吉野家の牛丼
今日、吉野家の牛丼が一日だけ復活するということで、いったん、店に出向いてみたものの、駐車場も満車で「どうでもいいか」とそのまま帰ってしまった。残念ながらあたしとしては吉野家はそんなに旨くないのである。
吉野家で初めて牛丼を食ったのは20数年前の高校の頃ではないかと思う。ガッコの帰りに街に出て、悪友と共に制服で入って食ったような記憶がある。(その頃はたいてい制服で行動していて、明け方に終るようなフィルムマラソンも学生鞄を抱えて行っていたような記憶が...) 初めての牛丼は水っぽく辛いというもので、あたしの口には合わなかった。それ以来、いくら安かろうの吉野家でも足を踏み入れることはなかった。
しかし、牛丼は好きであり、最低でも2ヶ月に一回は大盛を食している。米国産の牛肉が輸入されなくても、行きつけの牛丼屋は通常通り牛丼を売り続けていた。三河屋という牛丼屋で当地では有名である。大学の先輩に教えられた店で、吉野家のために不味いと云う印象のあった牛丼のイメージが完全に払拭された。夜、サークルBOXにいると10個くらい弁当を買い出しに行かされたものである。それから20数年来、そこを利用し続けている。現在、オーストラリア産を使っているのか国産を使っているのか判らないが、大盛600円とやや割高なものの、やはり定期的にどうしても食べたくなる。
単純なメニューだからこそ、好き嫌いがはっきりする牛丼。ガッコの近所の牛丼屋は幾つも潰れてここくらいしか残っていない。三河屋は原則24時間営業なのだが、一時期、閉めている時間帯もあるというような営業もしていた。吉野家なんてのに負けずに、細々でもいいから生き延びて欲しいと願う。
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コメント
安かろうの買い出しをガッコしなかったよ。
投稿: BlogPetのフタキンSkywalker | 2006.09.19 15:44