Canon PowerShot S80
メーカーでも修理できないということでCanon PowerShot S40の代わりのPowerShot S80がようやくメーカーから着く。修理に出して2週間ちょっと。長かった。
しかし、代替機ということでメーカーも随分と気配りしていた。修理に出したカメラの液晶には保護フィルムを貼っていたのだが、代替機とともに新品の保護フィルムも添えられていた。可能な限りの現況復旧が原則のようだ。ストラップをつけたまま修理に出していたのだが、そのストラップもきちんと封筒に入れられて送り返されてきた。代替といっても保険が利いているので、メーカにとっては有償となっているはずだが、それでも気持ちのいい対応である。ただし、新品が送られてきたにもかかわらず、あくまでも代替機ということで通常保証はつかず、おそらく修理の際に適用する期間であろう3ヶ月間という短縮された保証になっていた。まぁ、初期不良があれば早々に出てくるはずなので、日常的に使うならば3ヶ月というのは十分な期間である。
先のカメラと同じシリーズのものなのだが、形状が随分と変わっており、驚く。いちばんの違いというのは液晶の大きさの違いだ。前のものが1.8型であったのに対して今度のものが2.5型。この差はかなりのものである。液晶が大きくなった分、表示できる情報も増える。ヒストグラムのリアルタイム表示であるとかグリッド線の表示は非常にありがたい。操作も回転ダイヤルが採用されて、露出補正等の設定変更のためボタンを頻繁に押し、指先が痛くなるといったことはなくなった。
カメラとしての機能でフラッシュの先幕・後幕の設定ができるというのにびっくりする。そもそもどれだけの人間が使いこなせるのかといった感じで、コンパクトデジカメに搭載するような機能ではない。非常に一眼レフに近い操作が可能になっている。
が、広角側のレンズのひずみがひどいし、映像自体もそれほど描写性が高いとも思えない。画素数が多いとメディアの消費もかなりのものである。512MBでももっとも高画質で撮ると20数枚しか撮影できない。画素数を落としたり、画質を落とすと枚数は稼げるかもしれないが、800万画素の意味がなくなってしまう。とりあえず2GBのSDメモリカードをオークションで落札(3700円)してみたのだが、後の保管を考えるとぞっとする。
いろいろ考えた挙句、PowerShot S40をブラッシュアップしたようなPowerShot S45をオークションで落札済み。レンズアダプタ付で11000円。デジカメにPLフィルタとかをつけようと思うと絶対にレンズアダプタが必要で、これが5000円ほどする。以前から欲しいと思っていたのだが、高額でなかなか手が出なかった。レンズアダプタの費用を考えると、本体は6000円程度であり、この6000円でS80を手に入れたと考えることも不可能ではない。おそらくPowerShot S80をかなり安く手に入れたと考えるべきであろう。が、PowerShot S45の出品者、海外出張とかでなかなか忙しいらしく、一週間以上放置されていたりする。やれやれだ。
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