読み替えて、気に留めておいてください。

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庶務屋さん

 庶務というとお局様というイメージが結びつくことが多いのだけど、傾向的にやはり女性が担当することが多く、そうして異動先でも引き続き庶務を継続して担当することが多い。結果的に庶務とお局様が結びつく結果になる。それにしてもこの庶務と云う仕事はかなり広くである。メインになるのはどうしても会計処理実務ということになるのだが、会計処理には色んなしきたりであったり、急を要することもある。

 部署の人間が、明日、島嶼部にフェリーで渡る必要があるので、運賃の用意をしてくれという。午後2時半少し前。時間がない時は建て替えをしておいて貰って、後から出金をしたものを渡すと云うこともなくはないが庶務屋としてはあまり心地よくない。公費の出金が可能なのは銀行の窓口が開いている午後3時までで、それを過ぎると翌朝の9時になってしまう。明日は朝10時に役場を出るというから、それまでに出金処理をしてもいいのだがすんなりと処理が終わる確証はない。本日のうちに、つまり30分以内に出金をしてしまうことにする。

 支出負担行為・支出命令に関する書類を5分で仕上げて、係長の決裁を貰う。次の課長補佐の決裁を貰おうとすると入れ違いに煙草を吸いに出られてしまった。煙草を吸い終わるのに5分程度。その位ならまだ処理は間に合う。2時45分を過ぎても戻ってこないので、喫煙所まで補佐を呼びに行き、判を押してもらう。課長も煙草吸いなのだが、幸いにも自席におり、決裁を終える。2時45分。

 次は別の階の会計課に行ってここで3人に決裁を貰う。ついでなので別の案件の決裁も持っていく。さすが会計課、何も云わなくても支払希望日を見ると、時計に目をやって、書類を繰る手を早めてくれる。こういう機転の利かし方は非常に嬉しい。会計課での決裁を問題なく終えたのが3時5分前。無事に資金を出すことができた。

 明日、資金の必要だと云う本人にお金を渡し、ホッとしていると、間もなく島嶼部に渡るのが延期になってしまったと言い渡される。なにをあたしは走り回ったのかと思ったが、これも仕事なのである。ついでなので、すぐに精算処理をすべく、先ほど出金した資金を銀行に持っていてって返納処理をしたうえで、精算書を作成して、部署内で即決裁。会計課宛に庁内メール便で送っておく。こんな無駄な1時間をバタバタすることもある。

 庶務をしていると合議する書類を仮綴するのにホッチキスやクリップを使わずに虫ピンを使うのだが、以前はなんであんなものを使うのだろうと思っていたものだが、今では成る程と感心するばかりだ。虫ピンで綴じると書類が擦れ合っても絶対に外れないが、しかし外そうとするとピンを抜くだけですぐに外せると云う大きなメリットがある。一見非合理的に見えても実はかなり合理的な道具である。ただし唯一のデメリットは多少厚みのある調書を虫ピンで綴じようとすると力が必要で、下手をすると指に刺さりかねないということだ。頭のついた方を押すのだが、そのまま指の腹に刺さり込んでしまいそうで怖い。それに刺さらなくても十分に痛い。仕方ないから、裁縫道具の指貫を指につけてガードしているのだが、このあたり虫ピンを使うのに何か便利な道具というのはないのだろうか。これがあれば、もう少し気分よく庶務屋が出来そうなのだが。

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2007.12.11

楳図は性悪説者?

