今日見た得体の知れないもの
最近、困ったことがある。週末、車を運転すると間もなく必ず小便がしたくなるのだ。それが不愉快で、家を出る寸前にトイレに入るのだが、それでも車を運転し始めて5分もすると尿意が生じる。本当に困ったものである。
今やコンビニエンスストアが大抵トイレを解放しているので、これで救われている。市内であれば1kmも走れば、コンビニがあるし、コンビニのないような場所なら、男が立ちションできるような場所は少なくない。パチンコ屋や公園を探さなくてはならなかった頃に比べて雲泥の差だ。店舗側もトイレだけで済ませ難く、商品を幾らかでも買って貰えれば、売り上げにも繋がる。
コンビニではないのだが、ドラッグストアのチェーン店を今日は使わせて貰った。店の正面の屋外にトイレが設置され、車椅子でも使用できる大きなものが用意されている。しかも、大トイレはウォシュレットである。さすがドラッグストアだ。
そのトイレを使おうと思うと、先客が入ってしまった。小便器、大便器が4畳くらいの部屋にあるという一人しか利用できないトイレで、待つしかない。先客の前に母子がトイレから出てきたのだが、母親が22歳くらいで男の子はは3歳くらいか。外のベンチにも4歳くらいの女の子が座っている。やがて、同じく20数歳くらいのサングラスをかけた男がやってくる。スボンを腰の下まで下げたような、今時の見苦しい格好の輩である。チャラチャラした男はおそらく店でもらったゴム風船を膨らませ始めた。そうして、拭き込み口を子供の顔に当てがって、風を吹き付け始めた。あたしも子供に対してそういうイタズラをしなくもないのだが、雰囲気が違う。完全に嫌がらせをしようという感じでやっているのだ。子供も無反応。風船を膨らませては、子供2人と女性の顔に風を吹き付ける。男の仕草は執拗な感じで、後の3人はもう仕方なくそれを受け入れているという感じだ。この男女は夫婦でないと思う。実際に夫婦であれば、恐ろしい。若くしてバツイチになってしまった女に付きまとっているという印象だ。何れにせよ、男は下らない質の悪い男にみえた。
男が気味が悪いし、とっととその場を離れようと思ったのだが、如何せん、先客の女性がトイレから出てこなく、目を合わさないように側に突っ立っていた。ドアのトイレがあいた時には、本当にほっとしたものだ。
精神年齢的にはうちの5歳の息子と変わりないような気がする。子供を車に置いてパチンコに行き、熱中症で死なせたり、うるさいからといって殴りつけて子供を死なせる(殺す)事件を見聞きする度に信じられなかったものだが、今日見た光景の延長に間違いなくそれらを感じ、実際にこういった連中がいるんだということに改めて驚いた。
彼らがどのような生活を送っているのか、また、これまで送ってきたのか非常に気になる。我々の知っているものか、そうでないものなのか。後者であればまだ有り難いが、前者であれば子育ては運ということになってしまう。
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