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2006.07.25

Interiors『INTERIORS(インテリアズ)』(85)

 Interiorはお気に入りのユニットのひとつなのだが、1stアルバムである細野晴臣・高橋幸宏によるYENレーベルの『Interior』(82)にはWindham Hillレーベルによるリミックス盤があると知り気になっていた。おそらく半年以上はヤフオクをメイン(廃盤探しはあそこがいちばん効率がよい)に探していたのだが、ここしばらくサボっており、掲示板でイイチョさんという方にInteriorsの『DESIGN』(87)というアルバムについて発言を頂いたのを契機に久しぶりに検索をかけると1000円即決で出品されているのを見つけてしまった。もちろん落札する(送料200円)。

Interiors/クリックで拡大

Interiors/INTERIORS(85)

 82年のオリジナルに対して、85年のWindham Hill版では「N.F.G」「COLD BEACH」の2曲が削除され、「Hoot Beach」が新しく追加されている。曲順もいくらか変更されている。既存の曲もリミックスが行われ、曲の印象が大きく変っているものもある。

 オリジナル版が好きだったのは、まったく媚びない音楽であったということがある。楽曲の多くはさびといわれるものを作って、受け入れられやすくするものだが、Interiorの曲というのは音の広がりと清らかさのみを極限まで追求したようなもので、その凛とした様はリアルな音としての音楽の存在を示してくれていた。それはいつまでも心から彼らの音楽が去ることのなかった理由でもあった。

 Windham Hill版を出すにあたって、完成度を上げるためにリミックスを行ったということだが、その結果、不自然に強調される音が増えることになり、あたしにはあまり好ましいものとは思えないものになっていた。たぶん、こちらから先に入れば、オリジナルは物足りなく感じるのかもしれない、といった、ダメダメというより、傾向の変化という類のものかも知れないという範囲ではあるが。このリミックス盤を聴いて、次のアルバム『DESIGN』に辿り着くというのが何となく理解できる。オリジナルの『Interior』から『DESIGN』への変化は唐突のような感じもするが、『Interior』、『INTERIORS』、『DESIGN』と聴くと当然のような気もする。まぁ、4人のメンバーから2人のユニットに変わったということもあり、方向性が明らかになったということなのかもしれない。

 幻のアルバムがまたひとつ減った訳だが、これが完全になくなるということはなくって、またまたほろりと出てくるんだよなぁ。なんだかねぇ。

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