TBS『戦後60年特別企画”ヒロシマ”』
TBSの『戦後60年特別企画”ヒロシマ”』を見た。ところどころをかいつまんだような稀薄気味な構成だった。特別企画ということで、あれもこれもという結果かもしれない。ドキュメンタリに関しては、どうしてもNHKがうえをいくようだ。
原爆を落した側の人間が頑に謝罪を拒否していた。戦争はお互い様であり、どちらが悪いということではないという理論。被爆者に「謝れ」と言われた彼は「そちらも謝れ」と言っていた。広島原爆資料館を初めて訪れたという彼。ショックは少なからず大きかったはずだ。自分たちのしたことの大きさをようやく知り、それ故に非を認めることを拒否したというところもあったろうと思う。
明日の投下時刻の黙祷依頼が職場の庁内放送であったが、年配の職員もその時刻を正確に知らなかった。一般の認知度はそんなもんなんだとちょっと驚いた。
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コメント
ハロルド・アグニュー氏を追い詰める構成に
TBSらしい演出のあざとさを感じました。
多分、彼にとっては第二のパールハーバーに
なった事でしょう。
素直にBBCオリジナルを放送しときゃいいものを。
日本のマスコミが如何に国民を馬鹿にしているかの
証左だと思います。
投稿: REV3 | 2011.01.17 23:29