タイタニック
タイタニック号を意識したのは小学3年生くらいの時か。筆箱の絵が豪華客船だった。クイーン・エリザベスなのかタイタニックなのか知らないが何とも地味な筆箱を買って貰い、使わされていたものだと思う。それでこんな船が沈むと怖いなと思いつつ、イラストを眺めていた。
もちろんこの船のことを知ったのは映画のはずで、『タイタニックの最期』(53)くらいではないかと思う。この映画をTVで見て以降はしばらくお風呂で船のオモチャを沈めては、沈没ごっこをして楽しんでいた。映画的に出来がいいのは二等航海士ライトラーを主人公にした『SOSタイタニック 忘れえぬ夜』(58)である。史実にかなり忠実に基づいてつくられており、交感が持てる。職場の隣のおいさんはキャメロンの『タイタニック』を観てこれまでのなかで一番つまらない映画を見せられたと云っていたが、あたしもそう思う。
久しぶりに入手したタイタニックもの。いろんな文献をもとにあの日を再現するもので、作りは小説のような感じ。ページ数の割りには早く読み終えそうだ。職場の休憩時間用にする。
不沈 タイタニック―悲劇までの全記録 ダニエル・アレン バトラー (著),大地 舜(翻訳) |
ちなみにあたしはタイタニック号が沈んだ53年後のその日に生まれた。
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