隣の引越し
朝、部屋の窓の向こうの通路が騒がしいので目が覚めた。何人もが引っ切りなしに往き来している。どうやら隣の部屋の住民が引越し作業をしているらしい。
隣は30代前半の夫婦と1歳半くらいの3人家族。子供が産まれる前後は奥さんも産休を取っていたようだけども、今は子供を保育園に入れて共稼ぎしているようだ。2LDKという間取りは夫婦だけのうちはいいかもしれないが、子供が大きくなると恐ろしく手狭である。うちなんて小学6年と1年のふたりの子供がいるが、子供部屋なんてあり得ない。上の子が食卓台で勉強しているのを見るとなんだかな、と思う。
朝夕、顔をあわせると挨拶を交わしていたものの、引越しについてお隣からは何の挨拶もなかった。金曜日の朝、いつもは子供を保育園に送ってから出勤しているらしい旦那さんが早くから出勤していたので、もしかすると転勤で挨拶回りの必要があったのかもしれない。
前に住んでいたのは県営住宅で低所得者が対象となっていた。まだ働き始めたばかりだったので問題はなかったが、やがて昇給で5年目くらいには入居条件の所得上限を超えてしまい、退出依頼が来ていた。引っ越す時にお隣さんが羨ましそうに見ていたのを覚えている。
本当はそろそろ一戸建てを建てたくて仕方ないのに家庭がごたごたしてて、なかなかできない状態。隣の芝生がどうしても青く見えてしまう。
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