SWISSTECH UTILY-KEY(スイステック ユーティリィ・キー)
以前から欲しいと思っていたSWISSTECH(スイステック)のUTILY-KEY(ユーティリキー)というものを落札する。1700円(+送料150円)。
これはいったい何かというと、一見、鍵の形をしたマルチツール。波刃付きナイフ、プラスドライバー、マイナスドライバー(2種類)、栓抜きの機能がある。使用しない閉じた状態では、キーホルダーに収めるためのリングが閉じ、使用するために開くとキーリングから外れるようになっている。開閉は硬いので、勝手に開いて落ちるという事はないだろう。
この手のツールが実際に役に立つかどうかというと、既に栓抜きは使えないという情報があったりして、やっぱりね、と思うものの、まったく意味のないものとも思えない。ナイフというものはそれなりに使うシーンはあって、こんなちゃちなものでもあると助かることは多い。
このツールが面白いのはとにかく鍵に似せて作られ、鍵と同様に扱えるということである。鍵というのは外出する場合は必ずいくつかは持ち歩かなければならず、キーホルダーに入れておけば、意識しなくともこのツールを持ち歩くことになる。ステンレス製ということもあって、普通の鍵が真鍮製で金色であるのに対して銀色であることで、完全には馴染まないが、ゴールド仕様のものもあり、こちらを使えばそういう違和感はなくなるだろう。作りは想像以上に質素。2000円以上で購入することには、抵抗を感じるかもしれない。
ポケットナイフでもう10年以上、尻ポケットに入れて持ち歩いているものがある。ビクトリノックスと並んでスイスアーミーナイフで有名なウェンガーのもの。ナイフ、爪ヤスリ、はさみという最低限の機能しかない。プラスチックケースなら2000円くらいのものだが、スターリングシルバーのケースなので10000円くらいしたはず。購入時、裏にはイニシャルを刻印して貰っている。これが実によく使うツールで、週に2度くらいは使っているのではないかと思う。爪ヤスリの先は尖ってて、ドライバー代わりにするとか、何かにつけて応用が利く。ポケットに入れ忘れて出勤すると、一日、何とも落ち着かずに過ごすことになってしまう、というくらい体の一部になってしまっている。
ナイフを持ち歩いているというと凶器を持ち歩いていると捉えられるかもしれないが、ポケットナイフくらいなら男のたしなみという気もする。本当に便利な道具なのである。危ないといえば、あたしらが子供の頃は鉛筆を削るためのカミソリの刃のような小型ナイフを持たせられていたものだ。まず、ナイフで鉛筆が削れるということが、勉強するための第一歩であるというような雰囲気で。小学一年生を終える頃には、ナイフの使い方を特訓されたものだ。ナイフは危険なだけのものではない。
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