早朝の街
上級官庁に金曜日提出期限の調書の作成がどうしても間に合わず、締め切りを週明けまで延ばしてもらう。金曜日の普通の残業では間に合うような気配はなく、週末に出勤するかどうか手伝って貰っている同僚に尋ねると、休日出勤せずにやっつけましょうという返事。財政難ということもあって、休日出勤は平日の代休となる。しかも、出勤時間も通常通りとなって、束縛も大きい。そういうこともあって、それではエンドレスでいこうということになった。
4人で行っていた作業が午後10時に一人抜け、さらに1歳児のお母さんが翌日昼から家族で小旅行に行くからというので午前3時前に抜ける。二人で作業を続け、ようやく片が付いたのが朝の6時だった。去年も同じような作業で4人が平日に作業をして、そのまま翌日の通常勤務に入ったようなことがあった。まぁ、年に一度の恒例行事と言えるようなものになっているのかも知れない。
6時半に役場を出る。雨が降っていたらしく、地面が濡れていたが、すでに止んでいた。以前、朝まで仕事をしていて、帰ろうとすると雨が降っており、濡れながら泣きたくなったことがあったのを思い出す。
帰りすがら個人経営のこじんまりとしたスーパーがすでに開いているのを幾つか見かける。こんな時間から開いているのだろうか。小学生の頃、母親が朝飯のパンを買いに近所のお店に行っていたので、やはり開いているもんなんだろうなと思う。朝の出勤時にもすでに開いているのだろうが、競争のようにしてバイクを走らせているのでのんびりと周りの様子を見わたすような余裕は全くない。見えていないものも多いのだと思う。
帰りに牛丼を食いにいくか、朝マックを買うか悩む。牛丼大盛が朝マック2セット分と同じ出費になるのだ。腹の太り具合から考えると健康には良くないと思いつつも朝マックを選択してしまう。一旦、アパートに帰るものの、部屋には入らず、そのまま車を出してマクドナルドへ。ドライブスルーでは先客がおり、しばらく待たされる。店員は女性一人だけ。この時間帯はそんなに客が来ないということでそういう体制でやっているのか。マック店員としてはちょっと年配(30代後半)の女性だが、長身スレンダーの何か格好のよい人だった。バイトとも思えず、店長かなんかなのだろうか。朝マックセットのハッシュポテトは最初、なんだこれと思ったものだが、慣れるとなかなかイイ。ソーセージエッグマフィンもたまごがとてもいいアクセントになってて、悪くはない。食うことのできる機会は少ないけども、朝マックは高く評価している。で、2セットを平らげる。
昼過ぎにカミさんの電話で起こされる。退院するのだけども、支払に1000円ほど足りないとのこと。書類に押す印鑑も必要らしい。その近所の病院まで行く。退院したカミさんは今日になって右半身がシビレるようになったなどと云う怖いことをいっていたが、暫くして治ったみたいだった。入院している間はずーっと寝てて、それがまずかったのかなとかといっている。とにかく痛みは収まったよう。
夕方には子供も戻ってくる。施設はそれなりに楽しんだようで、特にお風呂は大きなものだったらしく、それにいたく感動し、大喜びだったようだ。いつもと変わりない様子で安心する。
非常に短い土曜日で、あくびをしたら一日が終っていた。ま、その前の7日間も同じようなものだったけども。
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