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2007.09.30

スタンリー・キューブリック『非情の罠 Killer's Kiss』(55)

 何だかんだと云いながら手に入れてしまったキューブリックの『非情の罠』。これでいまや幻となっている『恐怖と欲望』(53)以外は彼の作品12作すべてをメディアとしても入手したことになる。あたしにとってキューブリックはタルコフスキーとエリセに次ぐ存在なのだが、タルコフスキーについては8本中3本しか持っていない。なんたることだと思う。エリセはもちろん4作(短編を含む)すべて持っている。

非情の罠
非情の罠

監督: スタンリー・キューブリック
出演: ジェイミー・スミス

形式: Black & White, Subtitled
時間: 67 分

 翌年の次回作『現金に体を張れ』によく似た印象で雑多な感じ。ロケ撮影が多いからだろうか。キューブリックの映画というと寸分違わずに作り上げられた映像というイメージが強いがそれはまだまだない。低予算で作られているだろうし、街にカメラを持込んでという印象だ。

 ストーリーに強引なところがあるし、もたつきもかなりあるが、切れのいいカットの編集も多く、見せることにはやはり長けている。

 ってなところか。

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