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2005.09.22

ロバート・ワイズ『アンドロメダ・・・ THE ANDOROMEDA STRAIN』(71)

 先日、ロバート・ワイズが亡くなったこともあり、『アンドロメダ・・・』が見たくなったのでDVDを買ってきた。売り越した訳でもないのに早々から廉価盤で発売されている。


アンドロメダ…

監督: ロバート・ワイズ

 この作品を最後に見たのはおそらく高校時代、すでに20数年前になる。しかも地上波でのTV放送。それ以降、詳細までは覚えていなかったものの、ずーっと自分の中では傑作のSF映画という印象を持っていた。それで久しぶりに見直すことになったのだが... あ~、これってどうなんだろうねぇ。ちょっと困ってしまった。

 物語は、アメリカ中西部の小さな町に人工衛星の破片が落ち、アル中老人と子供を残して町の住民が全員死亡する。科学者の調査により死亡の原因はアンドロメダ病原体にあることが判り、その対処策を講じる。というものである。病原体に対する調査は地下の施設で行われ、物語のほとんどが室内で進行する。

 淡々とした中で謎が解明されていく様はそれはそれでなかなかスリリングなのだけど、あれなんだよなぁ。照明がベタで、美しくなく、さらにリアリティに欠けるんだよなぁ。同じく室内撮影の多いキューブリックの『2001年宇宙の旅 2001: A Space Odyssey』(68) は『アンドロメダ・・・』よりも3年も前に撮られているにも拘らず、照明、質感等は完璧で申し分ない。光の神様のキューブリックと比較しちゃいかんとは思うけど、ワイズはこのあたりに無頓着な印象がある。『ウエストサイド・ストーリー』は舞台を意識してか、もともとセット撮影を意識させるもので、照明のリアリティなんてまったく必要ない。『サウンド・オブ・ミュージック』は室内・夜間撮影はベタベタ。


2001年宇宙の旅

監督: スタンリー・キューブリック
出演: キア・デュリア


 見るところがズレているんだよと言われるとちと辛いけど、昔の印象はやはり当時の印象でしかないというのをあらためて実感いたしました。

 そうそうこのDVDの特典にはメイキングやらがはいっているんですが、日本語字幕がないのでさっぱり判りません。こういうのはいけずと言います。

 余談になるけども、細菌(パニック)ものでは、バート・ランカスター、ソフィア・ローレン、マーチン・シーンの『カサンドラ・クロス The Cassandra Crossing』(76)、ジョージ・A・ロメロ(彼が監督していたというのは最近知った)の『ザ・クレイジーズ The Crazies』(73)が有名で、まぁ、楽しめます。

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コメント

O-Maruは、美しくなく作品とか判りません
フタキンSkywalkerが、ソフィアを監督したいよ♪


投稿: BlogPetのフタキンSkywalker | 2005.09.22 13:03

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