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2007.01.10

これから出る本

 毎週雑誌を届けて貰っている書店の外商担当がかわった。6年ぶりの新人は20代半ばと思しき子。これまでの外商担当とは違って「これから出る本」というパンフを持参してくる。

 この「これから出る本」というのはとても懐かしいパンフである。表題どおり、近刊の書籍が分野毎に網羅されているもの。毎月隔週で出されている。

 あたしがひとりで本屋通いをはじめたのは中学生になってから。それまでは母親に連れられていっていた。街中の本屋に行くためには、1km離れた電車の駅まで行き、それから2駅ほど乗る必要があった。電車の駅の側にはバス停もあって気が向いたらバスも使っていた。そんな風に電車やらバスを使って月に数回、街の本屋に行っていたのだが、そこで貰ってためていたのが、この「これから出る本」だった。

 本屋からの帰りのホームや電車の中でこの「これから出る本」を眺めるのが楽しかったことを覚えている。興味のある本が載っていたりするのだが、高価で買えないことが明らかでその場で落胆したりとか、夢のあるパンフレットだった。数年後には交通機関を使わずに自転車で本屋にいくようになったが、それでも必ずこのパンフを持ち帰っていた。

 このパンフを手にしなくなったのはいつなのか覚えていない。高校に入ってからかも知れない。自分の関心事の中心が書籍から、映画やその外のことに移ってしまったからだろうと思う。何だかんだといってもそれでも書籍は増え続けていたが、このパンフは完全に忘れられた存在になっていた。

 25年近くぶりに「これから出る本」を手にしたのだが、雰囲気がまったく変っていない。しかし、このパンフでチェックした書籍が店頭に並んでいるのを確認することもないだろうというのも事実で、この変化にはやはり驚かざるをえない。

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