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2007.07.15

台風

 台風が接近しているようで、風が強くなってきている。雨はそんなに降っていない。おそらく水害は避けられそうだ。10日程前まではダムの貯水率が半分以下になり、渇水対策本部まで設置されていたが、梅雨前線の停滞や今回の台風によってあっという間に満杯になって、今日の昼過ぎには放水注意のサイレンが鳴り響いていた。自然には敵わない。

 あたしが子供の頃の台風といえば、雨戸がしっかりと閉められ、昼間から真っ暗な中で過さなければならなかった。時には雨戸が飛ばないようにと板をさらに打ちつけていたような気もする。雨が激しくなれば木枠の窓の下から水が浸みてくるので、タオルを敷いて水が広がらないようにしていた。ロウソクの確認は必須である。

 今は随分と変わった。あたしの入った賃貸はいずれも雨戸というのがなかった。普通の一戸建てでも雨戸を用意しているのだろうか。飛来物から窓を守るという意味では非常に心強い仕掛なのだが。アルミサッシュだから雨が打ちつけても水漏れして来ないし、それでいいということなんだろうな。

 浸水に関しても集合賃貸の4階だから全く気にしなくてもいい。気が楽だ。市内にある集合住宅でも半地下にある部屋が水没してしまったことが以前あった。家財道具は大変なことになるだろうが、最悪、賃貸は借り換えれば適当なところでやり過ごすことができる。一戸建ては何から何まで負担してやらないといけないし、下手するとその土地に住むことができなくなることもある。自由はないが仮住まいの気楽さはこういうところにある。車は雨ざらしの駐車場に置いてあるが、購入価格以上の車両保険をつけてあるので水没しようが、飛んできた看板に潰されようが平気だ。購入価格以上の保険がついているのは値引のおかげで保険屋の設定している最低額よりも購入価格が低くなってしまったため。何か修理しないと実質的には損をすることになるんだよな。たぶん。

 こんな感じで役場から呼び出しがかからないことを願いながら土曜の夜を過している。

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