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2006.09.02

ゲルニカ『GUERNICA IN MEMORIA FUTURI-ゲルニカ20周年記念盤-』(02)

 先日落札したゲルニカ『GUERNICA IN MEMORIA FUTURI-ゲルニカ20周年記念盤-』(02)が到着する。落札価格6000円(+送料210円)。

GUERNICA IN MEMORIA FUTURI-ゲルニカ20周年記念盤-
GUERNICA IN MEMORIA FUTURI
-ゲルニカ20周年記念盤-

 セットの内容はゲルニカのリリースした3枚のアルバムと1枚のシングル、そして未発表音源という構成で、これによってゲルニカの活動のほとんどを知ることができる。

DISC-1 【改造への躍動】+EP【銀輪は唄う/マロニエ読本】+未発表音源
♪ ブレヘメン
♪ カフェ・ド・サヰコ
♪ 工場見學
♪ 夢の山嶽地帯
♪ 動力の姫
♪ 落日
♪ 復興の唄
♪ 潛水艦
♪ 大油田交響樂
♪ スケエテヰング・リンク
♪ 曙
♪ 銀輪は唄う
♪ マロニエ読本
♪ 戒厳令 -日本語-(デモ・テープ/1981)
♪ 蘇州夜曲 (デモ・テープ/1981)
♪ 潛水艦 (デモ・テープ/1981)
♪ 動力の姫 (新宿ロフト・ライブ/1982.7.24)
♪ 銀輪は唄う(渋谷ライブ・イン・ライブ/1988.11.9)
♪ 潛水艦(渋谷ライブ・イン・ライブ/1988.11.9)

DISC-2 【新世紀への運河】+未発表音源
♪ 磁力ビギン
♪ 集団農場の秋
♪ 水晶宮
♪ 二百十日
♪ 少年の一番の友
♪ クラウド9
♪ パノラマ・アワー
♪ 輪転機
♪ 交通賛歌
♪ 電力組曲 a:ダムの唄
♪ 電力組曲 b:電力の道筋
♪ 電力組曲 c:電化の暮らし
♪ 髑髏の円舞曲
♪ 絶海
♪ 磁力ビギン (デモ・テープ/1988)
♪ 水晶宮 (リハーサル/1987)
♪ 輪転機 (渋谷ライブ・イン/1988.11.9)
♪ 髑髏の円舞曲 (渋谷ライブ・イン/1988.11.9)
♪ 磁力ビギン (リハーサル/1987)

DISC-3 【電離層からの眼差し】+未発表音源
♪ 地球ゴマ
♪ 百華の宴
♪ ノンシャランに街角で
♪ 海底トンネル
♪ 或る雨の午后
♪ アンナプルナの鐘
♪ 青銅の軟体
♪ 来たれ死よ
♪ 戒厳令
♪ 夢の端々
♪ 陸標
♪ All Quiet On The Western Front
 (インストゥルメンタル/【電離層からの眼差し】REC時、未発表曲)
♪ ノンシャランに街角で(インストゥルメンタル・バージョン)
◎ CD EXTRA 髑髏の円舞曲(渋谷クラブクアトロ・ライブ/1988.7.24)

 戸川純というとソロかゲルニカで、ヤプーズになるとほとんど知らない。ソロといっても、ベスト盤の『東京の野蛮』(87)しか持っておらず、先の『玉姫伝~ライブ含有』(84)でもほとんどを知っていたから、何かダビングしたものを過去に聴いていたのだろうと思う。

東京の野蛮
東京の野蛮

 ソロとゲルニカではまったく毛色が違う。まぁ、ゲルニカは戸川のものというより、上野耕路のものという感じがする。ゲルニカで初めて聴いたのは2ndの『新世紀への運河』(88)。これはぷー太郎時代、上映サークル活動をしていた頃のメンバーでもあった大正ロマン馬鹿の女の子から借りた。ゲルニカ自体が架空の戦前・戦後時代をモチーフにしたものだから、彼女が気に入らないわけがない。上野の見事なオーケストレーションに戸川の唄というのには、さすがのあたしも参ってしまった。ソロも悪くは無いが、歌姫というとゲルニカの方がイメージが強い。ソロは天真爛漫、生理で唄って生々しすぎるところがどうしてもあるのだ。『新世紀への運河』の「水晶宮」なんて重厚で、邦画の時代劇にも出てきそうな音楽である。それを高い音階で優雅に歌い上げる戸川がまた素晴らしい。ここでさわりのさわりが聴けるので興味ある方はぜひ試聴を。試聴できる範囲の後の展開がさらに美しいのだが、それが聴けないのは残念。このアルバムでは形式的な美しさが何とも言えない。

 歌姫と言われるためには高音が出るというのがひとつの条件となるかも知れない。『GUERNICA IN MEMORIA FUTURI』では幻の音源といわれていた「蘇州夜曲」が収録されているが、これも高音で唄うと非常に美しい歌である。戸川の「蘇州夜曲」もいいが、ゲルニカを教えてくれた女の子というのが、これがまた歌姫であった。大正ロマン馬鹿なのでカラオケに行くと必ず、「蘇州夜曲」も歌う。まぁ、この曲は1940年の戦中の映画『支那の夜』の主題歌なので昭和ロマンなのだけど。それで彼女の声は戸川にも勝る安定した高音で唄ったもんだから、鳥肌もんであった。あの手の高音というのは若いうちしか綺麗にでないものかもしれない。彼女は当時20歳になったくらいだった。もう15、6年前の話である。

 ゲルニカでは1stの『改造への躍動』(82)がいちばん評価が高いようだが、どうなのだろう。『改造への躍動』については先日、LPを落札して(8/14 1000円+送料340/2)初めて聴いたばかりなのだが、先に『新世紀への運河』の豪華な演奏に慣れてしまっていたものだから、シンセによるオーケストレーションはどうしてもチープで馴染めなかった。1stからのファンはそのチープさが新鮮で非常にいいというが、そんなものなのだろうか。

 3rdで最終アルバムとなった『電離層からの眼差し』(89)は未聴。このアルバムは昭和の最後の日に最後の録音を終えたという。やはり平成ではない、昭和のテイストがこのユニットの核になっている。

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