ハクキンカイロ(ハンディーウォーマー)
寒くなるとやはり暖が欲しくなる。使い捨てカイロというものがあるが、途中で中断出来ないし、ゴミが出るというのであまり快く感じられなかったが、代わりになるようなものがなく、やむを得ずしばらく前まで使っていた。
おととし頃から流行っているらしいZippoのハンディーウォーマーというのを昨年の秋に知り、それ以降使っている。Zippoの銘が入っているが、昔からあるハクキンカイロである。Zippoのヘビーデューティーさとハクキンカイロのシンプルなつくりが引き合わせたのだろう。Zippoのオイルも割高にはなるけども、カイロのベンジン代わりに使える。Zippoとしては、またとない販促商品となる。
中学の頃、白金触媒を使ったハクキンでないカイロを使ったことがある。当時、ハクキンカイロの存在を知っていたが(ともによく見ていたけども、すでにハクキンカイロは煉炭並のレトロな存在だった!)、どちらかと言えばモダンなつくりのナショナルカイロに飛びついて、こちらを使っていた。当然、ベンジンを使うことになるのだが、中学生というワルガキ時代、ベンジンを使って火遊びし、もう少しで火事をいかしてしまいそうになることもあった。やがて温まらなくなり(火口がダメになってしまった)、そのままどこかに追いやったまま行方知れずになってしまった。
25年ぶりに手にするカイロだが、やはりいい。毎年火口の交換はいるものの、繰返し使える道具のようなものとして扱えるのがいい。職場で見せると年下の連中は全員、初めてみるということだった。昨年、家族全員分を購入したのだが、家族には不評で2つが箱も開けない新品のままで年を越してしまった。夜釣りの好きな釣り吉の隣の同僚にそのうちのひとつを買取って貰ったのだが、想像以上に温かいし、コストパフォーマンスも良いということで気に入ったようだった。
ハクキンカイロはよく出来た、おそらく愛されるべき製品なので、Zippoの名を借りつつも復活しつつあるのが嬉しい。
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