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2006.10.12

核実験ショック

 週明けの将軍様のデモンストレーションに対する反響は今だに衰えていない。

 昔からそうなのだけど将軍様の意図するところが皆目判らないので恐怖してしまうんだろうな。目的が判ると以外に誰も見向きもしなくなるかもしれない。判らないというところが実はいちばん怖いのだ。

 核に関していうといちばんアブナい国家というのは米国ではないかい。核兵器そのものではないけども、劣化ウラン弾なんていうものをガンガン使って、放射能障害を人間に与えている。軍部は人体的な影響は全くないと主張しているが、自軍の兵士や攻撃を受けた住民は実際にその影響に苦しんでいる。

 核の何が怖いかというと、その破壊力もあるだろうけど、その後の放射能汚染の方が遥かに怖い。どうしょうもなく質が悪いのだ。

 対テロ戦争は間違いなく米ソ冷戦が終ってしまったあげくに作り上げる必要のあった状態だと思うし、それまで軍事産業と国家の癒着した状態は米国という国の本当の赤裸々な姿なのだろうと思う。朝鮮に対して米国は強硬な態度には出ないだろうというのが、一般的な見方だろうと思うが、やはりこういう火種というのは米国にとっては有り難いものではないのかと思う。

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