クールビズが終わって...
うちの役場では9月の末日で冷房が止められ、現在は空調されていない状態である。普通、10月ともなれば窓を軽く開けただけで十分涼しくなるものだが、今年は相変らず30度に達するような日もあって暑い。朝、職場に来て皆がすることといえば、うちわパタパタである。それでもクールビズ終了と云うことで、服装に注意されたしという通達が流れていたりする。
役場勤めももう15年過ぎているのだが、このようなことは初めてである。庁舎を管理している部署から、経費節減のため空調を入れない代わりに、各課10人当たりにつき1台の扇風機を当年に限って配給する。来年以降の使用については管理、および、修理を含めて各課で責任持って行うように、といった事務連絡があった。机の列びを考えると10人に1台では使いものにならず、必ず奪い合いが生じると思うのだが、通路に扇風機が立っているというのが当たり前の光景となるのだ。空調運転期間は使用禁止、来庁者に不快感を与えるなという注意事項も付いてきている。
おそらく数100台の導入になろうが、導入費用はおそらく200万円もしないだろう。空調を入れるよりか費用はかからないだろうけども、扇風機設置をデフォルトにしてしまおうという発想と決定に感心してしまった。それほど財政が苦しいんだろうな。今日あった当初予算見積りに係る説明会でも対前年比5%削減の指示。これがあたしが予算関係に関って知ってい限りでも8年間ずーっと続いている。景気はちっともよくなっていない。
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
この記事へのコメントは終了しました。
コメント