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2006.01.26

音楽ソフト

 最近、ヤフオク等で中古LPを買いまくっているのだが、それで思ったこと。音楽ソフトはとにかく高いということ。

 昨日、入手した矢野顕子の2枚のアルバムは76年リリースの30年前のものになるのだが、その定価は2,300円と2,500円。ここのページを見ると76年(昭和51年)の教員初任給85,992円、そば230円とある。物価的にはたぶん今の半分くらいになるだろう。とすると、当時の2,300円と2,500円というのは今の5,000円くらいに当たる。いかにレコードが高かったのかということだ。

 CDが普及し始めたのは85年くらいからか。当初は3,000円を軽く超え、随分と高かったように思う。今は大体2,800円くらいになるのか、表向きの価格は30年間変化があまりなかったりする。が、CDによる大量生産のためなのか、商品価値はかなり落ちている。

 中古のLPをオークションで漁っていて、4枚500円とかで落札してしまうと、非常に複雑な心境になってしまう。全部が全部こんな低価格になる訳ではないのだけど、メジャーなアーチストで枚数が出まわっている場合は、1枚500円というのは当たり前である。もっともマイナーなアーチストだと発売当時の定価ではないが、安くて1,500円というような価格がつけられる。安く落札した場合はファーストユーザーの1/10くらいか、それ以下の価格で入手していることになる。需用と供給の問題もあるだろうが、この差はあまりにも激しすぎて困惑してしまう。

 10数年ぶりにレコードをかけていると音楽を聴くと云う行為も変わってきたと実感する。普段はHDDプレーヤーで音楽を聴いていて、バッテリーがなくなるまでノンストップでなにも意識することなく聞き続けることが出来るが、レコードは20分に一度は意識して盤を扱わないといけない。いつもの感じで音楽を聴いていると、盤が中央に針を寄せたまま空回りしている。レコードは意識して音楽を聴くように仕向ける装置なのだと思う。CDになって音楽に対する態度が間違いなく変わってきているはずだ。

 実家から持ってきたり、オークションで落札したりで、部屋のレコードもすでに50枚は超えていそう。廉価なものが多いから、この増え方は危険なものになるかも知れない。ちなみに本日落札したLPは1枚100円だった。

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