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2006年9月の43件の記事

2006.09.30

YS-11

 唯一の国産旅客機YS-11が今日で日本の航空路線から消えてしまうらしい。

 飛行場まで近いので子供を連れてよく飛行機を見に行っていたのだが、YS-11は当地への路線で運航されており、よく見かけるごく普通の存在だった。ジェット機はゴーッという腹に響く音なのだが、プロペラ機はブォーンという感じの音を発する。小振りな双発機が飛び立つ姿はなんとも可愛いという感じだった。

 あたしが初めて乗った飛行機というもの、この飛行機。35年ほど前に大阪からの帰路で乗った。妙に振動の激しい飛行機だったような気がする。ちなみにYS-11は当地の飛行場の沖に墜落し、乗員乗客とも全員死亡という事故を起こしたこともあるが、その時の墜落原因は不明だったようだ。

 昨日の当地での最後の運航は航空ファンによる切符の購入で、すぐに満席になってしまったらしい。航空にはちっとも詳しくないあたしでも、最後なら乗ってみたいと思うくらいなので、ファンの想いはよく判る。日本で使われなくなった飛行機はそのまま解体されず、海外で使われるらしい。それを聞いてちょっと安心する。

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為政と抽象的フレーズ

 安倍ちゃんの「美しい国、日本」はまずかったと思う。ここには何もないからだ。安倍ちゃんの中には具体的な理想郷が見えているのかもしれないが、我々には何も伝わってこない。為政には抽象的な表現は絶対的な避けなければならない。コイズミはダメダメだったが矮小ながらも具体的な政策を掲げていたから、まだ救いがあった。

 馬鹿ブッシュにしても正義という曖昧模糊なフレーズを掲げて戦争を起こしたが、それもどうもアホな米国民に対しても化けの皮が剥げてしまっている。正義の中身というはそもそも何もないんだよね。正義といってしまうあたりで、もう危ういと考えた方がいい。

 コイズミの後継者としてそのままストレートに首相を引き継いだ安倍ちゃんがある意味、コイズミと対極にあるというのにも驚いた。

 為政とは現実そのもので、具体性がちっとも見えなければ戯言の糞のようなものとすべし。

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『美しい国、日本』

 申し訳ないが、意味不明。帰って、よろし。

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2006.09.29

愛機とお別れ

PowerShot S80 先日、愛機のデジカメCanon PowerShot S40を修理に出したのだけど、取り次ぎの電気屋から連絡があった。「すでに生産中止になっており、修理するための部品もなく、修理は不可能。よって、現行機と交換させて欲しい」というメーカーからの申し出があったらしい。あの噂はもう絶対的になっていたようだ。S40は1/1.8インチCCDで400万画素、交換するというPowerShot S80は同じく1/1.8インチCCDで800万画素。画質はかなり落ちていると聞く。一応の情報が前もってあった訳だが、やはり実際にそういうことになるとやはり迷う。電気屋の問い合わせの電話では、どうするか(交換するか、そのまま引き取るか)保留にさせて欲しいということで、同僚に相談してみる。

 同僚曰く、中古ならオークションとかで手に入るんでしょ。だったら、新しい方を手に入れた方が得なんじゃないの? 新品は5万円必要だけど、中古なら1万円かからないんでしょ。

 実に明快な理論である。S40にこだわるのなら、S80の新品をそのままオークションに出し、その落札金で中古を買うとすると十分におつりがある。愛機としてのこだわりを捨てるのなら、新品と交換した方がはるかに有利そうである。ということで、交換を了承した。さらにメディアがCFからSDに変わり使えなくなるなるので、使用中のメディアの交換に応じるという話もあった。しかし、あたしが使っているのはCFでなく、CF互換のマイクロドライブ1Gで、これは4万円くらいで購入したもの。そこいら辺のSDとそうそう交換出来るものではないという話を店員にすると、メーカーと相談してみますという返事だった。

 交換するにも一週間くらいかかるらしい。新しいカメラが来るにもかかわらず、ちっとも浮き浮きしない。なんか淋しい。

 今日注文したDVD。ピンク・フロイドの伝説のライブ映像『驚異』。こちらはは浮き浮きして到着を待っている。

ピンク・フロイド『驚異』(94)
ピンク・フロイド『驚異』(94)

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77,777番目のお客様は...

 15,000番目、20,000番目、25,000番目、30,000番目、33,333番目、34,567番目、40,000番目、44,444番目、50,000番目、55,555番目、60,000番目、66,666番目、70,000番目に訪問された方にプレゼントをしようと思っていたのですが、いずれもダメだったようです。14度目のトライで、今度は77,777のキリ番です。

 プレゼントを希望される方はこの記事の "1万5千" を "77,777" に読み替えて、気に留めておいてください。心よりお待ちしております。

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2006.09.28

こんな今日

 昨日は帰るとカミさんに怒られた。保険証の切替時期で数日前から保険証を回収されていたのだが、体調不良で日に何回も吐いたにもかかわらず、病院に行けなかったとのこと。ひと言職場に電話くれていたら証明書を作っていたものを。あたしが怒られてもちょっと困る。

 ということがあってか、あたしも風邪か何かを感染されでもしたのか、今日はなんだか疲れてて、いったん8時過ぎに寝て、今、夜半に目が覚めている。そのまま起きていずにまた寝る予定。

 今日、疲れがたまったのは仕事のせいもあるかも。正午までに上級官庁に提出締切を設けられていた調書に「時間がかかりそうなのでしばらく時間が欲しい」と頼み込み、今日中ならという回答を得たのだが、数時間後には週明け月曜までで可というメールが入る。もの凄く拍子抜けする。このようなのは精神的に悪い。

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画素という中(BlogPet)

そういえば、O-Maruが
この学研のスぺックというとこんな感じで、今や800万画素とか1000画素という中、400万画素では物足りないという人もいるかもしれないが、あたしにとってはこれで十分だ。
とか考えてたよ。

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「フタキンSkywalker」が書きました。

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2006.09.27

学研『大人の科学マガジン Vol.10 スターリングエンジン』

 「学研のおばちゃん、まだかな~まだかな~」というCFがあったけども、35年程前のあたしもやはりそういう感じだった。実をいうとなかなか配達しに来ないので、母親に催促の電話をかけさせたこともある。小学校に入って、2年くらいは学校の中庭で1、2日販売をしていた。学校で特定の業者が販売活動をすることは問題があるという判断が下されたのか、3年になった時には配達販売になっていた。そうなるまで学校には売れ残った雑誌の付録がストックされており、何かのご褒美といえばそれをセンセに貰っていたものだ。地味な学習より派手な科学の方がやはり面白かった。

 そういう経験をしたオトナをターゲットに現在、大人の科学マガジンが刊行されているが、特に目についたのがこれ。スターリングエンジンを付録にした号だった。1月15日発行で店頭になかったので、ネット注文で入手。

大人の科学マガジン Vol.10
大人の科学マガジン Vol.10

 スターリングエンジンというのは1816年にスコットランドのスターリング牧師が発明した外燃機関である。通常、車等で使われているエンジンのほとんどは内燃機関で小振りで馬力があるものの燃料の爆発時に有害物質が発生する、また燃料が限定されるという問題がある。スターリングエンジンは、温度差(熱源)があれば動くエンジンであり、なお且つ、動力を熱に変換するという可逆エンジンでもある。ただ問題なのは出力が小さいことである。スターリングエンジンの原理についてはこちらが判りやすい。

 大人の科学マガジンの付録のスターリングエンジンは、お湯程度の温度で動くもの。アルミの2枚の円盤を持つシリンダによる機構でこの円盤のいずれかを温めればピストンが動き、クランクによって透明な円盤に回転運動を与えられる。アルミ板のもう一方を氷等で冷やすと動きはさらに早くなる。

