初雪
今日は小雨が降っていたのだけど、昨日は雪だった。天気予報では明け方から雪ということで、積雪になるのかしらんと思っていたら、早朝は降っておらず、午前中、小雪が吹雪くという感じだった。当地で積雪になるのは年に2回程度。しかも、夜半からの雪でないと積らない。そして、たいていお昼には雪が融ける。
太平洋岸では更に南の地方でも降雨が多いことからかなりの積雪になることが多いが、当地のような瀬戸内では地中海気候ということもあって、温暖なうえに少雨で積雪は極めて珍しい。夏の渇水さえなければ、とにかく過ごしやすいところだ。
昨日の朝は3度くらいに冷え込んで、バイク通勤にハクキンカイロ2個が活躍。ひとつはカイロベルトで腰、そしてもう一つはシャツの胸ポケット。ポケットのカイロは熱さを感じるのだけど、腰のカイロはあるのかないのか判らないという感じになってしまった。職場について外すとそこそこ温かいのに、通勤途中は腰回りがよほど冷えるのだろうか。
小学生の頃はもっと寒かったように思う。朝、家を出るのが今より1時間くらい早かったというのもあるだろうけど、毎日、道路の水たまり(未舗装だった)の氷を割り、水のない窪みに棄てられた煉炭の燃えカスを踏んで崩すのが、冬の一日の始まりだった。都市化や温暖化で2、3度は気温が上がっている。30数年前から霜柱は見たことがなかったけど、たぶん、これからも見ることがなさそうな気がする。
初雪といっても一時のもので暖房のきいた室内にいると単なる風景にしか過ぎない。雪国に住む人たちの苦労が労しい。
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