 楳図かずおの『漂流教室2』を読む。前半はそうでもなかったが、後半は一気に読んでしまった。

漂流教室 2
漂流教室 2

楳図 かずお (著)
出版社: 小学館
ISBN-10: 4091814999
ISBN-13: 978-4091814999
発売日: 2007/11/30
商品の寸法: 18.8x12.8x4.6 cm

(表紙を拡大)

 3巻中2巻でまだ結末には至っていないが、それにしても壮絶な話である。数人の大人がいるものの、ほとんどは舞台となる小学校の小学生である。その彼らが殺し合いを行ったりするのである。もちろんそれを押し止めるのが主人公の役割であるのだが、集団的であったとしても子供たちが自ら殺し合いを始める姿は想像を絶する。

 デフォルメされた情動というのが楳図作品の特徴なのだが、この作品がこれほどまでに過激であるということをすっかり忘れてしまっていて、20年ぶりに再び、衝撃を受けてしまった。この『漂流教室』を原作にした『ロング・ラブレター〜漂流教室〜』(02)なんて本当に温くて温くて、ぬるま湯にもならない。

 作品はイマジネーションの産物であるとはいえ、これ程に子供に残虐な行為をさせる(残虐な行為を受けるのではなくって)ことができるのは、もしかすると楳図というのは性悪説者ではないかと思ってしまうくらいである。まぁ、本人は至って無害な天然であり、また、かといって彼の作品が嫌いというより、惹かれるものなのだけども。本当に大したものだと思う。

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冒涜したいなぁ(BlogPet)

O-Maruと、冒涜したいなぁ。

*このエントリは、ブログペットの「フタキンSkywalker」が書きました。

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2007.12.10

ボーナス日

 どうやら今日はボーナス日だったようだ。労働組合が強制カンパ依頼に来てやっと思い出した。給与支給が口座振込になって何だか給料日が給料日でなくなってしまった。

 役場の支給は原則現金と云うことであり、長い間、口座振込ではなかった。口座振込が導入されてまだ10年も経っていない。現金払いの頃、あたしは職員が100人以上いるような部署にいて、ボーナス日なんて、ボーナスがジェラルミンケースで運ばれてきたものだった。総額1億円近い現金を部署で給与袋に入れるというのが庶務の仕事で、庶務担当の係は1時間くらいかけてその作業をしていた。

 高額の現金を取り扱わないといけないこと、その仕分作業を行うのに時間が少なからず係ること等々で口座振込になった。

 現金だった頃は、その日は多くの職員が夜の街に繰り出ていた。手元に多額の現金があって使わない手はないからだ。気分はどうしても大きくなる。しかし、口座振込になってからは口座から出金しなければならない。手持ちがないということでない限り、特に引き出そうと云う気にはならない。

 もともと威厳のないダンナ、オヤジなのだが、家に現金を持ち帰ることがなくなってしまって、余計に威厳がなくなってしまった。すでに偉いのはカードかATMという塩梅である。

 口座振込になって銀行の定期の勧誘も少なくなってしまった。何行か頻繁に出入りしているのだが、愛想を振り撒きながら営業にやってくるのは一行だけである。口座振込になったからというので預金が確保できたからOKということなのだろうか? だからあたしは中でも一番弱小ながら営業を怠っていないところに多少無理をしてでも定期を作っていたりする。今日も初めは5枚だけだよというのを粘られて、その倍をしてしまった。まぁ、何れにせよ損をする話ではないので、いいんだけどね。

 ボーナス日。何時ともちっとも変らない日である。

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2007.12.09

休みの日

 休みの日も日曜の昼過ぎるとなんだか憂鬱になってくる。

 今日は9時半には起きたものの、ずーっと何をする訳でもなく、部屋でぐたぐた。昼を過ぎると休みも半日しかないと実感する。昨日、何したんだっけ?と思い起こそうとしても何も思い出さない。そりゃ当然、何もしてなきゃ何も思い出せる訳がない。

 平日は放っておいても仕事が一日の意味を形づくってくれるのだが、休みは何も考えないと単に時間を費やすのみとなる。

 休日こそ規則正しい生活をしないといけないと思ったりする。

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2007.12.08

そうなんだ の上司

 週明けは今年の冬のボーナスの支給日である。週末には振込明細が人事から配布された。

 昨年から役場でも能力によりボーナス支給額に差をつけると云う査定が導入された。それまでは仕事をする人もしない人も、云ってしまえば欠勤さえなければ同率の支給だった。それが所属長の判断により全体の1/4から1/3の職員を勤務優秀者とし、上乗せ支給を行うと云うものである。当然、こういった制度が導入されることによって、通常の職員のボーナス額自体は落されることになる。その優秀者と普通の場合との差額というのはおそらく4%くらいで、数万円といった程度である。