 ごくシンプルな機構なのに十分過ぎるくらいしっかり動く様というのは本当に不思議である。コーヒーを淹れて、そのカップの上においてやって、一回弾みをつけるために回してやれば、それがずーっと続く。コーヒーの熱というのはごくありふれた存在なので、永久機関を見ているような錯覚に陥ってしまう。

 パッキンとか密閉が大切なもので、とにかくネジの数が20数個あるというものだが、小ぶりのプラスドライバがひとつあればいい。30分ほどで組み立てて、動くかどうか確認したものの、まったく動かない。一時間くらいいじくり回し、原因がはっきりしないのでもう一回分解しようとしていて、原因がようやく判明した。軸の両側に円盤をつける箇所があるのだが、それを知らぬ間に強く押さえつけたため円盤の間の隙間がなくなり、回転が悪くなっていたらしい。その調整をした後は、呆気なく作動。動かないのに飽きてしまって、とっとと寝てしまった息子に明日はじっくり見せてやろうと思う。

 とにかく古くて新しいエンジンの原理を実にシンプルなスタイルで目の当たりにできる特集なので、物見高い人には特にお薦め。

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2006.09.26

新官房長官

 3年前、うちのばあさんがなくなった時、この人が葬式に来ていた。ばあさんは、一人暮らしのごく普通のばあさんだったので、新聞のお悔やみ欄を見て営業に来たんだろうと思う。いちばん前の良い席に座り、葬式がひととおり終るとそそくさと帰って行った。香典なんか持ってきたんだろうか。叔父貴に訊いておくんだったな。

 こういう人たちの精神状態はどんなもんだろうかと思う。国を動かす傍らで、こういった営業活動をやらないといけない。天上の人であり、なお且つ、ごく当たり前のそこいらの人間に諂[へつら]うことも必要。この極端な差は何なんだと思う。ある意味、現在の選挙活動というのが根本的におかしいという話もあるかもしれない。

 さすがにペイペイではなく官房長官になったから、地元より東京にいる方がはるかに多くなるはず。まぁ、知名度も飛躍的にあがるだろうし、田舎でそんなに営業活動をする必要はないかもね。

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BitacleとGoogle

 勝手にミラーのbitacle(bitacle.org)だが、Googleはこのサイトに対して好意的であるのか? bitacleとGoogleについて何度か記事にしていたのだが、今日あたりからbitacleに関するあたしの記事が一切Googleで検索できないようになっている。他の単語ではヒットするから、意図的なものを感じる。それにしても、検索でbitacleによるミラーサイトがヒットすることが多くなり、何だか気持ち悪い。

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2006.09.25

NEWS23の膳場貴子

 善場貴子ってやっぱり民放よりNHKでないかしらん。やっぱり何だかんだといっても地味で、もひとつ華がないんだよなぁ。

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ファイルは重い?

 職場で「ファィルが重いからメールで送れるかな?」なんていう言い方をするのをよく耳にする。とても違和感がある。ファイルは大きくても重くなることはない。

 あたしがコンピュータを使ってて「重い」という表現ができるのは「処理が重い」という場合くらい。この場合の重いというのは、遅い、滞っている、といった意味だ。「ファイルが重い」というのは、「ファイルが大きい」とか「ファイルが大きいため、処理が重くなる」というのが本来の表現ではないか。

 個人的には「ファイルが重い」という表現には抵抗があるのだが、これはすでに一般的なものなのか?

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Bitacle Blog Search Archive に変化あり

 勝手に他人のブログのミラーを作っているBitacle Blog Search Archiveだが、レイアウトを変更したようだ。

 これまで、あの問題の広告が本文中に配置されていたが、本文の上の枠外に表示されるようになっている。また、タイトルに元ブログへのリンクがあっただけのものが、タイトル下にURLを表記するようになっている。記事に対する多少なりの尊重、および、出所を見た目にも明らかにするという対応を取ったようだ。しかし、根本的な問題である「他人の褌で相撲」というシステムには変わりがない。

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2006.09.24

愛機(デジタルカメラ)を修理に出す

PowerShot S40 先週、愛用のデジタルカメラを修理に出した。カメラはレンズカバーがスライド式なのだが、レールから外れることが多く、外れたまま開け閉めしていると壊れてしまう。子供が勝手に持ち出して使うとそういう故障を起こしてしまう。数年前にも一度それで修理に出したが、5年延長保証の終了があと数ヶ月という時期になり、特に使えなくもないがこの際だからというので、修理に出したのだ。

 カメラはCanonのPowerShot S40というモデル。リリースは2001年10月なのだが、購入は11月の9日で発売して早々に店頭に向かったようだ。翌年に動画用に三洋のデジタルカメラを買っているが、スチルデジタルカメラとしては5年間愛用を続けている。その間、撮った写真は3万5千枚程。子供が好きで、毎日、彼らの写真を撮っていたが、上の子が去年の夏、あたしの実家に預けられ、それが悲しくてそれからは子供の写真というのは撮っていない。

 このカメラのスぺックというとこんな感じで、今や800万画素とか1000画素という中、400万画素では物足りないという人もいるかもしれないが、あたしにとってはこれで十分だ。A4に印刷ならきびしくなるが、キャビネサイズなら十分だし、A4に印刷しないというのなら絶対的にスぺックオーバーと云える。画素数が多くなるとCCDやらレンズも大きくすべきなのだが、カメラの小型が重要視されるが故にそういった改善は行われていない。画素数が上がっても、画質自体はどう考えても落ちているのだ。カメラが小型になるとホールドが悪くなり、手ぶれも起こしやすくなる。S40あたりがまともにホールドできる限界ではなかろうか。そういったことを度外視して、開発されるのを見ていると何とも辛い。

 このカメラをメーカーに修理に出したところ、生産中止して久しく、部品がなく修理が不可能なことから新型への交換を申し出された、という話も聞く。そんなことになると実に辛い。まぁ、あたしの場合はガリガリと引っ掛かりがある程度でまったく使えない訳でないから、修理を辞退することも可能だが、程よいものがなくなっていくというのはなんとも残念で仕方ない。

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2006.09.23

Bitacleを巡る混乱

  数日前に記事にしたBitacle Blog Search Archiveというサイトについて、騒動が本格化してきたようだ。あたしのブログに辿り着く際のキーワードで"Bitacle"がかなりの数になってきたし、Yahoo!のブログ検索でも"bitacle"でのヒットが随分と増えてきている。

 このサイトはおそらく広告収入目的のサイトであるが、コンテンツを自らが用意するのではなく、ロボット収集した他のブログを用いることによって行っている。人を呼ぶのに苦労するのがコンテンツなのだが、それを他人に頼ろうとするのはかなり悪質であるが、ハード面の対応だけよく効率的には非常によいはずである。しかも、元ブログにも一応リンクを張っており、完全な盗用とは言い難い仕組みにしてある。このリンクがあるのとないのとでは、大差あるように思う。

 このような商売が成立するのは、インターネットというのが検索によって成立しているという事実があるからだ。ほとんどのサイトはあらかじめURLが判っており、それを用いて訪れるというのは余程ではないかと思う。個人の弱小ブログはまず検索に引っかかり、それによって知られることがほとんどではないかと思う。そういう意味では、検索で先頭で引っかかれば引っかかるほど、訪問者も増えることになる。大手検索サイトの力はネット上では考えられないものとなっており、そこでの操作が問題視されることも頻繁になっている。

 何れにせよ、Bitacle Blog Search Archiveの息の根を止めることは簡単なことで、検索サイトからフィルターによって排除してしまえば瞬時にして可能なのである。訪問者のいない広告目的のサイトは存在価値が皆無であるからだ。しかし、検索サイトが今後、こういった処置に出るかどうかは判らない。ネット上の権力と云うものが露骨に見えてしまうからだ。

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2006.09.22

ギャンブラーのキモチって?

