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2006.06.02

夏の風物とリアル店舗

 この時期になると毎年楽しみにしていたのがメディアファクトリー刊の『新耳袋』シリーズだった。扶桑社時代はまったく知らなかったが、メディアファクトリーになってからは7年間、毎年ほぼ発売と同時に購入していた。現代に起った怪奇現象を聞き取って、1巻99話収録(100話収録して百物語にするのは危険であるから避けていたらしい)したものを10巻発行して、昨年の6月でシリーズが完結してしまった。某巨大掲示板で共同著書のひとりである木原がキーハーと蔑まれていても、あたしはこのシリーズが好きだった。

 ということで、6月あたりに怪談ものを読むというのは条件反射に近いものになってしまってて、適当によい評価を見かけたものを数冊ネットで注文する。怪談ものと云ってもフィクションではおもしろなく、ノンフィクションである。フィクションではやはり彼岸の向うを覗いた気にはならない。

 2日後には本が到着したのだけど、いちばん読みたいと思っていたものは品切になっていたようだ。その外のものはどちらかというと、ついでに、という感じだったので、悔しい。ということで、近所の書店に久しぶりに足を運んでみると、しっかり店頭にあったので購入。ネットの大手だと人気のあるものについては在庫切れになりやすいんだろうけど、田舎の書店ではなかなか捌けないんだろうな。平準化されていないリアル店舗の特徴でもあろう。

 その後、FM番組を聴くためのラジオを買おうと思って、量販店にも行った。ラジオといってもPCに接続できるか、もしくは、mp3とかのファィルに録音でき、PCにデータを取り込めるといったものが欲しく、ネット上ではいくらか見つかるのだが、店頭ではそれらしきものがまったく見当たらない。いやはや、なかなかである。

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