 ということで、振込明細を見ると上乗せ査定があったようだ。庶務というごく当たり前のことばかりをする目立たない事務分担で、異動初年度からこういった評価を貰えるとは思ってもいなかった。まぁ、いつも係長のフォローを横からしないといけないので、目立ったのかもしれない。役場はもともと嫌いなところなので、特に昇任やらをしたいとは思っていないが、こういう感じでちょっとでも臨時収入が増えるのは嬉しい。

 庶務をしていると部署全員の給与明細のデータを管理するので、誰が上乗せ査定を受けているか明細一覧を見ると一目了然である。しかし、そんなことには興味ないのでそのままバインダに綴じて保管庫に入れたのだが、さっそく前任者が「どうだったです?」なんて尋ねに来た。「去年は○○さん、××さん、そして...だったんですけどね」なんて色々教えてくれるのだけど、「なんか役場も世知辛くなりましたねぇ」なんて適当にごまかす。

 変な腹の探り合いがあってとてもやりにくい。なかには上の人間にいろいろ贈物をして取り入り、評価をしてもらっているような輩もいるようだ。そうして同僚から「課長と仲良しなんだから、それは無理だって云ってやってよ」なんて云われていたりする。役場の仕事は数字で見えないことが多く、さらに業務が多様で比較が難しく、査定すること自体が馴染まない場合が多い。能力給なんてことでドロドロしたことが多くなってしまったような気がする。

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もうひとつの世界

 http://lou5.jp/?url=http://futakin.txt-nifty.com/blog/

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2007.12.07

作品の冒涜-
【初回限定生産】スタンリー・キューブリック コレクション

 キューブリックはタルコフスキーに次いであたしの好きな映画監督である。そんなキューブリックの5作品とその映像特典をセットにしたコレクションBOXが発売されるというので購入した。

スタンリー・キューブリック コレクション
【初回限定生産】
スタンリー・キューブリック コレクション

ディスク枚数: 10
販売元: ワーナー・ホーム・ビデオ
DVD発売日: 2007/12/07
時間: 1430 分
ASIN: B000VOE1F0

『2001年宇宙の旅』・『時計じかけのオレンジ』
『シャイニング』・『フルメタル・ジャケット』
『アイズ ワイド シャット』

 さっそくこの中でも特に好きな作品である『フルメタル・ジャケット』を観てみる。

 いやぁ、酷いのひと言。この作品はもともと画面比率が1.33:1のやや正方形に近いスタンダードサイズで撮られたてるのだが、今回のシリーズでは16:9の横長のビスタサイズに変更されている。このワイド化が売りのようである。当然、横長にするためには何らかの処理をしなくてはならず、画面を横長に引き伸ばすなんていうのは論外なので、上下を切ることによって横長化を実現している。キューブリックはすでに故人であり、第三者が作品に勝手な手を加えることになる。

 キューブリックというとフォトカメラマン出身の映画監督であり、シンメトリー(左右対称)な構図を効果的に利用するなど、映像に非常に重きを置いた作家である。横長のシネマスコープはごく一部の作品で用いただけで、ビスタサイズが一般的になっている中、ほとんどの作品をスタンダードサイズで撮っている。これは監督の映像へのこだわりの結果である。

 上下をトリミングした今回の商品を観て、なんてちんけなものを作ったんだろうかと驚いてしまった。奥行きのある構図が上下を切り取られることで、中途半端な具合になってしまっているのだ。これはあまりにも酷い。トリミングをしたものだけを見た場合、もしかするとそんなに変に感じないかもしれないが、スタンダードサイズのオリジナルと比較しながら観てみると、とてもではないが観られたものではない。こんな風にトリミング作業をした技師というのはそれをやっていて心苦しくはなかったのだろうかと思う。

