10年選手
壊れたバイクが修理されて戻ってきた。電気系統の部品を交換したとかで、パーツ代および工賃で9,500円也。
このバイクに乗り始めておそらく10年程。街中に停めていた時に、思い切りひっくり返されたこともあり、カバーも割れて見た目も汚いし、いまや年に一度は何かを修理している状態。しかし、学生時代とは違って、一日往復7、8km程度の通勤にしか使わないので走行距離はまだ3万kmくらいしかない。一番最初のバイクは2年半で2万km乗って、一気にダメになってしまった。
同僚に言わせると、そんなバイクを修理してまで乗ろうというのが判らないのだそうだ。ちなみに乗っているバイクというのが、スズキのMollet(メーカーサイト) の初代タイプというヤツで、新聞配達用とかのビジネス向けに作られたもの。前かごやリアキャリアが大きく、使い勝手がよい。エンジンがまったく動かないとか、駆動系が完全にやられている場合ならともかく、1万や2万円程度の修理費で数日で済むようなものなら、修理して乗ろうと思っているのだが、そういうのは世間ではズレているのか。
機能的に問題がないのなら10年くらいそのまま使うのは当たり前。バイクや車なんて、走ればいいのだから、アクセル踏んで素直に走ってくれているうちは特に買い替えることを考えない。パソコンだって、そういったスタンスで使いたいのだが、ソフトやらが最新のスぺックに基づいてバージョンアップするので、世間一般に合わせようと思うのなら5年が限界になってしまう。これは必要に迫られての買い換えになる。
使っているうちにそれなりの愛着が沸いて、それに甘んじているという事なのかも知れないが、道具の類って意外とそれも大切なのではないかと云う気がする。それって、勝手がすべて判ってて、手中下にあるということだし、何かにつけてそれがないと始まらないということが多かったりするのだ。
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