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2006.06.25

高級住宅地

 本当はよくないんだけど、「あ、安部礼司 BEYOND THE AVERAGE」というFM番組を聴くために日曜日の夕方は車を転がしていたりする。

 今日は近郊の山手を走ってみた。山手といっても丘陵地ではなくって、本当に山間地の裾に位置するようなところ。ここ10数年はこういった市街地から15数分くらいの山間部の開発が進んでいて、高級住宅地(団地)がいくつか出来ている。高級感を与えるためにレストランや教会あったりする。また、別の団地では山の上の団地から下のバス停のある幹線道路までエレベーターがあったりする。車通りもたいていは住民のものだけだし、静かな暮らしができるだろうと思う。

 しかし、難点は山地にあるので、そこまで登らないといけないということだ。大人なら車やらバイクがあるから、どうっていうことないのだが、自転車で通学する中高校生は堪らないものがあるはずだ。かなり急な坂道が1km半くらい登らなければならず、よく、その坂道の中盤あたりから自転車を押しているのを見かけるが、車だって、思い切りアクセルを踏み込む必要がある。

 今日、勾配に関する道路標識を見かけ、その数値を見てびっくりする。10.1%。100mで10.1mの登り降りの坂ということである。以前に住んでいたところが道路から5mくらい坂を登った団地で、その勾配が5%だったが、雪の降った日はその坂を降りる気にはならなかったものだ。

 快適な生活は完全なものは見つからない。何かを犠牲にする必要がありそうだ。

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