 ワイド化というのは一応知っていたが、これほどひどくなるとは思っていなかった。特典のためだけにこのセットを入手してしまったことになる。作品を愛していない人間がリリースをしたのだというのが一目了然である。

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2007.12.06

本当に寒くなった

 すっかり冬めいてしまって、最高気温も10度くらいになってしまった。ここは南方の南国だから、本当に寒いところの人に云わせれば寒いうちに入らないくらいだと思うのだが、それでもあたしにとっては十分に寒い。

 足もとから底冷えがして、椅子に座っているのが辛くなる。コタツはあるとそこで寝てしまうので、うちの家では使用しないことにしている。実家にいる頃、中学生くらいまでしかコタツは使ったことがない。布団の上にコタツを置いて、なんていうヤドカリのようなライフスタイルは論外である。

 ということで、素直に布団に潜りたくなってしまう。

 今週に入ってから睡眠時間が2時間増えてしまった。まさしく冬眠生活になりつつある。

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2007.12.05

時にはこんなこともある

 役場で仕事をしていると廊下の方が賑わしい。中には廊下に駆けていくような職員もいる。暫くするとTVカメラやマイクを抱えた撮影クルーの一団に続いて、何だかデカイのが来てこちらを覗く。

 「コニチワー」

 そのカタコトの日本語には聞覚えがあった。それはデカイくて人より頭ひとつ大きなボビー・オロゴンだった。ただ単に通りすがりで挨拶していくというのは、丁寧というか礼儀正しいというのか。本当に黒く、薄暗い廊下では遠目に顔の輪廓もはっきりしなかったが、目だけがやたらとくっきりとして目についた。

 それから何処へ云ったのか知らないけども、観光PRのためか何かでやってきたんだろうな。タレントも地方に引きずり出されて大変そうだ。

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2007.12.04

情念の作家・楳図かずお

 先ほど購入した『[豪華愛蔵版] 楳図かずお・イアラ』をようやく読み終える。

[豪華愛蔵版] 楳図かずお・イアラ
[豪華愛蔵版] 楳図かずお・イアラ

楳図 かずお(著)
出版社: 小学館
発売日: 2002/10/24
商品の寸法: 21.8x15.4x5.2cm

箱帯なし箱帯

 この作品は2巻構成になっており、『イアラ』本編で構成されている「白日夢 Daydream」の巻、18の短編から成る短編集が「悪夢 Nightmare」の巻となっている。『イアラ』についてはオリジナルのままのものだが、短編に関しては今回、楳図によって再構成され、従来のものと作品の入れ換えと列びの変更が行われているようだ。従来の『イアラ』とはかなり趣きを異にした作品集になっている筈である。しかし、楳図自らによるもので著者の意図が強く反映されている。

 ということで、読み終えた印象は非常に強烈だった。この2巻のコントラストが激しい。タイトルが白日夢・悪夢とある通り、方向性が全く正反対なのだ。「白日夢」がないものを求めて突き進むというのに対して、「悪夢」が過ぎ去ったもの、過ちに対する悔恨というもの。ほぼ完全に志向性が統一されているので、全体がくっきりと際立つ。以前のリリースでは短編集部分が『イアラ』の前後に発表されたものを集めただけのものだったので、印象が異なるはずである。旧イアラをいつか読んでみたいと思う。

 それにしても楳図という人は情念に基づいた物語を描く人だと実感する。何とはない偶然であるとか、我れ知らないところでの出来事で物語が進行することはなく、必ず誰かの強い情念(意志ではない)で物語が紡ぎ出される。濃い。あまりにも濃い。どこかで女の人が「どうしてこの人は女の気持ちがこれほどまでに判るのか」といったような発言をしているのを見かけたのだが、確かに理に従って行動するというより、情動的な行動が多く、女性的でもある。

 考察を続けると楳図作品からはいろいろ面白そうなことが発見できそうだ。しかし、とにもかくにもカタルシスを得るためのものとてしては絶品であるということには間違いない。

