電気仕掛けの馬鹿
先月購入したヴィッツの一ヶ月点検をして貰うためにディーラーを訪れる。あっという間の1ヶ月だったが、走行距離もちょうど1000km。前車が11年間乗って5万kmだったあたしの家の車としてはよく走っている。
点検は20分ほど。購入した時の営業は接待中だということで、初めに挨拶してきただけで、ひとりぽかんと待っていた。まぁ、売れば他人ということなのだろう。こちらとしても放っておかれる方が気が楽である。
ほとんど不便ということはないのだが、ただアクセルが軽すぎるというのが気になっていた。普通に踏んでいるといつの間にか70km/hくらいになってて、足先を浮かす必要があったりする。このあたりの調整は可能なのか、点検について説明をする整備士に尋ねてみると、残念なことに不可能なんです、などと云う。昔の車ならワイヤーでアクセルの調整制御を伝えていたが、今はスイッチタイプの電子制御になっているため、調整を行うこと自体が構造的に不可能らしい。
電気の世界はALLオアNOTの世界。車なんて典型的にこればかりになってきている。便利にはなったが、本当に安全なのか。電気制御の問題による事故が年間どのくらいあるのか気になるところである。
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