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2006.02.05

細野晴臣『ナムコ・ビデオ・ゲーム・ミュージック』(84)

 あたしはゲーマーかどうかと云うと、まったくその反対側にいる。ゲームセンターに行くことがあっても、まず、自分から行くことはないし、他の人とのお付き合いで行く程度なのだが、さらに全くゲームをせずに過ごして帰ってしまうのがいつもである。家でも息子が毎日、テレビゲームをしてても特にやろうという気は起こらない。

 高校時代というと土曜の半ドンの帰りは悪友連中と連れ立って映画を観に行くか、玉突きをしに行くか、ゲーセンに行くかだった。ゲーセンに行っても、自らゲームをすることはなかった。数分で100円を使ってしまうようなゲームに使う金を持ち合わせていなかったし、凄腕の友人が100円で何十分もプレーしているのを横で眺めているのは、それだけでも充分に面白かった。

 ゲームはプレーするだけなく、その音楽を聴いているのもなかなか心地よかった。今から考えると実にショボい音源で音楽を奏でていた訳なのだが、それでもそれを補うかのような優れた曲が多かった。例えばニューラリーXなんて、ゲーム的にはどうしようもなくチープなものだったが、音楽が好きで友人がそのゲームをしようとした時など嬉しくって仕方がなかったものだ。

 最近のゲームは、家庭用のPS2とかしか知らないけど、ごく普通の楽曲をバックに流すだけというものが多くなって技術的には凄いと思うのだけど、聴かせるための創意工夫というのが以前のものより無くなってなんだか面白くない。制限のあるところにこそ、輝くものが生じてくる、そんな気がする。

ナムコ・ビデオ・ゲーム・ミュージック
ナムコ・ビデオ・ゲーム・ミュージック

細野晴臣 編曲

 84年の発売当時に飛びつくようにして買ったもの。音源的にはほとんどゲーム機からのものを直接使っている、一部細野による編曲でスケールが大きくなっているものがある。ピコピコの単調な中にも大きな世界を繰り広げられると云う驚きの事実がここにある。

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コメント

遅いコメントですみません。
これのアナログ盤、多分発見できないですが、家のどこかにあるはずです(下記URL参照)。
当時、ゲームといえば僕にとってはナムコでしたね。ゼビウスの元になった短編小説(?)も読みましたし、「オールアバウトナムコ」という、ナムコゲームを集めた本(電話帳くらいの大きなもの)も買いました。その小説はこの本で読んだのかもしれません。

投稿: ひざがわり | 2006.02.19 00:29

 ほほう、ひざがわりさんもこのアルバムを持っていたんですね。ひざがわりさんの年代で云うと中学校に入る前後のことになるんでしょうか。

 当時はナムコとセガでしたね。アーケードものは。ナムコっていう名称の由来が気になって調べると、旧社名が有限会社中村製作所で「Nakamura Amusement Machine Manufacturing Company」の頭文字を使ってnamcoとしたとのこと。なるほどでございます。

 電話帳本というのはこちらのことですね。

ALL ABOUT NAMCO ナムコゲームのすべて

マイコンBASICマガジン編集部 (編集)
単行本: 422 p ; サイズ(cm): 21 x 15
出版社: 電波新聞社 ; ISBN: 4885541077
1巻 (December 1986)(表紙画像)

いまだに人気があって、ヤフオクではかなりの額で取引されています。確かに一度はめくってみたくなるような本です。

投稿: O-Maru | 2006.02.19 04:20

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