右から左へ の上司
本日は午前の半日、消防へ行って「AED(自動体外式除細動器)追加講習」を受けてくる。胸骨圧迫等による心肺蘇生法の講習は3年程前に修了していたのだが、AEDの普及化に伴い、この機械の取り扱いに関する講習も必要であるらしい。3年間で役場職員全員が受講を終えることになっているらしい。この研修について、先週末、今週始めと係長から嫌と云うほどスケジュールの確認をされる。あたしは係長より遥かにキチンと事務処理のスケジュール管理を行っており、しょっちゅう、係長を救っているんだが。
研修は通常の心肺蘇生法のおさらいから行う。この2年程前からいくらか基準が変っているので驚く。胸骨圧迫の早さと回数等。現場での対応から一番効果的な方法を見い出して、講習内容を迅速に変更していくのは非常に大切であると思う。AEDについては自動体外式除細動器(Automated External Defibrillator)ということもあり、自動である。基本的には体に電極パッドを貼り、器機から発せられる音声メッセージに従って処理をするだけの至極簡単なものであるが、講習を受けていないとおそらく使えないと思われる。反対に講習を受けていれば、誰でも使えそうなものである。
昼まで講習を受け、それ以降は通常勤務。消防のすぐ側には牛丼屋・三河屋があり、久々に牛丼で昼食とする。ここの牛丼はやはり旨い。
昼食を終え、部署に出勤すると課長から「話がある」と奥に呼ばれる。何だろうと思っていると顰めっ面で「休暇届も出さずにどこに行っていたんだ?」などと云う。「朝から消防でAEDの救命講習を受けていたのですが、何か?」 うちの係長、あたしが講習を受けるというのをすっかり忘れていて、無断欠勤なのか、事故に遭ったのか、さんざん騒いだ挙げ句、課長とふたりで自宅まで訪ねていたらしい。その後に実家の母親からも何かあったのかという電話が携帯にはいったりしたから、かなりの騒ぎにしていたようだ。
係長は「すっかり忘れてた」と課長とあたしと平謝りして、さらにカミさんにも電話を入れていたようだが、それにしてもあんなにスケジュールの確認をしておいて完全に忘れてしまうとはねぇ。昨日の帰り際にも「講習の時は運動し易い格好でということになっているけども、役場の作業服でもいいんですかねぇ」なんていう話をしたばかりだったんですけど。一事が万事、すべてがこういう感じなので何かと世話がやけます。
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