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2006.07.08

野谷久仁子『手縫いで作る革のカバン』(04)

 革製品好きが高じてこんなものも買ってしまう。革の小物が欲しいと思っても工房で頼むと少なからず費用がかかるからだ。材料費の何倍も作業費がかかってしまう。手縫い程度で済むものなら自分でも形には出来そうな気がする。

手縫いで作る革のカバン(04)
手縫いで作る革のカバン(04)

野谷 久仁子 (著)
大型本: 95ページ
出版社: 日本放送出版協会
(2004/09)

 これを見ていると切り抜く本とかのペーパークラフトの本を眺めているような気になってしまった。ペーパークラフトは型紙をそのまま切り取って組み立てることになるのだが、革製品の作製は革に型紙を写すという手間が加わるだけで、基本的には同じような感じがある。

 革商品にはそこそこ詳しくなっていたが、この本では基本的な革についての知識がまず解かれていて素人には非常に参考になる。3つの作品の制作方法の詳細を示すことで基本的な技術を取得し、そしてさらに18個の作品のチェックポイントにより、特殊なテクニックを身につけるという構成になっている。前半はすべてカラーで眺めるだけでも美しい。また革カバンの表面をあしらった装丁も面白い。本本体はソフトカバーになるのだけど、造本も写真集を思わせるようなスタイルをとってて、これもいい。

 この本を見ていると自分に革製品の作製は不可能ではないと思ってくるのだが、如何せん、費用が馬鹿にならない。基本的な工具だけで最低で1万円強、材料となる革素材を購入するとなると万単位でかかる。ネット通販を調べていると半裁(動物一頭の革を左右で分割したひとつ)で2万5千円から3万円はかかる。3、4万円で市販されているようなブリーフケースは半裁でおそらく1.5個は作れそうなので、素材だけでいうとそんなに高くはないのだけど、一気に使い切る量でもないし、管理が大変だ。スペースは必要になるし、収納する場所ではカビを生やしかねない。

 まぁ、革素材は近所の革工房で分けてもらうということで、MOLESKINE 18 Month Weekly Planner + Notebook 2006-2007のカバーでも作ってみたいと思っている今日この頃である。

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