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2005.06.19

Musical Baton

 こにさんのところから引継です。バトンを渡す相手が5人もいないので、残念なのですが、それ以外はひととおりやってみます。

★Total volume of music files on my computer
(コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)

 音楽は東芝のHDDプレーアの初代ギガビート(5G)で聴いているので、基本的にはコンピュータに音楽ファイルを保存していません。ただし、ギガビートの電池がなくなる等の不慮の事態に備えて、お気に入りのものはストックしています。mp3が128個(473MB)、そしてMIDが108個(4.7MB)です。


★Song playing right now (今聞いている曲)

矢野顕子「また会おね」/「ごはんができたよ」(80)


ごはんができたよ

矢野顕子


 名曲ですね。何がいいかというと全部が好いんですが、特に好いのが大村憲司のギター。この人のギターって何処が好いのか判んないんですが、愛おしいんです。もう、とにかくすべてが好くて聴くたびに泣かさせられる曲です。


★The last CD I bought (最後に買った CD)

近藤等則・IMA「東京薔薇」(90)


東京薔薇

近藤等則・IMA


 買ったと云うか廃盤になっていたものをヤフオクで落札したもの。このアルバムは映画・山本政志『てなもんやコネクション』(90)のテーマ曲になったものが含まれている。映画自体にも近藤等則が出演しています。近藤等則は隣市の出身(本当は間に1市1町あったんだけど、市町村合併で隣市になってしまった)。映画は大阪・浅草・香港を舞台とした無国籍おお馬鹿映画なのだけども、なんとも惹きつけられるものがあったりする。音楽もタイトルが『キマッタオレタチ』(決まった俺たち)といったもので、チンドンジャズと称する人もいるが、填まると填まる。それにしても東京薔薇というのは、あの戦時中、アメリカ軍に向けて降伏するように英語放送していた東京ローズから来ているのだろうか。音楽を聴いているとYMOのSolid State Survivorとか東京ローズというフレーズが何故だか目につく。

 ちなみに『てなもんやコネクション』の曲がこのアルバムに含まれているのを知るために(サントラ盤未発売)、2ちゃんねるにスレッドを立てる必要がありました。


★Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me
(よく聞く、または特別な思い入れのある 5 曲)

Mike Oldfield「HERGEST RIDGE」(74)


HERGEST RIDGE

Mike Oldfield


 この曲についてはここを見てください。他にいう事はありません。

N.H.Brown「Singin' In The Rain」(29)


雨に唄えば



 云わずと知れた映画・スタンリー・ドーネン『雨に唄えば』(52)のテーマ曲。雨の中、タップを踏みながらジーン・ケリーが歌うシーンは映画史上に絶対残るものだが、この歌はついつい口ずさんでしまう。気分が良い時、落ち込んでいる時に奮い立たせる為に、と。この時、ジーン・ケリー40歳。決して若くない歳だけども、あの身のこなしは素晴らしい。それにしてもキューブリック『時計じかけのオレンジ』(71)でマクドウェルがこの歌を歌いながら暴行をするのは悪夢的である。撮影中、キューブリックがマクドウェルに知っている歌を歌ってみろと言われて、唯一フルコーラスで知っている歌というのがこれだったそうなんだが。調べてみるとオリジナル曲は映画より20年以上も前のもの。ちなみにあたしの携帯の着メロはこれである。

The Doors「The End」/「The Doors」(67)


ハートに火をつけて

ドアーズ


 ドアーズのファースト・アルバムの一番最後の曲。映画ファンなら必ず知っていると思うけど、コッポラ『地獄の黙示録』(79)のオープニングとエンディングを飾る曲。原曲に出会ったのは、映画を見てから数年後だった。インストルメンタルでは普通だけど、ボーカルものでは11分という演奏時間は長い方にはいる。録音はスタジオの灯りをロウソクだけにした状態で一発録りした、と、どこかで聞いたことがある。実際に途中、足音が聞えたりする。とにかくアヤシい。狂気と正気を行ったり来たりしているような、トランス状態になれるのが心地よい。オープニングでマーチン・シーンがこの曲を聴きながら太極拳のような躍りをするのだけど、これは有名な従軍カメラマンがこの曲で1時間くらい踊ることもあったという実話からきているのではないかという話もある。とにかくThe Dndなしには、『地獄の黙示録』はあのレベルまでに完成しえなかったのではないかと思う。

The Art Of Noise「Time for Fear (Who's Afraid)」/「(Who's Afraid Of?) The Art Of Noise!」(84)


(Who's Afraid Of?) The Art Of Noise!

The Art Of Noise


 アート・オブ・ノイズの記念すべき第一曲目。このバンドはサンプリングを多用したテクノ系であるんだけども、この曲に関しては他の曲と違って、単なるリズム&ポップスでなく、構成が込み入ったつくりになってて特に好き。このバンドにはMoments In LoveやRobinson Crusoeのようなメロディアスな楽曲もあったりして不思議な感じがする。解散した後、再結成し、ドビッシーをモチーフにしたアルバム「The Seduction of Claude Debussy~ドビュッシーの誘惑~」(02)を作ったりしたけど、オーケストレーションされた楽曲とかもあって初期の頃とは全く別物のバンドになってた。俳優のジョン・ハート(『エイリアン』でいちゃん最初にやられた人ね)がナレーションをしていたりで、渋く、やはりいかしている。

Bela Bartok「A Csodalatos Mandarin」(26)/バルトーク「中国の不思議な役人」


管弦楽のための協奏曲

作曲: バルトーク
指揮: ショルティ(サー・ゲオルグ)
演奏: ロンドン交響楽団


 パントマイムの為につくられた舞踏曲。曲は緩急そして強弱の変化が激しく、初めて聴いた時にはショックを受けるに違いない。しかし全篇通した妖しさは何ともいえない。そして、指揮者を選ぶ曲なのかなという気もする。ショルティとアバドのものを2枚持っていたが、ショルティの切れの鋭いものの方が好みである。バルトークだと映画好きの人に馴染みがあるのは『弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽』だと思う。キューブリック『シャイニング』(80)で迷路やダニーが三輪車でホテルの廊下を走り回るシーンで使われている。


★Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す 5 名)

 ネットの知り合いはことごとくこにさんにとられてしまったので、5人もいません。

 可能な範囲で、中年ゲーマーさんきつつきさんNaoさんの3名におすそ分けさせていただきます。

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コメント

なんとか送りました。死にそうです。やっとビールが飲めそうです。

投稿: 中年ゲーマー | 2005.06.19 20:21

 どもどもです。ご指名受けてくだすってありがとうございました。
 あたしもこれを書き切るのに4時間くらいかかりました。好きな曲というのは、この何十倍もあったりするし、5曲というのは少ないですね。

投稿: O-Maru | 2005.06.19 20:39

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受信: 2005.06.21 10:40

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