二元一次連立方程式
ガッコで習うことは社会に出て意味がないと云い切ってしまう人がままいるが、これは嘘である。ガッコで習ったことがそのまま活用されることもそれなりにあるのだ。年に必ず一度は使うというのが、二元一次連立方程式である。二元がたまに三元になることもあるが、それなりの情報がなく、連立方程式となり得ないこともあり、そういった場合は無茶苦茶数字を当てはめながら、強引に二元にしてしまうこともある。
事務方をしているとどうしても数字を扱わなければならず、込み入った数字を扱う場合には算数を使うと楽に処理できることがあるのだ。そう云う意味でもこの二元一次連立方程式は使えるモノとして復習、マスターしておきたい解法のひとつである。
をじさんが30年前に教わったことを年に数回思い出して使っているのを、今年、あたしの母校の高校を卒業してアルバイトしている女の子に解かせてみた。まず状態を示して、適合する方程式を作るよう求めたが×。次にあたしが作った式を解くように求めたがこれもダメ。解く途中の2式を示してようやく解を求めることが出来た。
いやぁ、ほんの6年前に教わったことを忘れちゃいかんよと思う。使わなくても6年くらいは覚えていても良かろうに。いや、算数なんて解法という技術の修得であって暗記することなんて必要ないんだけどね。よーく考えれば、自ずと出てきて、そいや、こういうの習ったな、と思うのが実は普通なのかもしれない。
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