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2006.01.01

フィルムマラソン5(1990.10.13)

 映画館が閉館したのはこの年の文化の日(11/3)の翌日だった。残すところ20日あまり。メンバーの間にも何とはない寂しさが漂っていた。

クリックで本文(pdf)を表示します それにしても、キャッチコピーがひどい。確か、スタッフから支配人に昇格した映研の先輩(ちなみに男性スタッフは全員映研の先輩であったが)がつけたはずである。

 森崎東の通称「党宣言」、『生きてるうちが花なのよ 死んだらそれまでよ党宣言』(83)をもじったもの。戦争という過去を確認するのを自虐的というのはよく判らないけど、これはまさしく自虐的である以外の何ものでもなく、ネタとしても寒すぎ、笑えもしない。おそらく雰囲気で押されて採用、掲載してしまったように思う。

 その仁侠映画が好きで、何かにつけて自棄になる傾向のあるお人は、あたしとは本当に対称的な性格でありました。しばらく後に上映を個人的に続けるので、一緒にやらないかというお誘いを受けましたが、丁重にお断りさせて頂きました。

 フィルムマラソン5上映作品

  シテール島への船出
  レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ
  陽炎座
  エル・スール

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