いい加減にしてくれ上司
うちの係長というと課長に怒られない日はないという人。4月から異動して以降、一日たりとも怒られなかったことがあった覚えはない。なんでそんなことするねんと思っていると、やはり怒られている。そういうことが日に数回。
明日はうちの係が取り仕切ってとある会を開くのだけど、首長やら議会議長やらも主賓として挨拶するような会。これまでの部署ではそういった会に縁がなく、上級官庁に行く時もノータイだったり、服装を気にしたことがなく、この10年に至ってはスーツを着たことがない。昔着ていたスーツがあっても、この5年で10kgほど体重が増えているので着れる筈もない。ということで、必要であれば準備もしておかないといけなし、連休前にスーツが要るか要らないかを係長に尋ねると、皆が皆、スーツではないし、特には要らないよ。ということだった。当然、そういうことなら放置である。
仕事が引けて帰ろうとしていると、課長補佐から「明日はちゃんとスーツで来てな」のひと言。げげげ。「スーツ、持ってないっす」「じゃ、ジャケットでもいい」「ジャケットも持ってないっす」 あたしは係長を睨み付けながらの会話。「... 目立たないように白シャツで来てな」
ある意味、思った通りの結末。係長に尋ねた時に念押しをしたのだけど、そもそもが訊く人を間違えたということらしい。シャツだけでいいという返事を貰ったが、あたし自身はいいとしても、上司に恥をかかせるのは心外である。仕方がないので、帰宅するや否や、スーツを新調するために雨の中を洋服の青山まで出向く。
すでに6時を過ぎており縫製担当が帰っているらしく、果たして裾あげは可能かどうか心配だったが、テープでの仮止めは可能ということで、とりあえず明日の着用は可能ということになった。しかし、仮止めだけでも210円請求されてしまった。つまらない出費である。初め8万のスーツを出してきたが即行で脚下、結局、3万5千円ほどのイーストウッドのブランドという安物にする。スラックスのスペアを確認しなかったが失敗。まぁ、応対のお姉ぇちゃんが可愛かったのでいいとする。
木っ端役場職員といえど社会人である。スーツの一着ぐらいはすぐに着れるようにしておかないといけないと反省。礼服はあるんだけど、スボンの胴回りの調整をしておかないと...
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