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2007.11.05

楳図かずお『漂流教室 1』

 すっかり見逃していて、発売を知ったのは発売3日後のことだった。全3巻のうち、リリースされた第1巻をさっそく注文し、取り寄せる。

漂流教室 1
漂流教室 1

楳図 かずお (著)
出版社: 小学館
発売日: 2007/10/30
商品の寸法: 18.4x13.2x4.4 cm


(表紙を拡大)

 これは帯の宣伝文句。幻の原稿とか云われても今ひとつピンとこないが、こういうのはおそらく凄いのだろう。
 『漂流教室』は少年サンデーで72年から74年に渡って連載された作品らしいが、あたしが読んだのはそれから12、3年後の大学の時である。楳図は以前から好きだったが、この作品はまだ読んだことがなく、コミック11巻を買い込んで一気に読んだものである。とにかく内容の過激さに驚かされたと云う憶えがある。ガッコの学部仲間に貸すとそのまま持っていかれてしまい、帰ってくることはなかった。嫌いなヤツじゃなかったから、まぁ、いいやと思っている。

 ということで、20年振りくらいに再び、『漂流教室』を読むことなる。コミックで11巻あったものが今回のリリースでは3巻で済ませてしまおうと云うことで、とにかく一冊がかなりの厚さになっている。1巻は741ページ、4cmという状態である。無線綴じなのでなかほどのページを大きく開くと背が割れてしまいそうで怖い。

 装丁は『おろち』『恐怖』と続いて祖父江慎である。赤をベースにした装丁で表紙から地まですべて赤で着色されている。小口にも左のような絵が描かれている。3巻を並べるとひとつの絵になるらしい。このあたりの装丁ならまだ許せるのだが、現物を取ってのお楽しみということでもないが、まぁ、あえて詳細は記さないが、タイトルページに似合わない小細工を施している。この下らない遊びをするという神経はいったい何なんだろうか? アンバランスなアイディアでこの装丁者のどうしようもないダサい部分を垣間見てしまう。途中、ページの色が通常の白とベージュと区別されているが、これは意図が判った。これは許容の範囲である。

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