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2007年11月の36件の記事

2007.11.30

オリンピックな年間行事

 参加することに意義があると云うオリンピックな行事である昇任試験を受ける。もともと大嫌いな役場勤務で、なおかつ調整ばかりの中間管理職なんぞ、あたしゃ興味ない。給料が少々上がったって、つまらぬ時間を潰すと云う方が馬鹿らしい。課長の面子を立てて、受験する。

 昨年より問題が難しくなっているという印象。判らないままずっと座っていても苦痛だし、時間の無駄だから、ひと通り済ませるととっとと試験会場を離れる。試験時間の半分くらいは節約できている筈だ。クソ忙がしい時期なので、部署に速攻で戻り、通常業務。

 役場のように縛りが多いところはどうも苦手で、いまだに慣れない。

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2007.11.29

右から左へ の上司

 本日は午前の半日、消防へ行って「AED(自動体外式除細動器)追加講習」を受けてくる。胸骨圧迫等による心肺蘇生法の講習は3年程前に修了していたのだが、AEDの普及化に伴い、この機械の取り扱いに関する講習も必要であるらしい。3年間で役場職員全員が受講を終えることになっているらしい。この研修について、先週末、今週始めと係長から嫌と云うほどスケジュールの確認をされる。あたしは係長より遥かにキチンと事務処理のスケジュール管理を行っており、しょっちゅう、係長を救っているんだが。

 研修は通常の心肺蘇生法のおさらいから行う。この2年程前からいくらか基準が変っているので驚く。胸骨圧迫の早さと回数等。現場での対応から一番効果的な方法を見い出して、講習内容を迅速に変更していくのは非常に大切であると思う。AEDについては自動体外式除細動器(Automated External Defibrillator)ということもあり、自動である。基本的には体に電極パッドを貼り、器機から発せられる音声メッセージに従って処理をするだけの至極簡単なものであるが、講習を受けていないとおそらく使えないと思われる。反対に講習を受けていれば、誰でも使えそうなものである。

 昼まで講習を受け、それ以降は通常勤務。消防のすぐ側には牛丼屋・三河屋があり、久々に牛丼で昼食とする。ここの牛丼はやはり旨い。

 昼食を終え、部署に出勤すると課長から「話がある」と奥に呼ばれる。何だろうと思っていると顰めっ面で「休暇届も出さずにどこに行っていたんだ?」などと云う。「朝から消防でAEDの救命講習を受けていたのですが、何か?」 うちの係長、あたしが講習を受けるというのをすっかり忘れていて、無断欠勤なのか、事故に遭ったのか、さんざん騒いだ挙げ句、課長とふたりで自宅まで訪ねていたらしい。その後に実家の母親からも何かあったのかという電話が携帯にはいったりしたから、かなりの騒ぎにしていたようだ。

 係長は「すっかり忘れてた」と課長とあたしと平謝りして、さらにカミさんにも電話を入れていたようだが、それにしてもあんなにスケジュールの確認をしておいて完全に忘れてしまうとはねぇ。昨日の帰り際にも「講習の時は運動し易い格好でということになっているけども、役場の作業服でもいいんですかねぇ」なんていう話をしたばかりだったんですけど。一事が万事、すべてがこういう感じなので何かと世話がやけます。

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2007.11.28

ニコニコ動画は宝庫?

 何げなくニコニコ動画を見ていたらぶち当たってしまった。「変わった標識画像集」というタイトルの世界中のヘンな標識を集めたスライドショーなのだが、そのBGMが良かった。

 ミニマルロックでありつつも、じめっとしたところがなく、抜けがいい。こんなにポップなミニマルも珍しい。Buffalo Daughter(バッファロー・ドーター)という女2人・男1人のグループで10年ちょっと活動をしているらしい。まったく知らなかった。日本のグループであり、なおかつ、女性がメインであるということに驚いた。

 まだこの動画に用いられている『Cyclic』という曲しか知らないが、これだけでも十分に凄いと思う。この純然たる音楽への志向には完全に感服。

シャイキック (SACD-Hybrid)
Pshychic シャイキック

Buffalo Daughter (アーティスト)
CD (2003/10/22)
レーベル: V2レコーズジャパン/
コロムビアミュージックエンタテインメント
収録時間: 51 minutes
ASIN: B0000BHC39

 さっそく注文する。詳細はディスクが届いてから。

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2007.11.27

もう年末

 早い早いとにかく早い。いろんな処理のスケジュールを見ていると後数日で12月ではないですか。日付だけで処理を進めているので、あまり季節というのを意識しないのだが、びっくりする。

 うちの部署は日中からブラインドを下げっぱなし。外の状態がまったく判らず、曇っているのか晴れているのか、日が沈もうとしているのか沈んでしまったのか、本当に判らない。まるで地下室で仕事をしているよう。変な部署だ。

 とにかく眠い。12時前には寝てしまい、起きるのは7時頃。いったい何時間寝ているんだ。おかげで一週間があっという間。睡眠時間が3時間増えるとやはり損した気分になる。

 月末は昇任試験。ちっとも勉強していない。勉強は嫌い。実戦あるのみ。来年くらいは年下の部下のもとに付きそう。まぁ、人生は長いし、焦らずにいよう。これがナマケモノの実態。

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2007.11.26

サッポロ一番 袋麺

 モラタメ.netでサンヨー食品の『サッポロ一番 袋麺4種20個セット』を試してみた。 モラタメ.netでは毎月1日が「ラーメンの日」となっているようで、毎月のように試している。

 あたしはカップ麺より袋麺の方が好きである。とにかく同じ体に悪いのならまだリーズナブルな方がいい。鍋を出すといった程度のちょっとした手間だけで、具を加えたり、量を倍にすることが可能なのもいい。 モラタメ.netでは5袋入り4個で630円とひとつ30円の破格になっているが、近所のドラッグストアでも5袋入りが250円もしない。一食50円未満で済ますことができ、本当に日本に生まれてきてよかったと思う。