 うちの係にはあたしを含めて男が6人いるのだが、あたしを除いて皆、パチンコ&宝くじ好きである。あたしはパチンコは17、8年前に悪友に付き合って入って以来、入ったことはないし、宝くじとやらは生まれてこの方一回も買ったことがない。これらのギャンブルにはまったく関心もないし、わざわざ汗水流して稼いだ金をドブに捨てるつもりもない。

 それにしても毎日のように交わされる勝敗の会話。こういった賭けを好む者はどういった神経をしているのだろうか。やはり一攫千金を狙っているのか。あたしは下戸で酒を旨いと思ったことは一度もないが、酒好きが理解できないのと同じくらい彼らも判らない存在である。

 やはり楽して金を得ようと考えているのか。勝ったお金は他人に奢ってみたり、ほとんど身についていそうな感じはない。トータルでは大して勝っていなさそうだが、勝ったという金は適当に使って、結局、自分の収入自体を考えなく浪費することになる。彼らの方が金離れはかるかに良さそうだ。

 なにか物事に対する態度自体どこか違うような気もする。これは考え過ぎか? ギャンブルは他人のものを巻き上げたり、他人から巻き上げられたりすることに他ならない。自分が儲けるとその陰で泣いている人が必ずいる。そして常に儲けているだけの胴元。冷静に見ると自分が幸せになるために存在しているものではない。

 ギャンブルに関する会話にはどうしても馴染めない。

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2006.09.21

謎のミラーサイト-Bitacle

 昨日の記事にトラックバックがあった。トラックバック記事の内容を見てみると、トラックバックされているあたしの記事と同じ内容。どこかのブログで、あたしの記事をそのまんまコピ&ペーストして記事を作成したうえで、あたしの記事にトラックバックしてきたしとか思えない。奇妙なことである。

 ということでリンク先を見てみると、そこはあたしのブログのミラーになっている。なんだこれは? しかもコメントも出来るようなつくり。このBitacleというサイトは何なのだろう。広告スペースがあるから、ブログミラーを自動生成して、広告収入を得るのが目的なのだろうか。ちょっとびっくりした。しかもここからトラックバックしてくるとは... Bitacleについて知っている人がいれば、ぜひ詳細を教えてください。

 奇妙なサイトであるが、取り込んだ画像にマウスを置くと自動的にその位置で拡大され、原寸表示する。この機能はなかなかいいと思う。

 それにしてもインターネットの世界は奥が深いとあらためて実感した。

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きのうはコカ(BlogPet)

きのうはコカ・コーラで注文しないです。


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「フタキンSkywalker」が書きました。

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2006.09.20

あ、安倍ちゃん

 前の人も苦手だったが、この人もなんか苦手。表情が読めないのである。他の2人は表情がクリアで、見た目もすんなりと通るのだが、この人の表情には霞みがあってどうにも向こうが見えてこない。

 まぁ、政治家らしいといえば政治家らしい。政治家というと口で物事を動かす輩だから、その腹を読まれるということは致命傷でもある。良い意味でも悪い意味でも駆け引きができないと政治家は勤まらない。さすがに3代も続くと十分以上に受け継がれるらしい。

 66%の得票率は70%、さらには80%以上を期待していた者にとっては厳しい結果であるという事らしいが、一国民のあたしからすると十分に圧勝である。これも前評判の通りでまったく面白くない結果である。

 やっぱりねぇ、ふううん。で、やがて首相になる安倍ちゃん、やっぱりねぇ、な首相になるのだろうか。あたしはまったく期待していないが、どれくらいの国民が期待しているのか? 何とはなく気になる。

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2006.09.19

ハンス・ベルメール『ハンス・ベルメール写真集』(84)

 押井守が影響を受けて、『イノセンス』(04)を作製したというハンス・ベルメールの球体関節人形。球体関節人形というのは関節部が球体で作られていることから、自由にポーズの取ることのできる人形である。『イノセンス』は少女型の愛玩用ロボットが暴走することから始まるが、そのオープニングタイトルが球体関節タイプのアンドロイドの生成であり、ベルメールの人形そのものの人形の見られるカット(下半身だけが上下にくっついた)もある。

イノセンス
イノセンス

 そんなベルメールの写真集は84年にリブロボートから発行されて、何版か重ねたもののやがて絶版状態になる。『イノセンス』の公開された年にブッキングから復刻発売される。この時に既に気になっていたものの、価格がやや高いこともあって、そのうちに購入しようと思いつつ、1年半近く放置していた。するとこれもすでに在庫切れになり、再び絶版状態になってしまった。復刻されたので供給量も多くなった筈だが、古本でも5000円以上の値がつき、古本を商売としている古本屋のサイトではほとんどが1万数千円という状態だ。

 ヤフオクで出品を見つけ、落札する。リブロポート刊の88年2刷で、2651円(+送料450円)だった。

ハンス・ベルメール写真集
ハンス・ベルメール写真集

 写真集の中身は、34年・49年の人形を、そして、58年の生身の女性を撮ったものである。

 球体関節人形はいずれもデフォルメされた女性外性器を持つもの。ベルメールがシュールレアリズムの作家だとは知らなかったが、これ程、グロテスクなものだとも想像していなかった。屈折したエロチシズムがあたしには痛々しくて仕方ない。生身の女性を撮ったものは、体を紐で縛られ、あたかもリアル球体人形になってしまっている。淫靡なエロでなくて、グロなエロなんだよなぁ。正直言って参ってしまった。ヤクザと倒錯の世界はあたしの想像の域を超えてしまっている。

 古い写真なので当然モノクロなのだが、昔の観光地の絵葉書にあるような着色をしたようなものもあり、なんとも云えぬ軽さを持ったものもある。『相互手淫の十字架』といったタイトルが付いたもの他数点は、女性性器に指を挿入したものやアップらしいのだが、日本公開するうえでぼかしが入っている。

 一度は見ておいても損ではないとは思うが、少なくともあたしにとっては1万いくらで手に入れるべきものではない。

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2006.09.18

吉野家の牛丼

 今日、吉野家の牛丼が一日だけ復活するということで、いったん、店に出向いてみたものの、駐車場も満車で「どうでもいいか」とそのまま帰ってしまった。残念ながらあたしとしては吉野家はそんなに旨くないのである。

 吉野家で初めて牛丼を食ったのは20数年前の高校の頃ではないかと思う。ガッコの帰りに街に出て、悪友と共に制服で入って食ったような記憶がある。(その頃はたいてい制服で行動していて、明け方に終るようなフィルムマラソンも学生鞄を抱えて行っていたような記憶が...) 初めての牛丼は水っぽく辛いというもので、あたしの口には合わなかった。それ以来、いくら安かろうの吉野家でも足を踏み入れることはなかった。

 しかし、牛丼は好きであり、最低でも2ヶ月に一回は大盛を食している。米国産の牛肉が輸入されなくても、行きつけの牛丼屋は通常通り牛丼を売り続けていた。三河屋という牛丼屋で当地では有名である。大学の先輩に教えられた店で、吉野家のために不味いと云う印象のあった牛丼のイメージが完全に払拭された。夜、サークルBOXにいると10個くらい弁当を買い出しに行かされたものである。それから20数年来、そこを利用し続けている。現在、オーストラリア産を使っているのか国産を使っているのか判らないが、大盛600円とやや割高なものの、やはり定期的にどうしても食べたくなる。

 単純なメニューだからこそ、好き嫌いがはっきりする牛丼。ガッコの近所の牛丼屋は幾つも潰れてここくらいしか残っていない。三河屋は原則24時間営業なのだが、一時期、閉めている時間帯もあるというような営業もしていた。吉野家なんてのに負けずに、細々でもいいから生き延びて欲しいと願う。

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2006.09.17

台風の夜

 夕方過ぎてから風が強くなった。風音がずーっと鳴っている。職場からの呼び出しの可能性があるから、携帯の呼び出し音を入れる。家に帰ると煩わしくて呼び出し音をたいてい切っているからだ。

