試験は疲れる
14年ぶりの筆記試験はさすがのあたしも疲れた。マークシート30問、記述問題2問、そして小論文という内容。後日、面接試験がある。
結局、事前の勉強というのはまったくしておらず、ぶっつけ本場の受験になった。マークシートは法律・職場対応・統計読取・文章読解・自治体の政策等のもので5択選択。いずれも設問が長文であり、試験時間が1時間半という長時間なものの、なかなかのやり甲斐のあるものだった。はっきり言ってできているのかできていないのかまったく判断がつかない。当るも八卦当らぬも八卦という占いのような心境である。
記述問題は○○について書けというような形式の設問について自由記述するもの。30分の試験時間だったが、10分くらいで書上げて早々に試験会場を出た。一回書くと見直して書き直すという気にはならない。書き直すとすると会議室によくある長机でやっているので、消ゴムの振動がそのまま伝わり、隣の人にも迷惑がかかる。とにかく面倒なので、とっとと書上げて、とっとと出ていってやった。お昼からは小論文で1時間半の持ち時間。400字詰原稿用紙3枚以内ということなので、8割方の2枚半を1時間弱で書上げて、これまたとっとと出ていった。出ながら、他の受験者の具合を見てみると、大抵が1枚から1枚半という進捗だった。まぁ、文章に関しては拙い内容ながらも、毎日、こうやって書いていたりするので慣れており、そこいらの人よりも書く早さだけは断トツに早いはずである。
長い文章をペンを使って書くというのは本当に久しぶりで疲れた。昔はペンダコができていたものだが、今は全くない。指に対する負担が強く、30分強も書いていると本当に指が痛くなる。そしてもっと問題なのはあらかじめ想像は出来ていたのだが、漢字が書けないということ。ごく普通の中学生でも使いこなしているような熟語が漢字で出てこないものだから、書ける漢字を用いた表現をひたすら探す。情けのないことに今日はボキャブラリとの戦いでもあった。それで書ける漢字といったら簡単なものばかりだから、表現がひたすら拙くなる。走り書きの汚い字に、稚拙な表現。誠に情けのない状態だった。そして、統計関係の問題では簡単な計算が必要な訳なのだが、これも出来ない。基礎力の試験かよ、と思ってしまった。現状はほとんどPCを使って業務している訳だし、現状に即したスタイルで試験をしてもらいたいと思うのだが、現実はそうもいかない。
大会議室いっぱいの状態での試験だったが、一般事務方だけでも200人強の受験者。競争率は7倍弱ということらしい。どうなることやら。まぁ、まったく事前勉強していないので、結果が不合格でも落胆はしないけどね。たまにはこういうのを体験するのも刺激になってよろしいですわ。
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