 サッポロ一番なのだが、いろいろ味があるのだが、いずれも代わり映えせず、同じように食することができる。これは欠点ではなく、ハズレはないという利点である。あたしがいちばん好きなのは実はチャルメラなのだが、これは味が違っただけでなんだか食いたくなくなると云う代物である。チャルメラも新味ばかりが蔓延{はびこ}り、つまらなくなってしまった。オリジナルは麺、スープともに完璧であるのだが。

 サッポロ一番は味はさて置いても麺はチャルメラの次をいくような食感の良さであり、このまま頑張って欲しいと思う。しかし、何故だか当地ではあんまり売っているのを見かけないのよねぇ。

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通報(BlogPet)

きのう、通報とか所属したかも。

*このエントリは、ブログペットの「フタキンSkywalker」が書きました。

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2007.11.25

[豪華愛蔵版] 楳図かずお・イアラ

 最近、すっかり楳図づいてしまって、楳図の作品ばかり集め読んでいる。今回入手したのは『イアラ』。『イアラ』本編とそれに関する短編を集めた短篇集なのだが、過去に読んだのはその一部だけの筈である。

[豪華愛蔵版] 楳図かずお・イアラ
[豪華愛蔵版] 楳図かずお・イアラ

楳図 かずお(著)
出版社: 小学館
発売日: 2002/10/24
商品の寸法: 21.8x15.4x5.2cm

箱帯なし箱帯

 『イアラ』は過去に何度か出版されているが、短篇集であるが故にその詳細はバリエーションがあるようだ。このサイトで詳しく報告されている。しかし、収録数はそれまでのものより少なくなってはいるものの、この愛蔵版は楳図本人によって初めて構成されたものであるらしく、楳図の本意が反映されているものではないかと思う。Amazonの商品サイトでは次のような編集者のコメントが掲載されている。

編集担当者からのコメント
 楳図かずおの『イアラ』は、32年前に「ビッグコミック」で連載された作品である。そのとき「ビッグコミック」編集部にいた私は、連載初回の内容に驚き、楳図かずお氏がこの先いったい何を描くつもりなのか見当もつかず、わくわくしながら次号の原稿を楽しみにしていた。そのときの私は、編集者という立場を放棄した単なる一読者、一楳図ファンでしかなかった。  ところが正直なところ、作品はこちらの理解を越えて意味不明の世界を流れて行く。『イアラ』担当者や編集長がその内容を絶賛しても、愚かな読者である私はどうにも納得できず、苛立ちさえ覚えるほどだった。  最終回の原稿を読み、その全貌を知ったとき初めて、『イアラ』という作品の衝撃性、価値をおぼろげながら理解したように思う。そのとき連載第一回から改めて読み直した記憶がある。

 その後『イアラ』は、前後に書かれた短編38作品を含む大河作品として再構成され、全5巻の文庫となった。またこれは豪華本『イアラ』として2000ページを超える1冊の本にもなった。しかし当時、編集仲間や一部マニアには絶賛されたものの売れ行きは芳しくなく、今では古本屋でも見つけることは不可能な貴重本になってしまった。
 TVドラマ「ロング・ラブレター」の大ヒットで『漂流教室』が話題となり、楳図かずおブームがまた起きたところで『イアラ』の再文庫化が提案された。そして2002年の夏、『イアラ』本編1冊と『イアラ短編シリーズ』3冊の文庫が発売になったのである。ところがこの過程で楳図氏ご自身の口から『イアラ・シリーズ』に関する思わぬ話が飛び出してきた。
 ―イアラ・シリーズとされる短編38作品は編集部が勝手に選んだもの。短編を選び直し、正しい順序に並べて真の『イアラ』を完成させたい―というのだ。

 こうして編み直されたのが今回の『楳図かずお・イアラ』である。『イアラ』本編を「白日夢 Daydream」、短編集を「悪夢 Nightmare」と位置づけ、短編集には18の作品が収録されている。この18作品のうち、かつての『イアラ・シリーズ』に収録されているのは9作品。残り9作品はこれまで『イアラ』とは無縁の作品とされていたものだった。
 さて、新たに選択され並び換えられた短編集を入稿し、その最終校了時に頭から全ページを読み直して初めて、この短編集が持つ衝撃性、価値に気づいた。楳図氏がその順序にこだわり、作品選択にこだわった理由を、愚かな編集者は最後の最後にやっと理解したようだ。この新鮮な衝撃をぜひ味わっていただきたい。

小学館コミックス編集室 志波秀宇

 とにかく装丁が楳図本人を思い切りフィーチャーしたもので、何が起こったのかと思ってしまう。いずれも拡大画像を掲載しているのでぜひ見ていただきたい。この楳図と云う人は真面目なのか不真面目なのか本当によく判らない。

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2007.11.24

ネスレ本格欧風ココア

 モラタメ.netでネスレの『本格欧風ココア』と『本格欧風ココア ショコラティエール』を試してみた。

 基本的に珈琲党のあたしはブルックスのドリップバッグを一日4杯飲んで、その外の(水を除く)飲物はあまり口にしない。コーラが半月に一回くらい飲みたくなる程度である。ということで、ココアもほとんど飲むことのないのだが、たまに飲むと気付けのような珈琲と違ってホッとするような気分になる。これからの寒い季節になると余計に気分的にも有り難味が増しそうである。

 『本格欧風ココア ショコラティエール』はココアにチョコチップが入ったもの。ココアにコクが増して贅沢な気分になる。ただしあたしが愛用している底の深いマグカップだと解けないチップが底に溜ったまま取り出せないで淋しい気分になる。完全にかき混ぜてチョコを解かしてしまうと有り難味が薄れてしまう。これはごく普通のカップで飲むのが良さそうだ。

 上の子はあんまり好んでなさそうだが、下の子は日に一度は「早くココアを作ってくれ~」と騒いでいるのを聞く。かなり気に入ったようだ。下の子はブラックコーヒーも平気で好んで飲むし、あたしの好みが舌に似ているようだ。