 TVがつまんない。なんなんだ、これは。

 思い出して本棚の片隅から取り出してきたのが、松田政男・高橋武智編『群論 ゆきゆきて、神軍』(88)という書籍。昨日の『ゆきゆきて、神軍』に対する評論を50数編集めたもの。既存のメディアに発表されたものと書き下ろしが半々くらい。言い切ってしまえば単なるゲテ映画。そんな映画に、皆が混乱する様が面白い。

 ただ今、午後9時半過ぎ。雨は降っていないが風が恐ろしく強くて、そのうち停電でもしそう。とりあえず停電する前に記事をアップしておこうか。

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2006.09.16

原一男『ゆきゆきて、神軍』(87)

 原一男の、というか、奥崎謙三の、というべきかよく判らないけども、ドキュメンタリ映画『ゆきゆきて、神軍』(87)を入手。ヤフオクで2800円(+送料200円)。17、8年ぶりに見る。

ゆきゆきて、神軍
ゆきゆきて、神軍

 ニューギニア戦線で、2名の兵が上官命令により銃殺された。それは敗戦後、23日目のことだった。この命令は何に基づいて行われたのか。同じ連隊に属し、敗戦前に捕虜となった奥崎謙三が関係者を訪れ、同僚の死の事実を明らかにしようと問いただす。銃殺に関係した元日本兵は段々と固い口を開き、事実が明らかになってくる。

奥崎謙三/クリックで拡大表示 あらすじを簡単に記せばこのようになるのだが、実際にはそう簡単なことではない。この追跡者の奥崎という人物かとにかく只者ではないのだ。69年に天皇に対してパチンコを撃ったという人物である。その前には傷害致死罪も犯しており、移動の為の車は宣伝カー仕様で「田中角栄を殺す」という文字を大きくかかえている。そういった異常な人物が、元兵士の老人たちのもとを訪れては殴りかかる。暴力行為を起こしては「警察を呼べ」と自分で110番し、訪れた警官には「用はない。向こうに行け」と言い放つ。支離滅裂な人物である。

 戦場での出来事は過酷で、皆、口を開こうとはしない。何の話かといえば、黒ブタ・白ブタ、そして、仲間ということである。これでおそらく何のことかは見当がつくのではないかと思う。それをちゃんとした言葉で言わせようとするのは非常に過酷なことである。未来に伝えなければならない事実であるにしても、当事者としては好んで語れる事ではない。墓場にそのまま持っていくのが当然だと思われる。しかし、それが奥崎という暴力によって、ひねり出される。

 後味が悪いといえば非常に悪い。奥崎という主人公が異常であれば、明らかにされる事実も異常。素直に受け入れられるようなことはひとつもない。さらに奥崎はこの命令を下した元上官を銃殺するべく家を訪れ、留守の元上官のかわりにその息子を打ち、殺人未遂等で12年の懲役刑を受ける。

 カメラが入って、さらに奥崎の過激さに拍車がかかってしまっていたようだったが、彼をそこまで激しく突き動かすものは何だったろうかと思う。この作品を見た限りでは亡き戦友の弔いともとれるが、それだけでもなさそうだ。戦場でも奥崎は上官を殴っていたというし。とにかく生々しい情動で動く人間が痛々しい。

 それにしても原一男というドキュメンタリ作家は、この奥崎といい、嘘つきみっちゃんこと井上光晴といい、取り上げる人間が劇的で、着眼点がよいのか、運がよいのか通常のドキュメンタリとひと味違ったものばかりを撮っているのには感心させられる。まさしくドキュメンタリのエンターティナーである。

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2006.09.15

ピーター・ウィアー『刑事ジョン・ブック 目撃者 Harrison Ford in WITNESS』(85)

 サントラ盤は以前に入手していたのだが、やはり本編もじっくりみたいと思い、オークションで落札する。落札価格860円(+送料180円)。

刑事ジョン・ブック 目撃者
刑事ジョン・ブック 目撃者

 それにしても、出来事の少ない映画である。主演のハリソン・フォードはどちらかというと派手なアクションものが多いにもかかわらず、これといってヒーロー的な立ち振る舞いはない。犯人に撃たれて生死を彷うといった具合だ。

 アーミッシュという伝統的な宗教集団の少年が母親と旅行中、警官殺しを目撃することから物語は始まる。取調べの担当をしていた刑事のブックは犯人が同じ刑事だと知るが、その結果、命を狙われる。銃撃戦で銃弾を受けたブックは少年の住むアーミッシュの集落に身を潜めるが、やがて、追跡の手が伸び、対決となる。

 アーミッシュの集落での人間関係の色々はあるが、ストーリー的には非常に単純で、よくも2時間も見せてくれたものだと後になって感心する。やはりアーミッシュという集団が興味深いのだろうと思う。アーミッシュはペンシルバニア・オハイオ州に住居するドイツ系住民でキリスト教メノナイト派を信仰している。現在も電気や電話を用いず、移動に関しても車ではなく馬車を用いるという非常に質素な生活を送っている。服装に関しても、質素な装いで、黒ズボンにX字のサスペンダー、そうして、白か青のシャツというものである。

 ブックと少年の母親との恋愛がおそらくメインなのだろうと思うが、どうしてもアーミッシュの生活ぶりに目がいってしまう。おそらく100年程前の生活をそのまま続けているような状態なのだが、このような生活も幸せそうに見えるのだ。50人ばかりの男たちが一日で大きな納屋を作るというシークエンスがあるのだが、完全手作業でそれをやる。まぁ、合掌造りの茅葺きの葺き替え作業を彷彿させるような光景だ。そういう非機械文明を見せつけられると、どうしても別の感慨深いものが出てきてしまう。

 それに加えて、モーリス・ジャールの音楽。初めてシンセを使ったということらしく、やや一本調子なところはなきにしもあらずだが、名作曲家によるものである。悪いわけがない。

 アクションをやらないハリソン・フォード、人間的な生活を続けているアーミッシュ、モーリス・ジャールの音楽。これまでにないテイストの作品ができないわけがない。まぁ、そういう風に見ると初めから成功が約束されたようなもので、つまらないといえばつまらないとも言えるのかもしれない。

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2006.09.14

今日食ったもの

 なんか食物の話が続きますが...

 職場のお昼に一部の職員は弁当の配達を頼んでいる。あたしも月に数回は注文している。うちの職場にはガタイがいいのがいて、大盛の弁当を注文したのだが、残念なことに大盛というメニューは作っていないということだった。しかし、「ご飯なら大盛にできますよ」という返事だった。弁当屋ではご飯が余ることが多いらしく、ご飯を大盛なら無料でサービスしますということになった。ご飯とおかずが別の器に入れられて届けられるのだが、特に何も言わなくてもうちの部署に関しては、ご飯の器がおかずの器よりひとつ多く届けられることとなった。

 ガタイがいいのが注文している時は彼がひとつ余分に届けられたご飯の始末をするのだが、かならずしもいるとは限らない。彼が休んであたしが弁当を注文した時なんぞ、当然のように余分の弁当を頂いているが、ただ単にご飯が残ってしまう時もある。

 今日はガタイがいいのがいたのだが、別の弁当を注文したらしく、ご飯だけが残っていたらしい。仕事の終了間際に「ご飯が残っていますが、食べますか?」なんて言ってくるから、昼飯も食ってなかったし、帰っても飯にありつけるかどうか判らないので、有り難く頂くことにした。

 少し前にもこうやって白飯だけをもらったことがあるが、ふりかけがあれば基本的に問題なく食うことが出来る。今回もふりかけが調達できたようで、終業後さっそく食することにしたのだが、ご飯を保存していたのが冷蔵庫、かなりな状態になっていた。まだ熱いままのご飯を容器に入れるようで水分がかなりの量であるのだが、それが冷たくなり、ご飯も変に硬くなっている。この冷やしご飯を食うのはさすがに辛かった。しかも容器にぎゅうぎゅう詰で入っている状態で、まぁ、普通なら160円から200円はしそうな非常に有り難いものだが、なんか泣きたいような吐きたいような気分を押さえつつ、完食しました。

