レコードの音
ここんところ、レコードをラインインでPCに取り込んで、曲毎に切り分けして保存するという作業をしている。これが実は結構面倒。PC取り込みは午後のコーダ、分割はAEditorというフリーソフトですべてを賄っているのだが、mp3にする際に容量の節約するために可変ビットレートでのエンコードを基本にしている。AEditorが可変にしていると編集ポイントが確かでなく、まずは固定ビットレートの状態で編集しなくてはならない。ということで、固定ビットレートでmp3に録音し、分割処理、そうしてwavにいったんデコードした後、可変ビットレートで再エンコード。さらにMP3Gainで音量の調整、というしち面倒な手順を踏んでいる。そうそうSuperTagEditorでmp3にタグも入れないといけない。
レコードの音でも大抵のものはこれといったノイズがなく、ちょっとびっくりする。今やCDが当たり前で、これには基本的にノイズが載らないので、ノイズのない音楽が当たり前になってて、レコードではそうもいかんだろうなぁと思っていたのだが、思っていた以上によい。まぁ、20年以上前はラジオのオンエアはレコードだったわけだし、レコードをレンタルしてきて、テープに録るということは当たり前以外の何ものでもなかったのだ。今、ちょっとばかり前の作業を、テープではなくってHDD相手にしているようなものである。
デジタルで取り込んだ音楽は東芝の初代GIGABEATで聴いている。もう4年近く毎日のように聴いているので、そろそろ壊れてもおかしくはないのだけど、駆動系がモバイルディスクだけということでなかなか壊れない。実はバッテリー絡みが弱く3回ばかり無償修理に出したことがあるが、メーカー保証期間を過ぎた途端、不思議に故障がなくなってしまった。部品の改良が進んでいたのかもしれない。ということで、なかなか買い替えることにもならず、いまだ職場で休憩時間、残業時には必ずといっていいくらい使っている。
このハードディスクプレーヤーの容量は5G。今はフルでmp3が入ってて、アルバム80枚くらいが入っているのだが、CDやLPの数からすると完全に足りない。いったん、こうやってアルバムを丸ごと持ち運びするというのを知ってしまうと、全部を全部いれたくなってしまう。CDとLPあわせて、300枚くらいか。今だとGIGABEATも60Gになってて、おそらく全部が入るんじゃないだろうかと思う。糞ースネクストがたまにこのGIGABEATの安売り委託販売をするので、触手が動かぬではないが、なかなか買うに至らない。iPodはアンチMacなので、そもそも興味ない。
まぁ、一番贅沢と感じるのは、生でレコードを回しながら音楽を聴いている時。遅く帰った日、レコードのA面だけ聴いて寝よう、なんてのは、やはり乙でしょう。
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コメント
きのうフタキンSkywalkerが、アルバムに修理された。
投稿: BlogPetのフタキンSkywalker | 2006.04.20 11:08