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2006.03.30

山崎 豊子『沈まぬ太陽(全5巻)』(99)

 ようやく全5巻を読了する。忙しかったので読み終えるのに時間がかかったが、まるで漫画を見ているような感じの雰囲気。

沈まぬ太陽
沈まぬ太陽(全5巻)

山崎 豊子 (著)

 大まかな話は実際の出来事に基づいているようで、物語としてはその筋を辿らないといけない。どうしても作意の表出が薄くなってしまう。舞台となるのはJALなのだが、話を面白くするためか、それとも取材の偏りのためか、事実でない、常に歪められた部分もあるようだ。漫画をめくるような面白さはあるのだけど、今ひとつ残るものがないという物足りなさもある。

 それにしても組織が大きくなるといろいろあるものらしい。それは組織が大きいことで表から見えなくなることが多いという事もあるだろうけど、人間の絶対数も大きくなっているということにもよるのではないかとも思う。人が多くなれば、その分、いろんな人種も含まれてくる。あたしの勤務先も数千人いるし、知らないところではいろんなことがあるんだろうな。そういえば、幹部の一部はいつも中央官庁からの天下り(一時出向)。良くわからない取引が行われているのは間違いない。

 暇つぶしに読むのには最適なシリーズか。もしかすると、第3巻の御巣鷹山編に関しては後に何か触れるかもしれない。

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