 この製品は砂糖もかなり入っていてカロリーが気にならないこともない。珈琲は絶対に無糖で飲んでいるのでほとんどカロリーの心配はないのだが。かといって無糖のココアも何だか色気がなさそう。どの道、ココアは珈琲と比べると割高なので常飲することにはならないだろう。

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2007.11.23

タカラトミー・HELI-Q(ヘリQ)

 3ヶ月程前に注文したタカラトミーのヘリQが届く。当初は10月の発売予定だったのだが、1ヶ月遅れての発売となったようだ。

ヘリQ
ヘリQ

タカラトミー
メーカーによる推奨年齢: 15歳以上
発売日: 2007/11/22

 とにかく本当に小さなラジコンヘリコプターである。全長13cm程度で、あたしの手のひらの中に完全に収まる。発泡スチロールでなくプラスチックで作られているにもかかわらず、重さは11g。正直言って作りはかなり粗い。筐体を左右で留めているのは6枚のいろんな大きさのセロハンテープである。また部品の接着は瞬間接着剤を使っているようで、白く粉を吹いている。とまぁ、かなり手を抜いたような作りになっているのだが、これらによって重さだのの条件をクリアしているのだろう。

 さっそく飛ばしてみる。

 操作機は上昇降下と左右旋回がレバーひとつで行うといった簡単なもの。基本的には前進に関する操作はできないらしい。それでもヘリが上ったり降りてきたりするのを操作するだけで十分興奮ものであり、そのあたりの操作が完全にできないと前進なんて云ってられることでもない。

 レバーを引き上げるとローターが回転し、本体が浮き上るが、本体自体も変な回転をして安定しない。回転はトリムとやらの調整で無くするようにと説明書に書いてあるが無くすことは不可能。それでもローターの回転出力をあげると立派に一気に宙に飛ぶ。レバーの調整をしないと天井まで一気に上って激突して、墜落する。サイトを調べているとこれでローターを壊してしまっている人も少なくないようだ。

 とにかく適当なところでレバーを緩めて20秒程中空を飛ばすくらいのことしかできないが、それでも十分に面白い。本体に電源が入っていると操縦席のあたりの赤い発光ダイオードが点滅するのだが、なかなか雰囲気があっていい。

 ラジコンヘリとして本格的に遊ぼうとするのならまったく相応しくないと思うけども、軽く飛び物のラジコンをしてみたいと云うのならなかなかいいかもしれない。どう考えても室内向けの玩具で、屋外でやれと云うカミさんの理解がどうしても判らなかった。

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2007.11.22

時事問題と算数

 新聞記事を読んでいると幾つかの数字が目に入った。それでふと疑問になったのは次のような事。

「赤福が売れ残りの7割を再利用したため、焼却処分となる商品は3%程度でしかなかった。赤福の売れ残り商品は全体の何割か?」

続きを読む "時事問題と算数"

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2007.11.21

寒空に締め出し

 仕事を引けて帰宅すると入り口の鍵が閉っていた。ちなみにあたしは先日、キーホルダーに纏められた鍵一式をどこかに紛れ込ませてしまい、通勤に使っている原付をバッグに入れていた合い鍵で走らせていると云う状態だった。あたしが持っている鍵は原付の鍵ひとつで、玄関ドアの鍵は持っていない。

 最近はカミさんがどこかに行ったとしても上の子が一人で残っていて、テレビゲームをしていることが多く、締め出されることはなかったのだが、よく思い出してみると今日は上の子が歯医者に行くといってたような気がする。帰りに買い物でも行くことになれば、しばらくは帰って来ないかもしれない。とにかく皆が帰ってくるまで、アパートの廊下で佇んでいるしかない。

 先週末からあれ程暑く、秋が来るのかという感じだったのが、突如いい加減に寒くなってしまった。とっぷり日の暮れた6時過ぎ、15分くらいは平気だったが、やがて底冷えしてきた。今日からまだ早いかと思いつつもマフラーを使い始めたのが幸いした。マフラーがなければ耐えられなかったろう。さらに今で使ったことのないウインドーブレーカーのフードを立てて寒さを凌ぐ。ちゃちなフードには固定のヒモがなく、しょっちゅう後ろに靡[なび]いた。

 この日は他にも変ったことがあって、賃貸の駐輪場からエントランス、廊下に至るすべての照明が消えており、妙にシンと静まり返っていた。4階下の地上を見下ろすと大家と思しき人物が車を留めて、携帯片手にうろうろしている。ビルの管理会社に灯りの点かないことに対して連絡をとっているようだ。暇つぶしに廊下のフェンスからその様子を眺める。

 ただただボーッとしているもの勿体ないので、バッグから携帯オーディオを出して、録音するだけでまだ聴けていないNHKFMのトーク番組『日曜喫茶室』を聴くことにする。この番組は聴き込むと随分と面白いのだが、中途半端に聴くとかったるいだけという代物で、アバンティとは全く趣きが異なる。暗い寒夜の中の会話は十分にしんみりと楽しめるが、とにかく寒い。仕事帰りの前にトイレに行ったのだが、また行きたくなる。

 突然、廊下の灯りが点く。明るいと余計に寂しくなるんだよね。やがて点検に来た大家と思しき老人が「ご迷惑をおかけしました。昼間工事で変に触ったようで...」なんて挨拶してくれる。すでに1時間くらい。大家も変な住民がいると思っているはずだ。

 いい加減、寒さに堪え切れなくなりそうになりつつある頃、皆が帰ってきた。7時15分。1時間ちょっと待っていたことになる。とにかく寒かったので部屋に入り、冬からおきっぱなしの電気ストーブの電源を入れる。風邪も何とはなく治りつつあるのかなという状態だったのだが、明日は無事に仕事に行けるのだろうか。寒さのためか肩がこって痛い。子供に頼んで叩いて貰い、ようやく生きた心地になった。

