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2005.07.18

今関あきよし『アイコ十六歳』(83)

 監督があんなことで捕まっているから、素直に評価のできなくなっている『アイコ十六歳』。それでも富田靖子のデビュー作であるこの作品は、彼女のためにつくられたものといっていいほど、富田が輝いて見える。


アイコ十六歳

監督: 今関あきよし
出演: 富田靖子, 松下幸枝


 こんな事を言うと気分を害する人もいるかもしれないが、あたしはサザンオールスターズは好きではない。キャンディーズと入れ替わりのように現れた彼らは何を言っているのか判らないし、短パン姿というのがどうしようもなくきちゃなくて好きになれなかった。学生時代、サークル仲間とのカラオケはサザンが当たり前で、延々続く。しかも調子こいで腰ふって歌うというヤツがいて頭が痛かった。が、この映画の音楽を担当しているサザンは嫌いではない。あたしがカラオケでサザンを歌うとすれば、この映画の挿入歌である「NEVER FALL IN LOVE AGAIN」と「YaYa (あの時代を忘れない)」くらいだろうか。

 母親役の藤田弓子は45年生まれで当時、38歳。富田靖子69年生まれ、現在、36歳。藤田は2年前の『泥の河』でも十分に母親役を努めていた。今の富田というのは、どうなんだろう。母親を演じられるか? 最近はまともに見かけず、先日、クイズ番組で何年振りかに見かけたのだけど、非常に中途半端な存在にしか見えなかった。なんか悲しい。今やなんでもありになってしまった松下由樹が本名の松下幸枝で出ているが、これは言われても判らない。整形でもしたんだろうか。

 原作はひとつ年上の堀田あけみ。ちょっと嫉妬を覚えた憶えがある。

 珍しく色んな複雑なものが交じる一本。青春の一本という感じではないんだけどね。

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