一年前のあたし
ブログなんて個人が書いているうちはどうしても日記の範疇を逃れることができない。日々記事を書いていると、どうしても日記的な価値も出てきてしまうのだ。
一年前の記事を見てみるとかなり驚く。ちっとも一年前には思えないのだ。せいぜい3、4ヶ月前のことのように思う。しかし、それまでに数多くのことを積み上げてきている訳なんだが、すべてがすっきり飛んでしまっている。そして、そことまったく変りのない自分がここに居るような気にもなる。
歳をとる度に一年が早く感じるのは、毎年の濃度というのは[この一年/これまでの人生(生きてきた年数)]という数式で表され、1歳の子がこの年を1/1と感じていたのに対して100歳の老人では1/100でしかないということになるらしい。すでに随分と稀薄された一年間はほんのこの間のことということになるようだ。
生きていくことは無為に積み重ねていくだけのことかと不快になったりもする。段々と捨てていく頃も始まるのだろうか。これは人によるという気もする。
関係ないが、チボリ・オーディオのラジオは携帯が受信すると決まってノイズを引き起こしてちょっとうるさい。あたしは自宅では携帯が鳴らないようにしているんだが。
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