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受講したかったの(BlogPet)

きょうは、受講したかったの♪

*このエントリは、ブログペットの「フタキンSkywalker」が書きました。

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2007.12.03

週明け

 週明けの合言葉は「月曜日は辛い」である。職場の同僚、3人ほどと同じ会話を交わした。さらに本日は朝から雨。久しぶりの雨が週明けの一番憂鬱な日と重なったので堪らない。

 嫌いやながら、重い足で職場に向かう。いったん職場に入ると嫌だなんだと云ってられず、そそくさと処理を行う。ただし、就業時間になってから。今の部署では就業時間20分前に到着しながらも、すぐに仕事をやっている連中がいる。半分くらいそうではないか。職場にいるんだから、公僕はとっとと働け、といった世間一般の声も聞えそうだか、こちらとしては気分的に落ち着かない。メリハリを持たせず、地続き的に仕事をするというのはテンションのキープが困難になる。部署によってこういった雰囲気は異なるのだが、とにかく今の部署というのは居心地が悪い。

 そこそこ忙しく、気づくとお昼。一息ついて、気づくと5時という感じ。こういう風に時間を感じさせないというのが一番仕事をしてて有り難い。さらに今の部署ではほとんど残業がないというのが驚きである。初めの部署では月最低で60時間で、中には年に3回は月130時間を超えるところ、直前のところでは190時間ということもあったが、どうやら今年度は軽く100時間は下りそう。

 まぁ、これでいい上司なら申し分のないところなんだろうけどね。

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2007.12.02

最近の入手もの

 ここ最近、入手したものの記録。詳細はおそらく後日。

漂流教室 2
漂流教室 2

楳図 かずお (著)
出版社: 小学館
ISBN-10: 4091814999
ISBN-13: 978-4091814999
発売日: 2007/11/30
商品の寸法: 18.8x12.8x4.6 cm

(表紙を拡大)

 云わずと知れた楳図かずおの名作。第一巻から一ヶ月。とても待ち遠しかった。しかし、祖父江の装丁はどうにかならんかな。

 祖父江慎のキワモノ装丁の頂点のような噂を聞きつけ、入手しておく。完全にコレクションアイテムのひとつのような雰囲気。1・2巻については在庫切れの可能性が高いようで先月の半に注文し、入手しておいたのだが、3巻については在庫切れの心配は左程なく、「漂流教室2」と一緒の注文。

超!まことちゃん 1
超!まことちゃん 1

楳図 かずお (著)
出版社: 小学館
ISBN-10: 4091807704
ISBN-13: 978-4091807700
発売日: 2006/11/01
商品の寸法: 18.6x13.4x1.8cm

(表紙を拡大)

超!まことちゃん 2
超!まことちゃん 2

楳図 かずお (著)
出版社: 小学館
ISBN-10: 4091810241
ISBN-13: 978-4091810243
発売日: 2007/01/01
商品の寸法: 18.6x13.2x2.4cm

(表紙を拡大)

超!まことちゃん 3
超!まことちゃん 3

楳図 かずお (著)
出版社: 小学館
ISBN-10: 4091811876
ISBN-13: 978-4091811875
発売日: 2007/04/01
商品の寸法: 18.6x13.2x2.2cm

(表紙を拡大)

 1巻は見出しページの一部に厚紙が使われている等、異常な装飾もあるが、まぁ、まだ楳図作品が読める状態だが、2・3巻に至っては正気とは思えない紙使いになり、まともに読む気が起きなくなる。3巻などは金紙(金色印刷)を使っていて、物理的に読むことが困難である。これこそ著者レイプのガイキチ装丁技。

Pshychic シャイキック
Pshychic シャイキック

Buffalo Daughter バッファロー・ドーター
CD (2003/10/22)
レーベル: V2レコーズジャパン
コロムビアミュージックエンタテインメント
収録時間: 51 minutes
ASIN: B0000BHC39

(ジャケットを拡大)