 帰ってからの晩飯はご飯だけは炊いてもらえていたようなので、冷蔵庫にあったえのきを炒めておかずにする。えのきの炒めたものはなかなか旨い。えのきに軽く塩コショウを振って炒めるのだが、掻き回すようなことはしないで、ちょっと茶色く焦げ目がつく寸前になったら、ひっくり返してやや軽めに炒めて終りにする。3分もかからない調理ともいえないようなものなのだが、この質素な味となんとも云えぬ歯応えは絶妙なもので、実は何よりも贅沢という気もする。高級食材もいいのだろうけど、安いそのあたりにあるものにも至福はいくらでもあるのだ。

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大塚製薬「SOYJOY」4種を試す

soyjoy モラタメ.netで注文していた大塚製薬のSOYJOYが届く。あたしはこの製品はまったく知らなかったのだが、5歳の息子が「みのもんたの食べてるヤツだ~~~」とかといって、見るなり大喜びしていた。みのもんたがCMをしているらしいのだが、あたしは見たことがなかった。

 大豆をベースにした栄養食品ということなのだが、実際にはあっさり味のお菓子といったところ。試供品は4種類を各3個ということだったのだが、息子があっという間に7、8個食ってしまった。栄養食品でありますが、腹が太るということでもなく、何本かは子供でも軽く食ってしまうもので、一個121円(税込)という価格設定は通常購入にはおそらく至らないというものであります。

 カロリーメイトの薬っぽい粉っぽさなら、4ステック200円あまりでも何とはなく小腹が太ったような気分にもなる(させてしまう)けども、あまりにもお菓子に近いSOYJOYはそんなに手に取ることはないだろうなぁ。味しいのは味しいのですがね。

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焼肉のタレマヨネーズスパゲッティ(BlogPet)

きのうO-Maruで、味つけした。
O-Maruが味付けされたみたい…


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「フタキンSkywalker」が書きました。

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2006.09.13

炭酸飲料

 職場でスパークリング・カフェを振る舞ったことから、実際に無糖コーヒー&強炭酸の飲物をつくってみようという試みが行われた。

 同僚によって用意されたのは缶の無糖コーヒーと炭酸水。それをおのおの1:1で割ってみる。1:1で割るのでどうしても強炭酸にはならない。強炭酸にするのなら、おそらくインスタントコーヒーで濃いめに作って炭酸水に混ぜるしかないと思う。とりあえずそれで飲んでみたのだが、やはり酸味が強い。炭酸水だけで飲むとそんなに気にならないのだが、コーヒーを加えるとコーヒーの苦みでどうしても酸味が増してしまうらしい。酸っぱさだけが際立って、後味もそんなには良くない。そういう意味では、炭酸コーヒーとしてはネスカフェの製品というのは甘みを含めてかなり微妙な調整をしてつくられているというのが一目瞭然である。

 帰宅途中にグレープフルーツジュースを買って、モラタメで紹介されているレシピのグレープフルーツコーヒーソーダを試してみた。単なるスパークリング・カフェのグレープフルーツジュース割りだが、スパークリング・カフェのやや気になる酸味がグレープフルーツの酸味に置き換わって、非常にまろやかで爽やかな飲物になる。この場合、コーヒーを飲んでいるという気にはまったくならないが、なかなか味しい飲物である。

 炭酸割りを飲んだ同僚からは、カフェオーレ炭酸があればいいとか、更にはミルク炭酸があればいいとかという意見が出る始末。もともとそんなに味のないミルクに炭酸を加えても、そんなに味しい飲物になるとは思えないんだが、まぁ、一度は牛乳に炭酸水を入れて軽く試してみるのもいいかもしれない。ちなみにあたしは腹を下すので牛乳は飲まないっす。

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2006.09.12

焼肉のタレマヨネーズスパゲッティ

 何時ものように晩飯を作ろうとしたのだけど、食材がない。仕方ないのでパスタでも食おうかと思って、なにやら試してみる。

 パスタをゆで上げた後、軽くフライパンで炒め、焼肉のタレとマヨネーズで味付け。旨くもないし不味くもない。マヨネーズは他のものの味を打ち消すようで、混ぜて使う時には注意がいると感じた。

 さすがにこの味つけで、タバスコを振ろうという気にはならなかった。

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2006.09.11

9.11

 あれから5年。どちらかといえば、まだ5年という感じだ。2つの戦争が同じ国によってもたされるのには5年という期間はあまりにも短いような気がする。



 20374/20374 QZJ10054 O-Maru テロ
 (10) 01/09/11 22:44

  NHKのニュース中にさらに2機目が突っ込んだもんだからびっくりした。
 ん~、怖い。


    ---- O-Maru <<2001.9.11(Tue) 22:41>> ----


 当時のパソコン通信の書き込み。

 HNKを見ていたのだけど、WTCの実況中継に切り替わった。それからの数時間の出来事はリアルタイムで見ることになった。既に炎を上げている北タワーの向こうに飛行機の影が見え、新たな炎が上がった瞬間に、否応なくこれが事故でなく「テロ」であると実感させられた。



 20376/20376 QZJ10054 O-Maru RE^2:テロ
 (10) 01/09/11 23:16 20375へのコメント

 ○○ さん、こんにちは。

 >>しかも、片方のビル、倒壊しちゃいましたね・・・。
 >>こ、怖すぎる・・・。

  ペンタゴンも空爆(自爆)を受けたようだし、被害は凄いものになるでしょう。これ
 を契機に戦争でもならないといいんだけど... 最終戦争の勃発にはなって欲しくな
 いな(--;)


    ---- O-Maru <<2001.9.11(Tue) 23:13>> ----


 幸いにも最終戦争にはならなかったが、2つの戦争がもたらされた。しかし、このテロが起こった段階で戦争を予感させるとは、米国はやはり危険な国だとあらためて思う。

 あれから何が変わったのだろう。米国はもちろん日本は? 

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ネスカフェ「スパークリング・カフェ」の評価

 モラタメ.netで注文していたネスカフェのスパークリング・カフェの試供品が到着したので、職場にも持っていき、同僚の反応を見てみた。

 ・50代男性-カロリーオフのコカ・コーラは後味が悪かったがこれはなかなか旨い。
 ・40代男性-まったく問題ない。
 ・30代女性-問題なく飲める。ブラックコーヒー&強炭酸ならもっとよい。
 ・30代女性-わたし、炭酸ダメなんです。
 ・30代男性-ダメ。甘いのがよくないのか。(辛党なお方)
 ・20代女性-コーラが好きだし、これも味しいですよ。
 ・20代男性-フレッシュを入れてみても、キツいっす。
 ・20代男性-勘弁してください。

 評価は完全に二分されてしまった。あたしはまったく無理なく飲めるタイプで、やはり、「ブラックコーヒー&強炭酸ならもっとよい。」という意見には頷けるところがある。まぁ、対象を大きくするんなら、加糖&微炭酸も判らなくはないが、その分、中途半端になってしまったという感はある。

 何れにせよ、許せないくらいまずいという人の感覚はもう一つ判らなかったりする。

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2006.09.10

落雷

 今朝は落雷で目が覚めた。朝の8時。やや大きめの雷鳴で、続け様に何度か落ちる。光と音の感覚が段々と短くなり、やがて光ると同時にあのバリバリという音が聞こえた。かなり近いらしい。

 目が覚めてしまったので、TVでも見ようかと思って点けるのだけど、反応がない。どうも停電してしまったようだ。

 それからトイレに行くが、用をたした後も水を流さない。停電になると集合住宅では水の供給がなくなるから、小便程度なら水を流さない方が後々良い。雨天でドアを空けててもほとんど真っ暗に近いトイレ。夜ならもっと都合が悪いだろうなと思ったりする。こんな時にシャワーとかを浴びていると最低だろうな、とか考える。

