辺境は作られる
仕事で合併した隣市の役場に行く。もともとは本庁だったのが今は支所になっていて、人数の割には大きな建物となってしまっている。
平成の大合併でうちの県は素直にお国の方針に従った。もともと70ほどあった市町村が2年ほどで20の1/3以下の数になってしまった。中心にある自治体は職員数が増える程度でそんなに変りはないが、そうでないところは一気に寂しくなる。自治体がいくら平等にしようとしても、限度はある。周辺は所詮周辺であり、何かにつけて後回しになる。小さい自治体は都道府県からもともと見離されていたかもしれないが、それでも主体性を持って頑張っていたのが、勢いたがが外れて拍車をもっておちていく。
静かな支所をみて、どうしようもなく悲しくなってしまった。
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