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2007.11.20

まわるまわるよ、時代はまわる

 10数年というのは長いのか短いのかよく判らないが、周りの変化は目まぐるしい。

 今住んでいる地区に来たのは結婚してから。大学が幾つかあるものの住宅地で何もなかった。飯屋なんて片手で数えられるくらいだったし、引越し手伝いに来た親父が徒歩で煙草を買いに行って、戻って来るのに1時間くらいかかるくらい店もなかった。それが大きな幹線道路が2本も通って、すっかり様変わりしてしまった。

 地区の中で5年ほど前に別の賃貸に移ったのだが、その裏は珍しい田ん圃の残った一角で水田の緑が気持ちよかったのだが、知らぬ間にその中を幹線道路が貫いてしまった。道路が出来て1年強なのだが、寸断されていた田ん圃に土が入れられ、整地されている。そこそこの纏まった土地である。大きな賃貸が出来るのか、分譲住宅になるのか。何れにせよ、南のベランダからの風景は大きく様変わりすることになる。

 いくつものコンビニが新しく出来ては、やがて幾つかの店はたたんだ。10数年と云う時間は短いのか長いのかよく判らないが、激しい変化に戸惑いを感じる。

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2007.11.19

ハウス食品株式会社『Soy Chips(ソイチップス)』

 モラタメ.netでハウス食品株式会社『ソイチップス』を試してみた。味は<まろやか塩味>と<チェダーチーズ味>の2種類。

 こういった大豆菓子というのは非常に珍しいのではないかと思う。ノンフライであるが故に大豆の大味さがはっきりしていい。上の子には何故だか不評だったが下の子には好評で特にチーズ味が好きなようだった。あたしもどちらも嫌いではないが、どちらかと云われるとコクのあるチーズ味の方を取るだろう。

 決して不味いと云う商品ではないのだが、如何せん高価過ぎるのが問題である。30g入りということからかなりの小袋なのだが、それでも他の標準的な袋菓子のやや高めの定価となっている。これが半額ならそんなに躊躇しないかもしれないが、健康的な商品でも普通に購入というのは難しいかもしれない。

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フタ(BlogPet)

フタキンSkywalkerは情報へ所属するつもりだった?

*このエントリは、ブログペットの「フタキンSkywalker」が書きました。

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2007.11.18

SPECIAL OTHERS- AIMS

 風邪を本格的にこじらせてしまって、横になっても気管支炎なのか呼吸が苦しく、なかなか寝つける雰囲気ではない。仕方ないからぼそっとネットサーフする。途中、また見つけてしまった。去年の末にCDを買おうと思いつつ、結局今まで一年間すっかり忘れてしまっていたSPECIAL OTHERSである。CD発売時のPVを見かけて良いなと思ったのだ。

 ジャムロックバンドという感じで云われているけども、Jazz的な雰囲気もとても強い。しかし、次のライブを見ると判るようにジャム即興が多く、とにかく気持ちいいのだ。音楽というのはキモチ良ければキモチ良い程いい。

 純粋に音楽を楽しもうと思うとやはりインストルメンタルに限る。歌詞をのせようとするとどうしても音楽自体に制約が出てくるしね。

Good morning
Good morning

SPECIAL OTHERS (その他, 演奏)
(2006/11/22)
レーベル: ビクターエンタテインメント
収録時間: 54 minutes

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2007.11.17

小島麻由美

 ニコニコ動画を見ていると小島麻由美と云う歌手のことを初めて知る。「適当に撮った鬱になる写真を集めてみた」というやや暗い印象のある程度のフォトジェニックな写真のスライドショー(欝になるという程のものではない)がアップされていたのだが、そのBGMに用いられているのが小島麻由美の歌である。

 『やられちゃった女の子』というとんでもないタイトルのつけられた曲だが、あたしには曲とこのタイトルが今ひとつ結びつかない。それでもとても不思議な印象に残る曲だ。こんな風な曲を聴いたことはないような気がする。他にどんなものを歌っているのかも気になって仕方ない。

さよならセシル
さよならセシル

小島麻由美 (編曲, その他, 演奏)
(1998/6/17)
収録時間: 38 minutes

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2007.11.16

原油高の策略

 原油高のために生活にいろいろな影響が出ようとしているが、これが大がかりな策略であれば凄いのになと思ったりする。例えは国家による策略であるとか。

 現時点での原油高騰は経済活動において大きなダメージを与えることには間違いないと思われるが、資源が涸渇しているという訳でもなく、入手し難いというだけの状態である。さらに70年代のオイルショックでは高騰が急速で社会をトイレットペーパー買いだめ等のパニック状態に陥れたが、現在は真綿で首を絞められるといったものである。

 アメリカでは植物を燃料にするといったようなエネルギー代替の動きが大きいようで、ガソリンの値上げだけでなく穀物の高騰も招いている。しかし、脱化石資源依存への動きが明らかに図られているようで非常に好ましい。30年ぶりのこの動きは今後生じるであろう化石資源の本格的涸渇に対するソフトランディングに繋がる。

 この原油高がヘッジファンド等の経済(というか単なる賭博行為)によるだけでなく、政府の思惑が反映されており、しかもこの原油売買にかかる利益がそのまま国庫に入っており、後に財源として還元されるのならとんでもなく素晴らしいことなのだが、そんな事はあり得えんのだろうなぁ。

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2007.11.15

役場の品格

 また役場で逮捕者が出た。逮捕されたといっても職員ではない。来庁した住民である。昨日の午前中、救急車や消防車ではない緊急サイレンを鳴らす車が2台ほど近づいてきて、何事かと思ったのだがそういうことだったらしい。

 ついひと月前にも同じような事件があった。今回は別の部署であるが、またまた以前にあたしの所属していたところでもある。やはり福祉関係で希望のままならぬ住民と職員がもめることが少なからずあるのだが、あそこでも逮捕者を出すとは、という気持ちである。逮捕されたのは78歳の男性。応対中の職員にカバンで殴りかかったのを数人の職員で取り押さえられ、公務執行妨害の現行犯逮捕となったらしい。

