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2005.10.05

モンブランの思い出

 オークションで落札したモンブランが、先に落札したミューレックスより一足先に到着した。やや重めのペンは当時のままの印象だった。恐ろしく飾り気のないペン。書くことを第一の機能であるとすれば、装飾はこれで十分である。驚いたのはコンバーターが装着されていたこと。自分で買った時はコンバーターは同梱ではなかった。昨日、文具屋で危うくコンバーターを買うところだったが、幸いにも在庫がなく買わずに済んでいた。かわりに買ったのが6個入りカートリッジ500円。一緒に買ったパイロットが倍の12個入りで、しかもサイズが1.2倍はあって420円。舶来といえど、モンブランは高過ぎる。

 あの安っぽいモンブランを手にしたのは大学時代。紀伊國屋の文具コーナーで買ったような憶えがある。今となってはそんな風に思うことはないのだけど、当時はモンブランの星のマークがどうしても受け入れられなかった。"万年筆のモンブラン"を少なからず意識しながら、そのシンボルマークを拒否するなんて可笑しな話だが、万年筆の底の星はもぎ取り、キャップトップの星は取りようもないから、ボディーと同じシルバーのペンで塗りつぶして判らないようにして使っていた。

 シンプルイズベストを求めているのは今も同じなのだが、あの時、惜しげもなくそこまでやってしまった自分に今は頭を傾げている。

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