 雷はそれ以降落ちなかったが、雨足は強くなって、停電も1時間経っても復旧しない。暗がりの中でぼーっとしてても仕方がないので、寝る。この後、かなり雨が激しくなったようで、9時過ぎには役場では警戒本部が設置されたようだ。前の部署ならおそらく招集がかかっているはず。土砂降りの中を出勤するのは憂鬱であるが、これも仕事であるから仕方ない。しかし、近辺が停電状態で携帯は使えたのだろうか。試してみればよかった。

 雷で停電なんて、本当に久しぶり。5年ぶりくらいではなかろうか。休日のどうでもいいような時間のことだったので本当に助かった。

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2006.09.09

懐かしのTV番組テーマ曲

 何故か宇津井健主演の『ザ・ガードマン』のテーマ曲が聴きたくなって、ネット検索をすると見つかった。ヘボイmp3音楽館BB というサイト。

 サイトにアップされているmp3はかなり音が悪い。「TVからテレコに録音したコレクションをmp3で再生する、いかにもヤバいコーナー。」と但し書があったりするが、これはTVのスピーカーの横にマイクを置いて録音したような類のもののようだ。あたしが6歳くらいの時にわが家に初めて、カセットテーププレーヤーなるものが来た。それまで録音する手だては何もなかった。そういう趣味もあり、裕福な家庭にはオープンリールテープがあったろう。内容を見ると先のサイトの音源はオープンリールテープで録音されているのではないかと思う。

 あたしも中学になっていわゆるラジカセを買って貰うまでは、ラジオドラマなんぞ、ラジオのすぐ横にレコーダーを置いて録音したものだ。何故だが、TVをそうやって録音しようという発想はなかった。ラジオと違って見るというのが基本だからだろうか。

 『ザ・ガードマン』は「早く寝ろ」という親と喧嘩しながら見ていたような記憶がある。とにかく宇津井健が格好良く、格好いいというと宇津井健というイメージがずーっとあった。久しぶりに聴いたテーマ曲は昔感じていたようにやはり格好良く聞えた。しかし、ビッグバンドタイプでの演奏形式でやや素朴で乱雑という感じがある。現代風に演奏し直すとどのような感じになるのだろうか。

 サイトには外にも『キーハンター』のテーマ曲なども置かれている。これもよく見ていた。何故だか松岡きっこが印象に残っている。この後のシリーズ『アイフル大作戦』の小川真由美も好きだったな。ああいう派手で色気のある女優は日本には少ない。『大岡越前』のテーマも名曲ですね。もっともあたしは時代劇は嫌いなので、テーマ曲だけを聴いてチャンネルを変えていましたが。

 このサイトの作成者は自分でも演奏をするようで耳コピのmidiもアップされています。(こちらがトップページ) そこで童謡の一寸法師を、もう何十年ぶりかに聴き直すことになるんですが、これは本当によく出来た楽曲であることを再確認する。そして、滝廉太郎作曲の『箱根八里』もいいですね。小学校の時に習ったときも鳥居忱による文語歌詞は非常に難しいものだったが、それでもなんとも云えぬ気位があって好きだった。雰囲気的には軍歌調。

 こういうサイトを見つけてしまうと延々聴き込んでしまうので、よろしくない。

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2006.09.08

ネスカフェの謎

 しばらく前から、こことかここで、「モラタメ.netというサイトで、ネスカフェのスパークリング・カフェが送料相当の525円だけで1ケース(24本)試せる」という話をしているのだが、この商品の売られ方がなかなか凄いらしい。

 もともとは定価120円(280ml)か140円(300ml)の商品なのだが、一部の店頭では19円という値段で叩き売りされているらしい。1/6以下の小売価格である。この商品はこの5月に発売されたばかりなのだが、こういった叩き売りはそうそう聞かない。

 モラタメ.netでのお試しは、通常一回限りなのだが、「さらにもう一回」と応募枠を増やし、今回は7日までの締め切りだったものを11日まで延長している。メーカーが各々の枠の2000を可能な限り掃いてしまおうとしているのが、見て取れる。

 何が目的でこんな売り方をしているのか気になって仕方ない。秋口に入り、思った以上に販売数がなく、在庫処分のためにとにかく損を覚悟で叩き売りしている。もしくは、愛飲者を増やすため安くで提供し、一人でも多くの人に飲んで貰うためのキャンペーンのようなもの。どちらなのだろう。

 とにかく商品に対する意見が真っ二つに分かれてしまうようなものなので、今後のこの商品に対するネスカフェの動向が気になるところだ。やっぱり来年の夏には跡形もなくなってしまってる?

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2006.09.07

笑い姫

 職場にやってくる余所の部署の女の子なのだが(もっとも女の子といっても30歳過ぎて、すでに一児の母でもあったりする)、とにかくよく笑う子がいる。

 彼女は二言三言喋るうちに必ず一回はハハハと笑う。特におかしなことを言っているわけでもないのに、お愛想なのか何なのかよく判らないけど笑うのだ。喋っているのか笑っているのかよく判らない状態が延々と続く。

 側にいるあたしはどうも落ち着かない。他人の笑い声は声質にもよるかもしれないが、意味もなく聞かされると不愉快になることが多い。笑い声は可笑しいという状況が前提にあればこそ受け入れられるもので、その前提がなければ限りなく耳障りなノイズに近づくのだ。

 彼女がやってくると、申し訳ないんだが「とっとと帰ってくれ」と心の中で念じずにはいられない。そうして何時も笑っている彼女は何時も何かか可笑しいのだろうか。とても不思議である。

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散髪(BlogPet)

O-Maruが
あたしが秋篠宮なら次男坊の立場として、これまではやや肩の花を抜いて生きてきたに違いないと思う。
って言ってたけど…

*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「フタキンSkywalker」が書きました。

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2006.09.06

秋篠宮のキモチ

 本日生まれた秋篠宮の3番目の子供は男児だったとのことで、皇位継承は皇太子、秋篠宮に次いで3番目になるという報道を聞いた。しばらく前まで天皇家が女系になりつつあるということで皇位承継問題が騒がれていたものだが、これもひとまず落ち着くことになるだろう。

 しかし、秋篠宮の気持ちとしてはどうなんだろう? 子供が産まれたのは確かに嬉しいに違いないが、後々、天皇になる可能性が高いわけで、注目も高くなるはずである。あたしが秋篠宮なら次男坊の立場として、これまではやや肩の力を抜いて生きてきたに違いないと思う。天皇家に生まれて来て、もともと自由が利かないとしても、それでも天皇になるのとそうでないのとでは大差あるはずである。それが将来の天皇の親となってしまうと、何かにつけ、今まで以上に気を遣う場面が多くなる。この変化に対してどのように感じているのだろうか。秋篠宮はまだしも紀子さんにとっては随分とストレスになりそうな気がする。

 秋篠宮とあたしは同い年で、彼はすっかり白髪なんですが、あたしには白髪はほとんどありません。こちらは家庭崩壊に近い状態なのに、この年で第3子とはねぇ。うらやましい限りです。ちなみに秋篠宮の母方のおばあさんとあたしの母方の曾ばあさんは従姉妹らしいのですが、4、5代も違えばこんなに環境も何もかもが変わるものかとびっくりもする。

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ネスカフェ「スパークリング・カフェ」を、飲む

 モラタメ.netというサイトで、ネスカフェのスパークリング・カフェの試供品を注文しているところだが、すぐにでも飲みたくなってしまった。

 とりあえず、職場でこの製品について聞いたことあるかどうかと尋ねると、一人は知り合いから聞いたということで「あまり味しくない」という話だった。もう一人は実際に飲んだことがあるらしく、「あんな不味いものは今後絶対に飲まない」、さらには「珈琲好きのO-Maruさんにとっては絶対辛いハズだ」とまで言う。絶対的に不評である。