 この夏から関係部署で立て続けに3件の同様な事件になっている。刃物を振り回すなら命の問題になるから警察への通報は当然だと思われるが、職員に掴み掛かってネクタイで首を締めるというのが2件と今回はカバンで頭を叩く、である。確かに不快な暴力ではあるが、警察に通報するほどのことであるとは考えられ難い。こうも簡単に警察権力を頼るというのは役場の問題解決努力を放棄するものであり、非常に問題であると思う。同じ部内で頻発していることから部長の方針指導も入っていると考えるのが妥当であろう。件の部長は係長時代には「吊りバンドの兄ちゃん」といつもからかわれていたようなよく知っている人物なのだが、非常に残念で仕方がない。

 卒業式に私服の警官を配備する中学校の話を見聞きし、ここまで学校も落ちたのかと思ったものだが、役場もそう変ったものではないらしい。役場の品格もどうしようもなく低下している。

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2007.11.14

LAMY 2000 blackwood desk set

 前日入手したラミー2000 ブラックウッドなのだが、木製のペン軸は手触りもよく、愛用している。

 このボールペンにはペンスタンドをセットにしたものがある。ペンスタンドというと台にペン差しがついたものがごく普通のスタイルになるが、このブラックウッドボールペン専用のペンスタンドは球形をしている。非常に奇天烈な形をしているが、スタンドの取るスペースも小さく、なかなか実用的でもありそうだ。とにかく気になって仕方ないので、単体で購入しようとすると品切になっていた。スタンド本体は定価8,400円という馬鹿にならない額で、安く売っていても2,000円引き程度でしかない。

 ヤフオクを見ていると、このペンスタンドとボールペンがセットになっているデスクセットが12,500円で出品されていたので落札してしまう(+送料550円)。ペン本体はすでに持っていて不要なのだが、価格的には7、8,000円程度と考えられ、来年1月にはLAMYの全製品が値上げされるという情報もあり、20,000円(税抜)が23,000円になるという噂もある。1/3程で入手できるのなら、誰かの贈物としても使えるということで、セットでの取得に踏み切ったのである。ちなみに海外のサイトを調べてみるとこのデスクセットが90ユーロ前後で発売されているようだ。今はやや円高になっているがまぁ、しばらく前の相場1ユーロ166円程度で計算すると15,000円というのが本来の価格と云うことになる。(直輸入するとさらに2,000円くらいは送料がかかるかも)

 ブナ材を用いたというペンスタンドは底の中心部がくり貫かれて、底の平べったいスチールが埋め込まれている。底の平坦と十分な重さでスタンドは安定してペンを受けることができる。このペンが専用のスタンドを必要とするのは、ペンの先がパラジュームコーティングされていること、また軸に幾らグラナディラという硬質木材を使っていても乱暴に扱うと傷をつけてしまうからである。スタンドのペンの差し口はゴム製となっており、傷をつける心配はない。

 といった感じなのだが、明日、職場の机の上に置いて似合うのかどうか。それが一番心配だったりする。

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2007.11.13

そんなの関係ない!の上司

 イベントをするので支出費用等も含めた企画書を起案し、課長まで何の問題もなく決裁が終わった。その半月後に費用支払のために、企画書通りの金額の支出処理をしようとすると課長から「この金額はなんだ。おかしい」とストップがかかった。「決裁を受けた通りの額での支払いですが...」というと「そんなの関係ない」。

 新年度予算の見積り。課長、補佐、各係長の責任者が集まって見積りの検討。調整がいると云うので修正を施して、再度、責任者が集まって調整。課長、「もうこれで良いから、修正がいるところだけ直したら皆に配布して、最終分として差し替えして貰っておけ」。財政担当課への提出日に最終分として差し替えを配ると「これ、おかしいんじゃないか。これはないだろう!」。担当課に提出するための資料もコピーして終わってるんですけど... 「そんなの関係ない!」 あたしとうちの係長、それから2日間に渡って課長と補佐に詰問される。

 別の係で事務処理で問題。係長が所用があって休暇を取っていたため、担当の20代半ばの若手職員が丸々一日、課長と補佐ふたりから事情を詰問されている。完全に取調べを受けているような雰囲気で、しかも課長の「わしは関係ないからな。アンタがどうにかしろよ」というような台詞が何度も。

 部下に実に愛されている上司ふたりである。

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2007.11.12

風邪気味

 風邪気味というか完全に風邪をひいたのかも知れない。鼻詰まりがひどく頭が重い。仕事から帰ると眠くて眠くて仕方ない。夜8時半。とても早い時間だけどもとっとと寝ます。

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手さばきも漂流しないです(BlogPet)

きのうO-Maruの、手さばきも漂流しないです。

*このエントリは、ブログペットの「フタキンSkywalker」が書きました。

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2007.11.11

漂流教室

 楳図かずおの楳図パーフェクションシリーズの『漂流教室 1』を読む。もともと少年サンデーコミックス全11巻あったものを3巻ものに再編集し直したもので、パーフェクションの第1巻ではオリジナルの4巻半ばまでが収録されている。

漂流教室 1 漂流教室 1

楳図 かずお (著)
出版社: 小学館
発売日: 2007/10/30
商品の寸法: 18.4x13.2x4.4cm

 3時間あれば十分に読み終える量なのだが、とにかく盛沢山。人間の良いところ悪いところ、散々見せつけられてしまいます。楳図の作品の凄いところはものごとを中途半端に描くということはなく、とことんまで見せつけるというところにある。カタルシスの極めである。以前の作品と比べて絵の書き込みも細かく、力を注いでいるということも一目了然。この1巻でお腹一杯という状態なのにさらに倍の量が待っていると思うと気が遠くなる。

