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2006.07.02

ヌメ革のエイジング

 以前に購入したALBERO(アルベロ)のメガネケースだが、ショップがしばらく品切をおこしていたものが再入荷したようで、ついつい2つ目を買ってしまった。

ALBERO(アルベロ)のメガネケース/クリックで拡大 写真の左は今回購入したもの。写真ではやや色が濃くなっているが、白ヌメ革でベージュ色。右のものは今年の2月の半に購入したもの。右のものはもともとは新品のものと同様、ベージュ色だったが、4ヶ月半使っているうちに色付き、すっかり飴色に近くなってしまった。この変色はヌメ革の中でも早い方なのではないかという気がする。

 新しいヌメ革は扱いがとにかく厄介である。表面加工がほとんどされていない状態で紙のようにざらつき、油ばんだ手で触ると、そのまま指紋がシミになって残ってしまうのだ。ヌメ革の加工をする職人も手袋を施す等しなければ、商品にできるような製品は一切作ることができないに違いない。手についた油でさえそうなのだから、水やら零してしまうとかなり落ち込む結果になってしまう。

 しかし、しばらく日に当てたり、丁寧に使っているうちに色が濃くなってくる。表面の色が濃いめのベージュになった頃には、滑らかではなかった表面がつやつやとなっている。革の内部から油が表面に出てきて、その油で表面がコーティングされるらしい。この頃にはもう指紋のシミがつくようなことはなくなり、さらに、革の手触りもしっとりという感じになり、革全体に柔らかみがでる。これが、ヌメ革を使い始めて知る革の顕著な変化の面白さである。とにかく使い始めて10日くらいのこの変化には驚嘆してしまう。

 今使っているものは、BREEのブリーフケースElch エルクのようにお湯拭きをしたりしていたが、これも革のによって善し悪しがあるようで、ALBEROのメガネケースの革素材にはどうも相応しくなかったような気もする。写真でははっきりわからないと思うが、かなりシミのまだらな状態になってしまっている。それで、完璧なエイジングを施してみようともう一つ同じものを買ってしまったのだが、これはもう、ビョーキの状態である。

 Elchなのだが、昨日、表のフタの目立つところに大きな鮮明なシミを発見する。書斎に遊びに来ていた息子がシャーベットの滴を零してしまったくさい。多少の汚れはすでについていて、気にしなくてもい~じゃんといえば、い~のかもしれないが、やはり目のつくもので一か八かでお湯拭きを試みた。そうして、乾いた後は期待通りすっかりシミがなくなってしまっていた。ただお湯拭きをしたあたりが広範囲に渡って薄いまだらになっているのがよく見れば見て取れるが、やがて全く判らなくなるのは明らかである。革の大敵は水であるが、このようなのを見ていると面倒ではあるけども、そんなに怖いとも思わない。BREEの愛用者がヌメ革が好きなのもよく判るような気がする。

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