 しばらく前から、小売店に入るたびにこの製品があるかないかを見ていたのだが、普段使っている店の店頭では見つけることが出来なかった。今日こそは絶対手に入れて飲むのだと決心をし、仕事の帰りにネスカフェの自販機を探す。既に飲んだことのある同僚は、ごく普通の自販機に入ってて、それで買ったという。自販機の多くがコカ・コーラで、ネスカフェは見当たらない。通勤路にはどうも見当たらず、さらにバイクを転がして自販機を探すと自宅から2kmくらいいったところにようやく発見し、さっそく入手する。喜び勇んでアパートに戻ったのだが、アパートのすぐ斜め向かいの、自宅からいちばん近くにある自販機が実はネスカフェだったらしく、そこにしっかり収まっていた。あたしは30分近くも何をうろうろしていたんだろうかと悩んでしまった。

 で、手に入れた現物をさっそく飲んでみた。

 コーヒーと思ったらダメでしょうね。感覚的にはビール? ほろ苦さが妙に際立つ。コーヒーの感触はほとんどないのだが、炭酸を飲んだ後のべとつきがコーヒーであるということから全くない。非常にさっぱりとした飲み心地は本当にビールを飲んだ時のような感じだ。

 あたしはまったく抵抗がなく、すんなりと受け入れることができた。たぶん、コーヒー+炭酸ということを念頭におかずに飲んだ方がよいのではないかと思う。5歳の息子に半分くらい飲んだのを手渡すと、そのまま残りを全部飲みほされてしまった。ヤツもコーヒー&炭酸党なのである。

 興味ある人にはモラタメ.netでの試供を強くお薦めします。明日7日が締め切りなので、急いでください。締め切りは11日まで延長されたようです。

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2006.09.05

見つからないモノ

 いくら探しても見つけられないものがある。

 それはあたしが中3の時だから、既に26、7年前のことになる。すっかり秋も深まった文化の日のことだった。

 あたしはかなり街中に近いガッコに通っていた。ガッコが街中に近いといっても、あたしは校区の外れに住んでいたから、あたし自身はそんなに街の子ではないが、かといって田舎の子でもない。中3の途中で同じクラスの女の子が引越ししたのだが、転校はせずに電車通学になった。結構、遠方に引越しした。ガッコから少なくとも10kmは離れたところだ。公立なので通常は転校になるのだが、おそらく卒業も間もないしということで教育委員会に特別に許可をとったのだろうと思う。

 女の子はかなりのべっぴんさんだったので、悪友が集まり3人程で彼女の家に押し掛けようということになった。それが中3の文化の日だった。

 住所は知っていたが、地図も持たずにおおよそ「あっちの方向」というだけで、自転車をひたすら漕いでいた。今となっては訳の判らない馬鹿カギである。しかし、その途中で彼女の家の近くにあると目星をつけていた理科の教諭の家を見つけたり(挨拶しようとすると留守していたが)して、まんざら的外れでもなかったのはなかなかのものだったが、それでも彷った。

 途中、山すその小路を走っていて、何とも云えぬ光景を目の当たりにした。

 実に天気のいい、青い空の広がったいわゆる秋晴れの日だった。昼前のことでまだ空気が青みがかって澄んでいた。そんな中で、道の側の田ん圃では乾し藁が燃され、実にのどかな香ばしいにおいを漂わせ、そうして、すぐ側の農家で飼われている鶏が、柵の外のこちらに向けてコッココと鳴いていた。これだけで十分、既に懐かしくなった日本の光景ということで、感動しまくっていたあたしだったが、さらに、すぐ向うで本当に小さな木造の幼稚園の小さな庭で運動会が行われていた。孫に声援を送るじいさんやばあさん。皆が歓声をあげている。

 当時でも街中ではもう既に見ることのできない、典型的な田舎の光景を目の当たりにして、本当に凄いと思ったものだ。今でもあの雰囲気は忘れることができない。清んだ秋晴れ、藁の燃える臭い、鶏の鳴き声、運動会の声援、この4つが強烈に鮮明に感覚に残っている。

 結婚してから住んでいるのが、その光景に遭遇した地区である。同地区といっても両端どうしで3、4kmの間はある。久しぶりにあれがどのあたりだったのか、記憶を辿ってバイクを走らせてみたのだが、全く検討がつかないでいる。そのあたりのはずの界隈は完全に田ん圃がなくなってしまい、住宅しかない。幼稚園もそれらしきものが見つからない。27年前にして既に奇蹟のような界隈は完全に姿を消してしまっていた。

 その後、結局、自力で女の子の家は見つけることができず、電話して迎えに来て貰ったんですがね。「まぁ、食いねや」と彼女に出されたコーヒーとケーキをなんとも気恥ずかしく頂いて、帰路、夕日の中をのこのこ自転車漕いで、文化の日のクソガキ3人の冒険は終りました、とさ。

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2006.09.04

戸川純『戸川純 JUN TOGAWA AS ONLY A LUMP OF MEAT』(05)

 復刊ドットコムによる『戸川純 JUN TOGAWA AS A PIECE OF FRESH』(88 勁文社)の復刻書籍。久々に戸川純に最接近しているものだから、ついでに買ってみた。

戸川純 Jun Togawa as only a lump of meat
戸川純
JUN TOGAWA AS ONLY A LUMP OF MEAT

戸川純(プロデュース)
三澤 哲也(写真)




(クリックで画像拡大表示)

 この写真集は戸川自らが絵コンテを切って撮影をしたという、戸川プロデュースのものである。他人が見た戸川でなく、戸川が自分を演出したもの。戸川ワールドが展開される。

 いやぁ、何と申しますか、あたしには判りませんでございます。エロスであるとか、生命力であるとか、あとがきで本人が申しておりますが、やはり、逝っちゃっている人でありますし、一歩引いたところで眺めてしまいます。

 YouTubeで見つけた夜のヒットスタジオの映像。84年前後のものでしょうか? 戸川の司会者とのやりとりはやはり「アブナい」という感じが漂っています。

 88年頃でしょうか、地元のラフォーレ原宿でパール兄弟のサエキけんぞうと戸川純のトークライブというのがあってみに行きました。会場に行くまでのエレベータで、現地スタッフらしき感じの人も数人乗り合わせていて、「戸川純って、やっぱりアブナい。昨日の夜もいろいろあってね、洒落にならないんだ、これが」なんて詳細には触れないものの、ひたすらアブナいを連発する。

 おそらく1時間強はあったはずのトークショーの内容はほとんど覚えていないけど、サエキが戸川に「(ゲルニカの)上野さんとは結婚しないの?」と突っ込んで、「そんな話はまったく無いです」と答えていたのが印象的。戸川と上野は結婚間際までいったのだけど、上野の浮気がもとで戸川がどたキャンしたという噂がある。結婚式の司会をサエキがすることになっていたらしいし、サエキがあんな質問をするのはかなり悪質だと今更ながら思う。

 上野も精神的に危ういタイプの人であるそうだし、そういった二人が夫婦になるとどんな世界が繰り広げられることになっていたんでしょうか。1st以降の再活動は困難を極めたようだし、戸川は特にゲルニカを封印しようとするところに込み入ったものを感じる。『GUERNICA IN MEMORIA FUTURI-ゲルニカ20周年記念盤-』に寄せている上野耕路のあとがきは悔恨の念の塊というか、怖いものを感じてしまいます。

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2006.09.03

花かつお茶漬け

 カミさんの鬱がひどくなると、あたしはまず食事をつくって貰えない。そんなとき、家にいる5つの下の子の食事はたまにあたしが用意することもあるし、二人で勝手に出掛けて行って外食してきている時もある。外食はあまり得意でないし、時間によっては(夜間とか)食材を買いに行くのが厄介な場合がある。そんな時はとにかく手軽に済ませることになる。

