思惑
先週は日銀の利上げ観測により、円が買われ円高になった。しかし、本日、日銀が利上げを発表するや否や円が売られ、1円あまりの円安になった。
今や為替はファンダメンタルズで動くことはない。こういった理解不能な思惑によって動くことの方が遥かに多い。ここ数年続いていた円高も日本の景気が回復してきたと言われるなか、その反対に円安に進んできている。為替は巨大投資の売買いひとつで大きく変り、場合によるとそれがトレンドを作ってしまうこともある。為替の世界はすっかり水物になってしまっている。
ところで3年半程前から始めている外貨預金だが、そこそこの含み益を持つようになった。元手の2割半ほどだから悪くはない。しかし、始めた頃に円高になり1割を超す含み損が生じていたが、3ヶ月後には含み損を解消し、それ以来、半年に一回くらい出し入れをする程度に金利と緩やかな円安のみで含み益が生じている。
この世界は思惑の世界であるから、リアルタイムに一喜一憂して思惑を慮り取引きを進めることも出来ようが、あまりにも判らないことも多い。黙ってみているというのもひとつのやり方のようだ。
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