秋祭り
うちの市内では3日間の秋祭りが始まり、今日が最終日。毎年、日が微妙に変っているから旧暦によっているのだろうか。10数年前は役場はお盆休みはなくても、この秋祭りの最終日は休みになっていた。小中校は今だに休校である。まぁ、今年は週末に祭りの日が当たったのでカレンダー通り。
前2日間は日が暮れてからちょうちんを持って子供たちが行列を作って町内の各戸を練り歩くというもの。ちょうちん行列といっている。しかし、今ではちょうちんを持たずにやっているようだ。小学校の高学年のみがちょうちんを持つのを許されて、このちょうちんを持つとなんか一人前という感じがあったのだが。ちょうちんはもちろんロウソクが燈されていて、毎年必ずひとりはちょうちんを燃していた。このちょうちん行列では長ズボンで参加し、それでも寒いと感じていたものだが、今年はまだまだ寒くはなさそうである。
最終日は市内の多くの神社から神輿がでる。子供神輿も多いのだが、大人神輿も少なくない。そうして幾つかの神社では神輿の鉢合わせをする喧嘩神輿がある。通常、大きな広場に会場が設けられ、鉢合わせが行われることになっているのだが、町内を練り歩いている途中でかち合うとその場で喧嘩神輿が始まることもある。もんもんの入ったひとの多いかき夫というのは完全によっぱ状態なので、警察から禁じられているにも関らず、やってしまうのだ。以前、喧嘩神輿の延長で、軽トラで数人が隣の地区の神社へ襲撃に行ったという馬鹿な連中がおり、事もあろうにうちの新採職員もそこにいたことがあった。暴行事件であり、とうぜん、懲戒免職である。
今年は死亡者はおらず30人程の負傷者程度で清んだようだ。珍しい事故があって、地区でかき手に振舞われた食事で食中毒があり、20数名が被害にあったらしい。こういうのは初めてである。
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