 漂流教室といえば、以前にTVドラマ化されている。大林も映画にしていたがこれは完全に論外で、特に言及する必要もない。常盤・窪塚主演のTVドラマ『ロング・ラブレター〜漂流教室〜』(02)はそれなりに面白く、放映当時、残業がない限りは観ていたように思う。調べてみるとニコニコ動画に全編アップされていた。明らかに著作権無視の違法行為なのだけども、3日ほどで全話見てしまう。

ロング・ラブレター ~漂流教室~ DVD-BOX ロング・ラブレター ~漂流教室~ DVD-BOX

出演: 常盤貴子, 窪塚洋介, 山下智久
山田孝之, 妻夫木聡
ディスク枚数: 6
DVD発売日: 2002/07/17
時間: 540 分

 原作者の楳図かずおには不評だったが、あたしはそれなりに面白く見ることが出来た。楳図作品は原作というより原案と見るべきである。アイディアを取ってまったくオリジナルのドラマを作ったと考えると悪い作品であるとは云えない。楳図の作品は極限を描いたグロテスクなものだが、やはりお茶の間には相応しくないだろう。常盤と窪塚の恋愛を下地(実はこれがメインか?)にドラマをおいたのは必ずしも誤った判断であるとは思わない。それで独立したものであれば、基本的に問題はないのだ。ただし、楳図としては『漂流教室』は様々なテーマを真剣に盛り込んだ作品であったらしく(詳細は「楳図かずおのラジオ984 第14回」を参照)、その多くをスポイルされたことに対する憤りを感じるのも無理はないことだと思う。

 原作ものの映像化の失敗というのは、原作に捕らわれ過ぎ、映像化した作品が独自性を失い中途半端になってしまうこと。映像化においては原作を取り残してしまって走り去るくらいなのが、一番な無難じゃないかと思う。キューブリックの『シャイニング』もそういった例のひとつである。

 装丁者が今ひとつなものの、とにかくしばらくは楳図の『漂流教室』の毎月末リリースを楽しみにして過そう。

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2007.11.10

ツイン・ピークス ゴールド・ボックス

 注文していたツイン・ピークスのDVD-BOXが届く。ツイン・ピークスはWOWOWの放送をすべてビデオ録画して全話手元にあるのだが、おそらく10年くらい観ていない筈だ。この際だからテープは処分しようかと思う。

ツイン・ピークス ゴールド・ボックス【10枚組】【初回限定生産】
ツイン・ピークス ゴールド・ボックス
【10枚組】【初回限定生産】

監督:デイヴィッド・リンチ
出演:カイル・マクラクラン.マイケル・オントキーン
ララ・フリン・ボイル.シェリリン・フェン
ディスク枚数: 10
販売元: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
DVD発売日: 2007/11/09

 ツイン・ピークスはシーズン1、シーズン2と製作された後、シーズン3に入ることなく打ち切られたのだが、最初の数話を観ただけで気が遠くなるような感じに陥ってしまった。タルい、とにかくタルいのである。こうなると10数年前にどこまで真剣に観ていたのか自信がなくなってしまう。まぁ、あたしはツインピーカーという程のファンでもなかったし、全話の録画はあるが関係書籍は一冊もない。

 それにしてもリミックスの5.1ch音声が凄い。特に音楽の効果が強くなって、浮遊感のあるBGMがさらに浮遊感が強くなっている。出来ればホームシアターシステムを用意して観たいDVDとなっている。日本語吹替音声はモノラル。あたしがWOWOWで観たのはこちらなので、出来れば吹替えで観たい(映画はオリジナル音声で日本語字幕で観るのが常だけども)のだが、妙に音がショボいので寂しくなる。WOWOWでやった時の音声ってモノラルだったのだろうか? ステレオのような気もするのだが。

 映像も美しいし申し分ない。

 オマケでついてくる12枚のポストカードは全61枚のうちからアトランダムに選ばれるのだが、

   01/61 オープニング看板
   02/61 オープニング鳥
   03/61 オープニング製材所
   05/61 ローラ遺体発見現場
   06/61 オープニング滝
   07/61 オープニング回転鋸
   32/61 ボブ似顔絵
   49/61 オードリーの弟
   51/61 車に乗るドナ
   55/61 ウィンダム・アール
   56/61 制服姿のアニー
   60/61 赤い小さな男

といった構成だった。

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2007.11.09

祖父江装丁

 楳図ファンの中でも楳図パーフェクションにおける祖父江装丁はいろいろ話題になっているようだ。

 果たして祖父江の装丁はありがたいのか、ありがたくないのか。

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2007.11.08

1Liter147円

 2週間ぶりにガススタンドに行ってびっくりした。あたしが利用しているのは人件費がかからない分、余所の店より5円は絶対に安いというセルフタイプのガススタンドなのだが、前回給油した時から10円も単価が上がっていた。137円から147円。それまで一度も140円台の価格を付けたことのなかったスタンドなのに、140円ミドルを一気に超えていたのにはさすがに驚いた。

 一年ちょっと前までは97円とか100円も付けずにいたのに今では150円を超えそうな状態。1.5倍の価格の上昇は異常で、流通コスト等影響が大きくなることは間違いない。あたしも週末の唯一の気休め、車転がしも辞めないといけなさそうだ。

 それにしてもこの原油高がヘッジファンドの仕業だというから腹が立つ。どこまで影響が及ぶと思っているのだろうか。数年前までは日本円がターゲットになっていたが、そのあたりに厭きが来たのか今度は原油ということだ。ここんところ円高になっているのは米国のサブプライムローン問題というファンダメンタルに基づいているから仕方ない。サブプライムローン問題にしてもあたしは2年位前に起こると思っていたのだが、随分と粘ったものだと思う。

 とにかくこういうトレンドが起こると手がつけられなくなる。投機で勝つためにはトレンドに乗ることが必須だからだ。それが明確になればなるほど、金がそこに集まり、大きな流れを産む。一番儲かるのは早々に波に乗り、頂点と思しきところで下りること。投機による儲けは投機による損失の総体よりも大きい。投機筋以外のものも巻き込んでしまうからだ。つまり石油高で苦しんでいる我々は投機で儲けている連中に金を吸い上げられているということでもある。

 まぁ、これがどこまで続くのか判らないし、このトレンドが終わる頃の状態も今ひとつ見えてこないが、今やごく一部の人間に世界中が混乱に巻き込まれているというのが現状で、アメリカ式経済というのは怖いものだとつくづく思う。

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170,000番目のお客様は...