 衝撃的だった一曲目はここで紹介してあるところから聴いて貰えるが、やはり全体的にも凄かった。実験音楽といった感じのものもあって、真剣にこの曲だけを聴くと云うのは辛いかもしれないが、あたしのような「ながら」の人間には最高の音楽である。いつの間にか足で拍子を取っていたりするような曲が一番良い。ただし、先の第一曲目は車を運転しながら聴くとちょっとやばいかも知れない。完全にあっちに行ってしまいかねないからだ。

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2007.12.01

秋の森

 週末は毎度のことになりつつあるのだが、欝のカミさんが起きられず、昼飯をファーストフードで済ませてしまうことが多い。今日は袋ラーメンを作って子供に分け与えて食べたのだが、そんなものでまともに腹が太るわけがない。結局、2時過ぎに子供たちを連れて、マックに行くことになった。

 店も込んでいるし、ドライブスルーでバーガーの買い物を済ませ、帰りの車の中で早々に食べてしまう。このまま帰るのもつまらないから、「どこか行きたいところがあるか?」と子供たちに聞くと、上の子はいつものように「帰る」という答えだったが、小一の下のは「秋の森を見に行きたい」ということだった。下の子は医者からも自閉傾向があると診断されているちっとも落着きのない子なのだが、「秋の森」という意向にはちょっと驚かされた。そうして走っている国道を山際への横道に入れという。

 ちょうど車を進めている方向に隣町の森林公園があるのでそこに行ってみることにした。

 しばらく前、一人でドライブしていて途中でやめて引き返したところでもある。山頂に展望台があり、そこまで車道が整備されているというガイド本での紹介だったのだが、ちゃんと舗装された道路ではあるのだがほとんど4m道路という具合で、離合になると苦労することが目に見えていたのだ。今回は子供の要望もあるので、離合になった時はその時ということで行ってみることにした。

 5%ぐらいの傾斜のワインディングロード。舗装はされているもののガードレールはなく、道から外れると傾斜の酷い蜜柑畑の中を落ちていくことになる。小型の車だからそんなに気にしなくてもいいけども、大きな車なら普通に走るのも多少の注意は必要だろう。登りは幸いにも離合することなく、3kmほどの山道を走り抜けた。

 山頂のちょっと手前で展望が開けて、平野全体が見わたせる。平野の奥の田舎側からの展望にはなるが、なかなかの風景である。小一時間もかからずに日が暮れるという頃だったので、夕陽をあびる町がしっぽりとして美しい。しかし、300mくらいの高度はあるはずで、上の子が寒い寒いと云い出し、10分くらいいただけで退散することにする。子供たちはこの時期になっても裸足に草履を引っ掛けて出歩いている。本当によく判らない連中だ。こんなところに来ると思っていなかったので、カメラを持って来ていなかった。残念。

 周りを見渡すと今年は暑く冬なんて来ないだろうと思っていたのに、すっかり山が赤や黄色になっている。それが夕日に映えて、気の遠くなるようなのどかな世界を繰り広げている。下の子も「秋だ秋だ。綺麗!」と喜んでいる。

 下りは一気に下りる。離合が危険なのだけど、下りは気分的にも一気に走ってしまう。下のは「ジェットコースターみたい」と喜んでいる。下るばかりで上りのないジェットコースターは面白さは半減なのだが。途中、対向車があり離合になったが、丁度、道幅の大きくなっているところで出会ったので助かった。

 山を下り切って国道に入って暫くすると、上の子が気分が悪いと云い出す。車酔いしたらしい。あたしも小さい頃は苦しんだものだ。というか、成人してもへたってたことがあったな。酔いたくないのなら運転するしかないのかもしれない。まぁ、中には運転しながら吐くと云う人も居るらしいが。

 10数分後に日の入り。この一週間ほどが当地ではもっとも日の入りが早くなるらしい。午後5時。雲の間を夕陽が見え隠れしながら沈んでいくと云う実に美しい光景で、もうしばらく粘って展望台で見るんだったと後悔する。

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