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2006.12.29

トンネルを抜けると...

 今日もなかなか冷え込んでいる。昨日あたりから冬型の気圧配置になったらしく、随分、気候が厳しくなっていた。寒いのは着込めばいいのだが、風が強いのは洒落にならない。原付で通勤しているとこの突風は一番の恐怖になる。走っているとバイクが流されるし、止まるとさらに状態が悪く、ひたすらひっくり返らないよう足を踏んばるだけで走らせることも不可能になる。田園のど真ん中で激しい風に会うと救いようがない。

 まぁ、年末年始の休暇に入り、車での移動がメインになるから風の心配をすることは余りない。

どんよりとした天気で、山の方を見てみると黒く霞んでみえる。平野部では降雨はないのだが、山の方ではどうやら雨が降っているようだ。気温も数度しかないのでおそらく雪になっているに違いない。車を山の方へ向けて走らせてみる。

 山に入ると雨が降り始める。雪と雨が混じったような感じ。さらに進めると雪だけのようになる。まだ雪が降り始めたばかりらしく、積雪は全くない。雪が降っているだけという状態。さらに車を走らせると200mほどのトンネルがある。平野部から5kmくらい山の中に入った辺りである。そのトンネルを抜けると景色一変してしまった。

  川端康成の『雪国』は「国境の長いトンネル」であったが、今日のドライブでは200m程のトンネルを抜けると雪国が出現したのだ。積雪という程ではないが、山の木々にはしっかり雪が積もり雪化粧されている。川を渡ると天気が変るというのは平野部でよく体験することだが、山地ではトンネルを超えるとということがあるようだ。まぁ、川が気象に影響することは十分に考えられるが、トンネルがそういう影響を及ぼすことはまず考えにくいので、たまたまだったのだろうけども、でももしかすると意外とそういうことがあるのかもしれない。とにかく、トンネルのこちらと向こうとの光景の違いにはびっくりさせられた。

 山奥の民家もまばらな集落は雪の中でひっそりとしていた。本当に静かな景色。

 気温の低い山間部では雪はそんなに珍しくないのかもしれないが、あたしらの生活でそんな状態になるとパニックに陥る。普段、雪の降らないところでは雪は脅威に他ならない。

 明日も雪になるようだったら子供に見せに行ってみようと思う。

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