 15,000番目、20,000番目、25,000番目、30,000番目、33,333番目、34,567番目、40,000番目、44,444番目、50,000番目、55,555番目、60,000番目、66,666番目、70,000番目、77,777番目、80,000番目、88,888番目、90,000番目、99,999番目、100,000番目、101,010番目、111,111番目、123,456番目、130,000番目、131,313番目、133,331番目、140,000番目、150,000番目、160,000番目に訪問された方にプレゼントをしようと思っていたのですが、いずれもダメだったようです。29度目のトライで、今回は170,000のキリ番です。

 プレゼントを希望される方はこの記事の "1万5千" を "170,000" に読み替えて、気に留めておいてください。

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2007.11.07

小沢暴れるな

 リーダーの資質を持ち合わせていない人間をリーダーにしてしまった民主党がダメダメのもと。頭にしてもいいことはないので、素直に辞めさせるのがスジではなかったのか。

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二元一次連立方程式

 ガッコで習うことは社会に出て意味がないと云い切ってしまう人がままいるが、これは嘘である。ガッコで習ったことがそのまま活用されることもそれなりにあるのだ。年に必ず一度は使うというのが、二元一次連立方程式である。二元がたまに三元になることもあるが、それなりの情報がなく、連立方程式となり得ないこともあり、そういった場合は無茶苦茶数字を当てはめながら、強引に二元にしてしまうこともある。

 事務方をしているとどうしても数字を扱わなければならず、込み入った数字を扱う場合には算数を使うと楽に処理できることがあるのだ。そう云う意味でもこの二元一次連立方程式は使えるモノとして復習、マスターしておきたい解法のひとつである。

 をじさんが30年前に教わったことを年に数回思い出して使っているのを、今年、あたしの母校の高校を卒業してアルバイトしている女の子に解かせてみた。まず状態を示して、適合する方程式を作るよう求めたが×。次にあたしが作った式を解くように求めたがこれもダメ。解く途中の2式を示してようやく解を求めることが出来た。

 いやぁ、ほんの6年前に教わったことを忘れちゃいかんよと思う。使わなくても6年くらいは覚えていても良かろうに。いや、算数なんて解法という技術の修得であって暗記することなんて必要ないんだけどね。よーく考えれば、自ずと出てきて、そいや、こういうの習ったな、と思うのが実は普通なのかもしれない。

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2007.11.06

楳図かずおのラジオ984

 楳図かずおのサイトを初めて見た。71歳になった御大のサイトとは思えず、妙に若々しい。さすがだわ、楳図。

 その中で『楳図かずおのラジオ984』というネットラジオをやってて、楳図の声を聴くことができる。984というのは云うまでもなく、まことちゃんのグワシなのだが、10月2日の最新版の第14回では『漂流教室』について語られている。その中で気になったのが、装丁については完全にお任せしているような口振り。ああ、なるほどね、と思う。

 祖父江慎の装丁に関しては『超!まことちゃん 2』『超!まことちゃん 3』についてAmazonのカスタマーレビューでも酷評されているし、まぁ、ここまで酷評されれば逆に見たくなると云う宣伝効果ももたらされてしまうわけだが、楳図本人はどう思っているのか計り知れないところがあったりもするのだが、新作については良い出来になっているはずというようなことも云っているので、満更でもないのかもしれない。

 それにしてもテンションの高い71歳である。

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2007.11.05

楳図かずお『漂流教室 1』

 すっかり見逃していて、発売を知ったのは発売3日後のことだった。全3巻のうち、リリースされた第1巻をさっそく注文し、取り寄せる。

漂流教室 1
漂流教室 1

楳図 かずお (著)
出版社: 小学館
発売日: 2007/10/30
商品の寸法: 18.4x13.2x4.4 cm


(表紙を拡大)

 これは帯の宣伝文句。幻の原稿とか云われても今ひとつピンとこないが、こういうのはおそらく凄いのだろう。
 『漂流教室』は少年サンデーで72年から74年に渡って連載された作品らしいが、あたしが読んだのはそれから12、3年後の大学の時である。楳図は以前から好きだったが、この作品はまだ読んだことがなく、コミック11巻を買い込んで一気に読んだものである。とにかく内容の過激さに驚かされたと云う憶えがある。ガッコの学部仲間に貸すとそのまま持っていかれてしまい、帰ってくることはなかった。嫌いなヤツじゃなかったから、まぁ、いいやと思っている。

 ということで、20年振りくらいに再び、『漂流教室』を読むことなる。コミックで11巻あったものが今回のリリースでは3巻で済ませてしまおうと云うことで、とにかく一冊がかなりの厚さになっている。1巻は741ページ、4cmという状態である。無線綴じなのでなかほどのページを大きく開くと背が割れてしまいそうで怖い。

 装丁は『おろち』『恐怖』と続いて祖父江慎である。赤をベースにした装丁で表紙から地まですべて赤で着色されている。小口にも左のような絵が描かれている。3巻を並べるとひとつの絵になるらしい。このあたりの装丁ならまだ許せるのだが、現物を取ってのお楽しみということでもないが、まぁ、あえて詳細は記さないが、タイトルページに似合わない小細工を施している。この下らない遊びをするという神経はいったい何なんだろうか? アンバランスなアイディアでこの装丁者のどうしようもないダサい部分を垣間見てしまう。途中、ページの色が通常の白とベージュと区別されているが、これは意図が判った。これは許容の範囲である。