 手軽に出来て旨いのは、花かつお茶漬けである。ご飯のうえに花かつおを盛って、白湯をかける。これが変な茶漬けを使うよりか旨い。花かつおはもともと出汁取り用なので十分に味がつく。そして、水気を吸った花かつおの触感もまた何ともいえない。今日は茗荷[ミョウガ]が冷蔵庫にあったので、これを刻んで乗っけてみた。絶品である。

 あたしは食事に拘るタイプでないので、この程度のものがあれば十分過ぎるくらい。これを三度三度食うことになっても文句はおそらく言わないだろう。ただ栄養を考えるとそうもいかないだろうけど。

 まぁ、何だかんだって生きているといろいろあります。

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2006.09.02

ゲルニカ『GUERNICA IN MEMORIA FUTURI-ゲルニカ20周年記念盤-』(02)

 先日落札したゲルニカ『GUERNICA IN MEMORIA FUTURI-ゲルニカ20周年記念盤-』(02)が到着する。落札価格6000円(+送料210円)。

GUERNICA IN MEMORIA FUTURI-ゲルニカ20周年記念盤-
GUERNICA IN MEMORIA FUTURI
-ゲルニカ20周年記念盤-

 セットの内容はゲルニカのリリースした3枚のアルバムと1枚のシングル、そして未発表音源という構成で、これによってゲルニカの活動のほとんどを知ることができる。

DISC-1 【改造への躍動】+EP【銀輪は唄う/マロニエ読本】+未発表音源
♪ ブレヘメン
♪ カフェ・ド・サヰコ
♪ 工場見學
♪ 夢の山嶽地帯
♪ 動力の姫
♪ 落日
♪ 復興の唄
♪ 潛水艦
♪ 大油田交響樂
♪ スケエテヰング・リンク
♪ 曙
♪ 銀輪は唄う
♪ マロニエ読本
♪ 戒厳令 -日本語-(デモ・テープ/1981)
♪ 蘇州夜曲 (デモ・テープ/1981)
♪ 潛水艦 (デモ・テープ/1981)
♪ 動力の姫 (新宿ロフト・ライブ/1982.7.24)
♪ 銀輪は唄う(渋谷ライブ・イン・ライブ/1988.11.9)
♪ 潛水艦(渋谷ライブ・イン・ライブ/1988.11.9)

DISC-2 【新世紀への運河】+未発表音源
♪ 磁力ビギン
♪ 集団農場の秋
♪ 水晶宮
♪ 二百十日
♪ 少年の一番の友
♪ クラウド9
♪ パノラマ・アワー
♪ 輪転機
♪ 交通賛歌
♪ 電力組曲 a:ダムの唄
♪ 電力組曲 b:電力の道筋
♪ 電力組曲 c:電化の暮らし
♪ 髑髏の円舞曲
♪ 絶海
♪ 磁力ビギン (デモ・テープ/1988)
♪ 水晶宮 (リハーサル/1987)
♪ 輪転機 (渋谷ライブ・イン/1988.11.9)
♪ 髑髏の円舞曲 (渋谷ライブ・イン/1988.11.9)
♪ 磁力ビギン (リハーサル/1987)

DISC-3 【電離層からの眼差し】+未発表音源
♪ 地球ゴマ
♪ 百華の宴
♪ ノンシャランに街角で
♪ 海底トンネル
♪ 或る雨の午后
♪ アンナプルナの鐘
♪ 青銅の軟体
♪ 来たれ死よ
♪ 戒厳令
♪ 夢の端々
♪ 陸標
♪ All Quiet On The Western Front
 (インストゥルメンタル/【電離層からの眼差し】REC時、未発表曲)
♪ ノンシャランに街角で(インストゥルメンタル・バージョン)
◎ CD EXTRA 髑髏の円舞曲(渋谷クラブクアトロ・ライブ/1988.7.24)

 戸川純というとソロかゲルニカで、ヤプーズになるとほとんど知らない。ソロといっても、ベスト盤の『東京の野蛮』(87)しか持っておらず、先の『玉姫伝~ライブ含有』(84)でもほとんどを知っていたから、何かダビングしたものを過去に聴いていたのだろうと思う。

東京の野蛮
東京の野蛮

 ソロとゲルニカではまったく毛色が違う。まぁ、ゲルニカは戸川のものというより、上野耕路のものという感じがする。ゲルニカで初めて聴いたのは2ndの『新世紀への運河』(88)。これはぷー太郎時代、上映サークル活動をしていた頃のメンバーでもあった大正ロマン馬鹿の女の子から借りた。ゲルニカ自体が架空の戦前・戦後時代をモチーフにしたものだから、彼女が気に入らないわけがない。上野の見事なオーケストレーションに戸川の唄というのには、さすがのあたしも参ってしまった。ソロも悪くは無いが、歌姫というとゲルニカの方がイメージが強い。ソロは天真爛漫、生理で唄って生々しすぎるところがどうしてもあるのだ。『新世紀への運河』の「水晶宮」なんて重厚で、邦画の時代劇にも出てきそうな音楽である。それを高い音階で優雅に歌い上げる戸川がまた素晴らしい。ここでさわりのさわりが聴けるので興味ある方はぜひ試聴を。試聴できる範囲の後の展開がさらに美しいのだが、それが聴けないのは残念。このアルバムでは形式的な美しさが何とも言えない。

 歌姫と言われるためには高音が出るというのがひとつの条件となるかも知れない。『GUERNICA IN MEMORIA FUTURI』では幻の音源といわれていた「蘇州夜曲」が収録されているが、これも高音で唄うと非常に美しい歌である。戸川の「蘇州夜曲」もいいが、ゲルニカを教えてくれた女の子というのが、これがまた歌姫であった。大正ロマン馬鹿なのでカラオケに行くと必ず、「蘇州夜曲」も歌う。まぁ、この曲は1940年の戦中の映画『支那の夜』の主題歌なので昭和ロマンなのだけど。それで彼女の声は戸川にも勝る安定した高音で唄ったもんだから、鳥肌もんであった。あの手の高音というのは若いうちしか綺麗にでないものかもしれない。彼女は当時20歳になったくらいだった。もう15、6年前の話である。

 ゲルニカでは1stの『改造への躍動』(82)がいちばん評価が高いようだが、どうなのだろう。『改造への躍動』については先日、LPを落札して(8/14 1000円+送料340/2)初めて聴いたばかりなのだが、先に『新世紀への運河』の豪華な演奏に慣れてしまっていたものだから、シンセによるオーケストレーションはどうしてもチープで馴染めなかった。1stからのファンはそのチープさが新鮮で非常にいいというが、そんなものなのだろうか。

 3rdで最終アルバムとなった『電離層からの眼差し』(89)は未聴。このアルバムは昭和の最後の日に最後の録音を終えたという。やはり平成ではない、昭和のテイストがこのユニットの核になっている。

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2006.09.01

ネスカフェ「スパークリング・カフェ」を2ケース(48本)注文

  モラタメ.netという、メーカーのプローモート用のサイトがあるのを知った。モラタメというのは"もらえる・ためせる"の略。試せるの場合は、送料程度の負担で商品を購入することができる。

 モラタメ.netで紹介されていたのが、ネスカフェの「スパークリング・カフェ」という商品。コーヒーと微炭酸を組み合わせた際どいものである。ブログやらいろいろ検索して調べてみると、ハマってしまった人とまったくダメという人の両極に分かれてしまっているようだ。あたしはもちろんコーヒー党でコークも好きだから、このあたりのものはやはり試してみたい。ということで、注文してしまった。

 お試しの内容は、内容量:300ml 140円〈税込〉×24本(価格:3360円(税込))を送料関係費として525円のみ負担(カード支払い)するというもの。1本あたり22円弱ということになる。ハマると安いではないか。ハマらなくても知り合いに配ればいい。一回のみの応募だが、「さらにもう1回」と別枠で募集しているので、24本×2の48本を1050円で購入できる。もちろん、あたしは一か八かで両方応募した。ちなみに9月7日9月11日(まで延期されたらしい)までの募集なので、興味ある方はお早めに。

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