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2006.02.15

口頭試験

 昨日は昇任試験の口頭試験、つまり面接があった(筆記試験についてはこちら)。面接試験なんて、役場の試験以来、10数年ぶり。ま、口頭試験に似たようなものは、毎年のように上級官庁による検査があったり、税務署さんの極めつけの3調査官による調査に対して申告書作成者としてひとりで対応するなんていうのもあって、針の筵状態を味わったこともありました。ま、採用やら昇任が特殊なのは自己アッピールしないといけないと云う点であって、これはまったく興味がなく、さらに苦手とすることだったりもする。

 役場幹部(三役ではない)ひとりと人事課職員2人の3名による面接。競争率が7倍近くで受験者が数百人いるという試験なのだが、3班構成で同時に3人ずつ面接するにしても持ち時間15分ということで、一時間でやっと12人。少なくとも3日はぶっ通しで面接しているだろうと思うのだけど、筆記試験で十分にダメダメじゃんという輩もいるだろうし、全員面通ししないといけない理由がよく判らない。双方共に時間の無駄だけではないのか。試験が悪くても面通しで良ければあげてしまうという心づもりか。合格者の平均点および獲得点数は本人に公表するということなのだが、何とはなく胡散臭さがつきまとう。

 面接官の人事課の職員のひとりは以前、同じ部署で一緒に仕事をしていた人で、異動後もPCについて教えて欲しいとかというような電話をかけてくる人。気心の知れた人に面接を受けるのは照れ臭い。ま、いろいろ知っていてくれるから、抽象的でない個人的に具体的に突っ込んだ質問を投げ掛けてくれて、答えもしやすかったのだけど、それがどこまで意味があったか。とにかく15分と云う時間はあっという間だった。聞いた話では10分くらいで終ったと云う人もいた。時間が食い込んでしまって、調整にされてしまった人もいてもおかしくはない。

 まぁ、試験に際してまったく事前勉強をしなかったし、昇任できると思っていないけど、単純に今後、競争率が上がってくるのははっきりしている。今なら、7倍ということで最悪7年受験すれば、受かるという見込みがあるのだけど、そう簡単でもなくなってくる。定年まで平でいるというのも、少なくなくなりそう。そう云うのをあえて選択するというのもありだとも思う。

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