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欠如(BlogPet)

きょう、O-Maruで欠如したかもー。

*このエントリは、ブログペットの「フタキンSkywalker」が書きました。

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2007.11.04

日曜の朝

 最近、日曜の朝に変な習慣がついてしまった。朝風呂をやってしまうのである。

 平日は起きるのが出勤30分前なので、朝風呂なんて滅相もなく、週末のみ可能となる。本当は夜のうちに入っておきたいのだが、カミさんが入るのが深夜1時とかという時間で出るのを待っていると切りが無い。やむを得ず、翌朝以降となる。

 休みの朝、8時とかに起きると、子供たちもまだ寝ており、かなり手持ちぶたさんになる。そういう意味でも朝風呂に入って、小一時間を費やすというのはなかなかいいのだ。洗面所の小さな窓を経由しているから大したものではないのだが、陽の光を受けながら入浴するのは気持ちよい。防滴ラジオのTivoli Audio PAL(チボリ・オーディオ パル)を持ち込むと、もう天国である。ゆらりゆらりとした時間をゆったりと過す。

 最近、ラジオが心地よい。CDは録音された媒体で閉じたものである。しかし、ラジオはリアルタイムのもの(まぁ、録音収録も少なくはないけども)で気分的にも解放感を感じる。

 こういうのが日曜のスタイルになりつつある。

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2007.11.03

ドラゴンボール

 あたしは『ドラゴンボール』という一連の作品にはまったく興味がない。前の部署ではあたしより4歳くらい上の40半ば過ぎの独身職員が、夕方ケーブルテレビで『ドラゴンボール』の再放送が始まるからとダッシュで退庁したり、週末は撮りためたものをゆっくり見るんだと喜んでいるのをしばしば見かけたが、子供が見ているのを傍らで眺めていてもどうにも理解できないものだった。まぁ、『Dr.スランプ』にしても面白さが今ひとつ判らない。

 しかし、上の子が『ドラゴンボール』のゲームソフトを買って欲しいと云ってきて実にうるさい。結構真剣に情報収集してて、近所のゲーム屋めぐりは当然、パソコンを貸せと云ってきて、なにやら検索している。とにかくうるさいのである。

ドラゴンボールZ Sparking! METEOR
ドラゴンボールZ Sparking! METEOR

バンダイ
プラットフォーム:PlayStation2
発売日: 2007/10/4

 あたしも馬鹿親でついつい、クリスマスプレゼントの前倒しということで買ってやることにしてしまった。ただし購入価格が5000円を割ったらという約束でまずは中古を、ということだったのだが、Amazonのマーケットプレイスでは340円の送料がかかり、本体価格が4660円までにならないといけない。しかし、しぶとくチェックをしに来るので、4780円とやや高い状態ながらOKを出してしまった。本人にとっては新品でなく中古と云うことで、多少の辛抱は理解して貰えると思っている。

 来週半ばには届くのだろうけど、また傍から何か訳の判んないことをやっているなと思いながら、子供たちがゲームをする姿を見ることになる。

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2007.11.02

パール・バックの幻の小説

 パール・バックと云えば、中学時代に母親に面白いと奨められて読んだ『大地』くらいしか知らなかったりするのだが、この人は原爆開発の様子を描いた小説も書いていたらしい。マンハッタン計画の史実をベースに、架空の女性科学者を登場させたフィクション『神の火を制御せよ Command the Morning』である。

神の火を制御せよ 原爆をつくった人びと
神の火を制御せよ 原爆をつくった人びと

パール・バック(著)
丸田浩(監修),小林政子(翻訳)
単行本: 416ページ
出版社: 径書房
発売日: 2007/7/25
商品の寸法: 19x13.2x3.4cm

 非常に恥ずかしい話なのだが、パール・バックがノーベル文学賞受賞作家なのだとは初めて知った。この作品は1959年に発表され、欧米ではベストセラーになり、反核運動の原動のひとつにもなっているらしいのだが、これまで日本語に翻訳されることはなかったと云う。著名な作家であり、なおかつ、被爆体験のある日本がこの作品に50年近く触れずにいたのはどうしてだろうかと思う。何か意図があったのか、偶然なのか。

 とりあえず、注文してみる。

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2007.11.01

本読みの秘かな愉しみ

 月に5、6冊の書籍は購入している。いろんな類のものがあって、いちど読んだらどうでも良いものもあるし、初めから長いお付き合いになりそうなものもある。書籍は消費であると思うのなら、適当にそのあたりに積んでおいて、邪魔になれば古本屋に売るか故紙回収に回すことになるのだろうが、7割はそれができない。そもそも図書館で借りずに購入するというのは、常に手もとにあり、いつでも好きな時に再び手に取ることができるからに他ならない。

 大切と思われる書籍はやはりいつまでも美しくいて欲しい。いつまでも美しさを保つために読むことも控えるというのは本末転倒で無駄だと考えるが、できる限りのことはしておきたい。ということで、パラフィン紙(グラシン紙)のカバーをつけている。この紙によるカバーは薄手なので、覆っても表紙の確認が可能であるし、何よりもサイズを選ばず、どんな書籍にも用いることが出来るというのがいい。

 カバー付けするのにはかなりの広さが必要で、ものが山積みになっている書斎机では不可能でリビングの食卓台を用いなければならない。これが意外と面倒で、購入の度ではなく、ついつい数冊まとめて作業をしてしまうことになるのだが、これがなかなか楽しい。慣れるまでは家人にカバーの端を固定して貰って、とかして一人では出来なかったものだが、今ではひとりで十分である。慣れというか熟練というか、手さばきが変わるものである。

 カバーをつけるまではやや気を使いながら、本を手に取るのだが、いったんカバーをつけてしまうと途端ぞんざいになってしまう。カバーは汚れを防ぐと同時に汚れ隠しでもあるのだ。所詮、自己満足でしかないのだが、だからこそ愉しい。

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